何もすることがない!

 学生最終日。昼まで寝てた。明日から社会人といわれても、実感ないなぁ。

 午後から外に出てみた。駅前のミスドで昼ごはんを食べながら本を読む。これ完璧のスタイル。学生街なので女の子グループがしゃべってたりします。

 暇だったのでひたすら南に歩いてみた。そしたら東神奈川駅まで行ってしまった。もうちょっとで横浜まで歩けるんじゃないかと思う。今度地図をみて実際の距離とか測ってみよう。

 そうこうしているうちに夜になる。夜に文化放送を聞いた。中学生のころは雑音リスナーだったけど、はじめて東京で文化放送を聞けてちょっと感無量。中学生のころには思いもよらなかったからなぁ。大人になったもんだ。

リハーサル

 久々だよ、リハーサルって。
 ああ、発表練習をリハーサルだと思えば、何度もやってきたような気がしますが。

 というわけで、入社式のリハーサルのためにわざわざ本社まで行ってきました。8時集合だったので、朝5時半起き、1時間かけて会社に行ってきましたよ。

 午前中は入社式のリハ。人事の人の口癖が“すみませんが”なんですよ。何度も「スミマセンガ××してください」みたいにいうんだけど、このセリフにまったく心がこもってない!
 いい加減何度も言われると苛々させられます。コーチングのセンスもねぇ(汗

 午後はTOEIC試験。一切勉強してこなかったのでぜんぜんダメ。リスニングもダメだったし、得意の文法もさっぱりだった。だけど、後半長文40問はほとんど読解できて、意外といけたんじゃねぇの?
 面接時に提出した履歴書には最高スコアを書いてあるから、今回めちゃくちゃ悪いと嘘疑惑が発生してしまうので、あまり悪いわけにはいかないんですよねぇ(汗
 結果は11日に分かるそうです。うう、悪かったらやだなぁ。

 会社では地元が同じ、三重県出身の人に出会った。いろいろ話しているうちに研究テーマの話に。

 「何研究してたの?」
 「あまり知られてないと思うんだけど、光物性をたしなむ程度に…」
 「え、俺も光物性だけど?」
 「え、じゃあI研って知ってる?」
 「知ってるよ~」
 「じゃあ、光物性研究会は?」
 「行った行った! 発表したよ、3分プレゼンとか」
 「えー、マジでー!?」

 完 全 に 同 業 者 で し た !

 はい。実は何度もすれ違ってるような人です。一緒に飲み会も開かれてます。今まで知らなかったほうがおかしいぐらいで。共通の知り合いとかいるし!(汗
 というわけで、意気投合。ちょっと楽しくなりそうです。

混んでるねぇ

 いよいよ上京です。新幹線代は出してくれるのは当然として、近鉄特急の特急代が出ないというのは地方軽視です、絶対!(汗
 しょうがないから電車の中で文庫本1冊を読みきってしまいましたよ?

 スーツケースをがらがら引っ張りながら移動です。これがつらい。新横浜までは同じような人がたくさんいるからいいとして、在来線ホームになるといきなり邪魔な人になってしまう(汗

 寮は結構きれい。部屋も収納も結構広い。ベッドが堅いのはご愛嬌、って感じですか? ただ、テレビ&冷蔵庫が1階の共有スペースにしかないっていうのはかなり微妙です。せめて各フロアぐらいにおいてくれ(汗
 あと、ハンガーもぜんぜんおいてなくて、これじゃあ設備の悪いビジネスホテルみたいな感じだ。

 何もないからめっちゃ静かです。これが初めての1人暮らしだったらかなり辛いなぁ(汗
 ワンセグケータイ、頼りにしてます!

