「Sweet Rain 死神の精度」

 映画の「死神の精度」を見てきたので感想。

 小説版では、死を判定する死神が出会う人々を描くトリック入り短編集だったんだけど、今回はそんなトリックはなくて、ある女性のエピソードにスポットを当てて、その人生のようなものを描いていることを積極的に伝えてきたので、まあある意味分かりやすい作りでした。実際小説版とはかなり違った印象になってます。

 最近の伊坂には見られない気軽な作品。ああ、もう一度小説版を読みたくなってきたし、文庫版買おうかな~。