I see

だいぶ前に「SMAPっぽい」っていうことで有名になった乃木坂46の「I See」という曲があるんですが、
この曲に改めてはまってしまって、夜な夜な動画見まくってしまった。

この曲、歌詞パートと間奏で調が全然違っていて、そこの間がムチャクチャな転調で繋がってるのに、なぜか曲としてまとまっている、なんとも不思議な楽曲です。

当時は、確かにSMAPっぽいなあ、ぐらいで聞いていたんですが、今回はしっかり曲を味わって、どういうコード進行してるか、どういうギミックが盛り込まれているか、なんてところにこだわって、何度も聞き返してしまった。いやー、名曲だわ。

「キライナヒト」

これが、まあ名曲で。
とりあえずまず、本当にいい曲なので聞いて欲しい。

個人的なポイントとしては、最後の最後、ベース音が「ラ♭ミ♭ラ♭ミ♭ラ♭」と終わるんだけど、
これが漫才の終わりをイメージさせる演出になっていて、センスがいい。
今時、普通の曲では使わない終わらせ方なのに、この曲にはしっくりきています。

W

ゆりあんレトリィバァさんが決勝でやったドラえもんのネタ。
見事でめちゃくちゃ笑ったんだけど、
お客さんの層って、まだ古い方のドラえもんが分かる層なのかな、と思ってしまったり。

あれ、新しいドラえもんのBGM使ってたらあそこまで面白くなかった、かもしれない。
そういう意味で、旧ドラえもんのBGMというのは、
絶妙にドラえもんのコミカルさの演出に一役買っているということで、
作った人は天才かと思うほどです。

誰の曲?

テレビを見ていて、BGMなどに使われている曲が、「誰の曲だろう?」と思うことよく有りますよね。
で、大体、Shazamとかのアプリで知るわけだけれど、
今回は録画もしておらず、Shazamに掛けることもできず、悶々としている曲があったのです。

で、ただ、歌声とか、曲調が特徴あって、
なんか分かりそうでたまらなかったんだけど、
最終的にスピッツの96年ぐらいの曲だということが判明。

これ、スピッツファンだったら馬鹿にされそうだけど、
知らない曲でも、曲調と歌声でアーティストが見抜けたときってちょっと快感です。

ま、よく考えれば、スピッツぐらいは分かるだろ、っていう話ですが。

乃木坂の曲の特徴

今日は超マニアック記事。乃木坂ファンの方に捧ぐ。

乃木坂46の「いつかできるから今日できる」(19thシングル)を聞いて、改めて再認識したけど、
乃木坂の曲って、同じ音(か近い音)が続く旋律を意識的に入れてるんじゃないかと思うんだよね。

今回の曲も、サビ冒頭の旋律は、同じ音が4回続くんですよ。
で、これに気付いたのは「ハルジオンが咲く頃」(14thシングル)の頃なんだけど、
この曲のBメロも、1音隣の音が入るのを除いて8音中7音が同じ音、というのを基本形とすると、
これに似たフレーズが4回続いたりするし。

で、調べてみたら、その他にも以下のようなのがすぐ見つかりました。(ドレミファソ表記はわかりやすくするために調を変えています。)

「君の名は希望」(5th)サビ→5回同じ音続く、が3回繰り返す
  (ドレミファ)ソソソソソソファミレド ソソソソソラファミミ ミミミミミレドシラ・・・
「今、話したい誰かがいる」(13rd)サビ→音は変わるけど、「同じ音の連続」の連続
  (ドドド)ドララララソソソソファミファ (ドドド)ドララララソソソソファシ♭ラ・・・
「裸足でSummer」(15th)→近い音の連続
  ラソラソラソファソラソファファファソ ラソラソラソファソドドラソファファソ・・・ (太字はファ/ソ/ラだけ)

ね?! ここまでくるとわざととしか思えない。
同じ音が続くユニゾン系の曲聞いたら、乃木坂と勘違いしちゃいそうだよ!