上京前夜

 なんかタイトルを打っていて「THE哀愁」のような言葉だなぁと思ったりもしたけど、よく考えるとそれほど哀愁漂うわけでもなかったり。

 いよいよ東京へ行く前日。実際にこれから2週間お世話になる白楽ってどんなとこやねん、と思ってネットで検索しまくってました。
 ま、コンビニもあるし、寮の近くには99ショップもあるしと、まぁ生活に問題はなさそうです。
 地図を買おうかと本屋まで行ったけど、あんまり細かく書かれた地図もなく、ネット情報で十分だったので買いませんでした。

 夜は社歌を数回聞いた。覚えていかなきゃいけないらしいので。事前に渡されていたCDを聞いて思わず吹きそうになりました。このノリはなんだ(汗 戦隊モノのノリの音楽で歌詞もやばい。
 国歌が暗いのもどうかとおもうけど、あんな明るい社歌もどうかと(汗

銀行口座

 今日も雑務をいくつか。必要に迫られて地元の銀行の口座を作ってきました。月末だけど小さな支店だし空いてるだろうと思ったら、メチャクチャ混んでました。20人待ちぐらい。
 申込書とかを書いても全然減らないときたもんだ。田舎でも銀行は混むものなのね。

 その後、ちょっと買い物に出掛けたけど、途中雨が降ってきたので急いで帰宅。あとはボーっと時間を潰している感じ。
 「ちちんぷいぷい」で大阪人は元を取るという話題をしていた。スポーツクラブで元を取れているかという質問に、全国平均を大きく上回る91%の人が「元を取っている」と答えて、元を取れていないと答えた人は0%だそうな。さすがに0%なんてことはないんだろうけど、大阪人は「損をする」なんて口が裂けてもいえないのだろう(笑

  久々にぷいぷいを見たら、なんとなく懐かしかった。大阪のテレビを見るのも最後だなぁと思うと感慨深い。角さん、お元気で!(汗

 夜は研修のe-learningを気合で終わらせる。最後の方すっとばしたけど(汗
 明日はTOEIC2日前なので勉強をしなければ(汗

買い物その2

 買い物の嵐。スーツを1着新調。さらにシャツとネクタイを購入。まぁこれで4月は何とかなると思います。

 今日もいい天気でした。こんな天気が続けば4月も楽しく過ごせるような気もしますが、天気だけではねぇ(汗
 やっぱり慣れない地に乗り込むということで、だいぶ気分が落ち込んでいる今日この頃。就職は楽しみなんだけどねぇ。

 そういえば、内定者研修のe-learningの勉強をすっかりやっていなかったので、最近猛勉強、ではなく猛ダッシュで読み飛ばして進めています。はっきり言って身に付いているとは思えませんが、やっぱりexcel講座とかは勉強になります。それにしても、オートフォーマットとか、普段どう考えても使わないような機能を説明して、それを試験に出すのはどうにかしてもらいたいと思いますがどうでしょうか(汗

「図書室の海」/恩田陸

 むふぅ、負けました。「恩田陸は短編も魅力」とかどこかの本屋で見かけた気がするけど、まさにその通りだと思った。「図書室の海」には恩田陸の魅力がたっぷり詰まっていました。

 いままで短編というと、同じような粒のものを並列してあるイメージが多かったが、今回の作品では、恩田陸先生のいろんな作品を読めて楽しめる。この中から自分の好きな作品を見付けられればよいのではないだろうか。みんなそれぞれ好きな作品が異なるというのも、恩田陸の幅の広さを証明している。
 図書室の海というタイトルは、収録されている1作品のタイトルではあるが、この文庫のタイトルにふさわしいと思う。お見事。
 さらに、解説によるとこの作品達は他の作品の予告編に値するというのである。道理でこの作品を読んでいるだけでは、内容がイマイチ分からないものがあるわけだ。
 いや、恩田陸を読んだことのない人にも、一度目にしてもらって、好きな作品を探してもらいたいなぁと思います。

買い物

 結局朝起きられないわけです。家を出発したのが15時ごろ。結局また大阪に戻ってきてしまって、ヨドバシやらHEPやらをうろうろ。多分今日が大阪ラストデーだと思います。次来るときは、どんな用事で、どんなことを思って大阪に来るんだろう?

 今日は用事がいくつか。1つ目は携帯。先日直してもらったばかりで悪いんですが、携帯を買い換えます。新生活も間近だし、何よりポイントを使わず失うのは損した気分じゃないですか!(笑
 あまり大きな声では言えませんが、関西で機種変するのが安いみたいですよ、買い換えた機種も、定価24,800円だったけど、地元では40,000円ぐらいだったし! 今度も大阪で機種変するように頑張ろう(笑

 もう1つ買いたかったものが、カバン。今使ってるカバンは穴だらけのボロボロ。なので緊急に買い換えたかったんだけど、いいのがない。それなりにいいなと思うものは、お値段もそれなりで。1軒見てその店で気に入った15,000円のカバンを買うのもどうかと。どうせなら高くても数軒回って気に入ったカバンを選びたいじゃないですか。もっとちゃんと探してやる!と、明日改めてかばん屋巡りをすることを決意。
 終電は大阪を20時発なので、そろそろ帰るかと考えていたんだけど、どうしてもということで記念品の購入も済ます。おかげで帰るのに特急使う羽目になりましたけど、喜んでもらえて良かった。

 というわけで、明日も買い物に出掛けます。そろそろ疲れが……。

卒業

 卒業式でした。いつも地味な服しか着ないんですが、今日は晴れ着だろ! ということで、ピンクがかったシャツを着ていきました。でも、このシャツに合うネクタイを持っていないというピンチ。しょうがないので大阪で買いました。結構ぴったりな感じなのが選べて嬉しい限り。
 ただ、今日はとてつもなく暑かったです。シャツはもう汗だく(汗

 卒業式は個人的には盛り上がることもなく。ただ、ゲストとして薮中三十二氏が来ていたのには驚いた。どうやらうちの大学を中退して外務省に入省しているらしい。すげぇ。学長の話と藪中氏の話はそれなりに聞いていましたヨ。

 豊中に帰って研究室で修論の印刷、学科単位での学位記授与、打ち上げ、そして打ち上げの途中に抜け出してバイト先へ。歩いている途中にバイト先から「早く来い」との催促メールが届いたりして。申し訳ない。
 バイト先で卒業メンバーでいろいろ話を。女の子の晴れ着も可愛かったです(ぉ
 そうそう、生徒は高校に合格していました。おめでとう!

 ご飯を食べて、もう1つの教室にも寄って、そしてダッシュで帰る。終電になるかと思いきや、大阪駅や鶴橋駅で走ったおかげで最終1本前に乗ることができました。今日の宿(言い方悪くてゴメンナサイ)に着いたのは24時直前。お疲れさま。

「予知夢」/東野圭吾

 17日に読んだ「探偵ガリレオ」の続編。またまた刑事草薙と物理学者湯川のコンビが難事件を解決するといった短編集。

 今回は前回よりオカルト色が強くなったと思う。しかし、そもそも物理学が何かを解決するといえば、それはオカルト的な何か、すなわち常識的に持ちうる科学で説明できない事件が起きたときに初めて、この天才物理学者湯川の出番が来るわけで、そういう意味ではオカルト事件が増えるのはしょうがないだろう。

 今回も「本当にその事件・現象は起こりうるのか」あるいは「そのトリックは成り立つのか」という点について第2章を挙げて考えたい。
 第2章では、犯人を挙げた根拠として、ポイントとして「ガリ」があったと書いてある。古い音響機器のボリュームつまみを捻るときに鳴るがりがりとした音を「ガリ」というらしいが、これを判断の根拠としたと書いてある。丁寧にもラブホテルを取り上げたデータまで書いてある。しかし、それはラブホテル特有であって、さすがにその部屋で同じ現象が起こるとは考えにくい。さらに見た感じでは新しい音響機器となればなおさらである。ちょっと強引なような。
 ──ちなみにネットで検索してみたら、この音から女性の存在を推理する話は他にもあるとかないとか。偶然の産物だと思うけどなぁ。

 まぁ、そんなことを言ってもはじまらない。本文中で草薙が言っているように「犯人が分かっていても、その科学的な事実が分かることで、事件の本質が分かるようになる」というのは真理だと思う。
 できれば、この作品には参考文献をつけてもらいたいと思った次第だ。