アレンジ

マジでどうでもいい話なのですが、近くのスーパーで、
「大きな古時計」をめちゃくちゃポップにしたBGMが流れているんですが、
歌詞を考えたらこんなアレンジできねえだろ!っていうね。

個人的にはいろいろな音楽をいろいろなアレンジにすることは好きなのですが、
原曲のイメージを壊しすぎない、というのは一つの鉄則だと考えていたので、
それを覆すアレンジにたまげました。

いや、褒めてないですよ笑
この曲聞くたびに、いつもイライラしてます。

駅の発車ベル

今日の「マツコの知らない世界」で、駅の発着音を紹介していたらしい。見てないけど。

で、朝の通勤電車で眠っていると、途中の停車駅で気になってイライラしてしまう発車音がある。
どこの駅とは言わないけれど、発車音は常に同じ音圧で構成されているからとにかくうるさい。
伴奏側とメロディ側が同じ音、伴奏の低音と高音で全く同じ音圧(音量)というのが、
少しでも音楽している人からすると、うるさく聞こえてしまう。朝だから余計に。

もう少し、丁寧に作ろうとはしてくれないのかな。しょうがないか。なんて。

関ジャム

昨日の夜にやっていた、「関ジャム」という番組で、
音楽プロデューサーが語るヒット曲分析というのをやっていて、
これが自分のツボにドンピシャはまったのでご紹介。

音楽プロデューサーの蔦谷好位置さんとヒャダインさんが登場して、
「これはやられた!」と思う曲(音楽的にすごい、と感じた曲)の紹介などをしていた。

蔦谷さんが、平井堅さんの「瞳をとじて」のサビに入る前のコード進行が、3回目だけ工夫されていることを紹介していたのだが、
こういうところを紹介されると、本当にニヤニヤしながら見てしまう。
複雑なコードを足すことで、曲に深みが出ることはあるよね。

追加でいうと、逆に、清楚な雰囲気を売りにしている若い歌手の場合、
わざと単純なコード展開を使うことで、ピュアな感じを出したりとか、
プロデューサーは工夫していると思います。

あと、1つの曲を聞いたときに、
「ここはこういうアレンジにしたらいいのに!」と考えながら聞いてしまうというのも、僕としてはあるある。
よくそういうことを考えてしまうので、僕は歌詞が耳に入ってこない病気。

他にも、メロディラインに使う音を減らす、和風のサウンドなど、
僕も「あるある」だと思ってしまうネタを紹介していたので、これもニヤニヤしてしまう。
いやあ、面白かったわー。

ただ、マニアックすぎて、ついていけないっていう人が続出していたのではないかと、ちょっと心配になってしまうよね。

欲を言えば、番組では、分かりやすくするために、
メロディラインをドレミで紹介したり、コードを紹介したり、ある時は譜面を直接出していたりしたんだけど、
1か所(厳密には2か所)ドレミ表示が間違っていたのと、
(その曲の調からして、)フラット表記した方がよいところをシャープ表記にしていた(これは厳密には間違いではないからいいのだが)のは、
音楽を特集するこの番組なら気をつけてほしいところだったかな。

福山雅治

遅ればせながら、福山雅治の「魂リク」というアルバムを聞いた。
かなり古い懐メロをギター一本の弾き語りで演奏しているんだけど、
思ったのは、昔の曲ってなかなかいい曲が多いなあ、と。

…福山雅治を称える日記じゃなくて、ファンの方には申し訳ない!
もちろん、福山雅治の歌声も、選曲もアレンジもいいと思うんだけど、
懐メロのよさが上回ってしまった。

アレンジ

昨日の夜やっていた「音編」という番組がとても良かった。
決められた曲を、どれだけアレンジしたものに変えられるか、ということを競う、という番組で、
いろんなジャンルのアレンジが出てきて、どれもとてもよかった。

最終的に優勝していたんだけど、ハイパーヨーヨというラップユニットがアレンジした「おどるポンポコリン」は、
曲だけでなく、歌詞やリズム、内容までが本当に素晴らしいアレンジで、感動を覚えるほどだった。
あのアレンジを残しておけないのが残念。

僕にとってアレンジとは、一つの曲が何倍にも楽しめるものになる、魔法のようなものなんだけれど、
そもそも、アレンジしがいのある名曲を作ってくれる作曲者あってのこと。
なので、すばらしいアレンジをする編曲者にはもちろん、
原曲を作ってくださった作曲家の方にも最大限の敬意を捧げたい。

あー、音楽って楽しいな!!