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 うわ! いつの間にか1ヶ月終わっちゃったんですね、2008年も12分の1終わっちゃいました。あと12分の11か。

 打ち合わせがあったので今日までうまく残業時間をやりくりしてたんですけどね。3月末に新人の研究発表があるんで、それのために打ち合わせをしてたら遅くなっちゃいました。
 研究発表の準備は、本当はもっと早めにやらなくちゃいけないんだろうけど、いろいろ忙しくて遅くなってました。2月3月はどっぷり研究したいですわ。

 1日1日充実させないともったいない。人生に残された時間はあと何時間だ?

イライラ……

 今日は会社の飲み会でした。それも幹事。付き合いって面倒くさい。ものすごくイライラした。

 まず飲み会中のトーク。男しかいないし、おっさんばかりなので次に結婚するのは誰かとか、この前の合コンがどうだったとか、そういう話ばっかり。
 別に合コンの話がいけないんじゃなくて、当たり障りのない、しかも同じ話ばかりするっていうのがまったく面白くない。どうせならその人の趣味だったり、最近あった出来事とか、オリジナルのネタを話せや!と思ってしまう。誰もそういう話はしたがらないのかな。完全の時間の無駄だ。

 強制参加気味の2次会。水曜日ってノー残業デーだから普段は早く帰って自分の趣味の時間にしてます。数学勉強したり英語勉強したり、音楽聞いたりね。それを潰されることの苦痛。付き合いも大事だろうけど、それって1次会で十分やん。あのくだらない1次会を我慢したんだから、2次会は勘弁して欲しいわ!

 そういう考え方も、30を超えたら、40を超えたら、変わってくるんだろうか? とにかく今日はものすごいストレスの溜まる夜でした。

 深夜になって慈恵医科大の入試問題をチェックした。曲線 r = ae の曲線の長さを求める問題が小問で出題されてました。曲線の長さは範囲外なんですけど、ノーヒントでした。ピックアップするとすればこの問題だけど、同じタイプの問題は他の大学でも出題されていそうなので、それを調べてから公開するか考えまーす。

パラドックス

 今日は早めに帰ってこられたので、久々に「さんま御殿」を見ていた。番組内で「パラドックス」という言葉のイメージが分からないという話題になり、パラドックスの例を出そうとしているんだけど、あんまりいい例が出ていなかった。もしかして誰もパラドックスの意味を知らなかったんじゃないか……。「好きな子をいじめたくなる」というのは間接的なパラドックスぐらいか?

 そもそもパラドックスというのは、ある定義をしたときに自己矛盾に陥るような例のことを主に指します。ちなみに、googleとかで検索かけてみると分かるんだけど本当に嘘が多い。「正しそうだが間違っていることや、間違っているようだが正しいことをいう」とか大嘘ですよ(汗
 「急がば回れ」というのはまさにパラドックス。急いでいるのに回り道をするというのは、1つの文章に相反する内容が書かれています。これがことわざとして成り立つのは、相反しているにもかかわらず経験上その通りであることが多々あるから。

 例えば「この文は間違っている」という文章は有名なパラドックスです。間違っているのなら、この文は正しいことになってしまっておかしいし、文章が正しいとしてその通りに読むと文章は間違っていると書いてあってやっぱりおかしい。この気持ち悪さがパラドックスの特徴です。
 なんとなく気付いているかもしれませんが、結構数学的な内容です。

 でも、そんなに深く考えなくても世の中にもいろいろパラドックスがあるんですよ。それを今日は紹介します。

「This page is written only by Japanese.」
 日本語版しかないです、というホームページによくある文句。そこに英語があるやん!って突っ込めばよい。

「暑い冬」
 パラドックスでもなんでもなくて、完全に地球温暖化の影響。今年は寒いけどね。

「塩キャラメル」
 お菓子界のパラドックスや~。しょっぱいと甘いのパラドックス! ……単に原材料を並べただけか(汗

「西の魔女が死んだ」/梨木香歩

 超有名なこの作品。ああ、何で25歳にもなって読んでるんだろう(汗

 でも、意外と25歳でも楽しめる。反面、なんでこれまで読んでなかったんだろうって、ちょっと後悔する。「名作は、読むときの自分によって違う作品になる」というのは、紛れもない事実だと思うんだけど、この作品をもっと若いときにただ読んでいたときにどんな気持ちになるんだろうっていう、どうしようもない問題だ。

 児童文学といわれているけど、そこにはおばあさんの一回りも二回りも大きな人間が描かれていて、“小娘”まいの悩みをうまく解決しちゃいます。ちょうどまいのように悩んでいる女の子が、この小説を読んで新しい自分に生まれ変われるんじゃないかなぁと思います。

 魔法を掛けられたのは、まいじゃなくて、読者なんじゃないかなあ。

いま、やりたいこと

 いま、やりたいことがものすごいたくさんある。自分のメモとして書いておくと、

  • 英語の勉強(1月中に1冊テキスト終わらせる!……予定なのにまだ半分)
  • イズミの数学関連(早慶問題集のメンテナンス、入試演習の項目充実、新企画、数学テキストの編集など)
  • 数学の勉強(勉強したいテキストがあるからそれを読みたい)
 1つずつ片付けていくしかないってことは分かっているんだけど、それがなかなかできないんだよね。
 たとえば昨日はセンター解答作ってたら1日終わってしまって英語の勉強まで手が回らないし、みたいな。バランスよくやるためには計画をもっと綿密に立てたらいいのかもしれないけど、どれも所要時間が読めない上に、こだわればどれだけでも時間が掛けられるものばかりだからなかなかうまくいきません。

 当然平日はほとんど時間がとれないから、ノー残業デーの水曜日と土日しか時間がない。これから先は会社でも新人の研究発表(卒論みたいなもの)をしなくちゃいけなくなって、これまで以上に時間と余裕がなくなってくるし。

 あとは睡眠時間を削るしかないんだけど、これ以上睡眠時間を削れる気もしないし。うーん、なんとかならないかな!!

 ……この日記を書く時間を削れば1日15分ぐらい確保できますけど、どうします?(汗

肩こり

 以前は全然肩こりなんてしなくて、肩こりってどんな症状?と言っては、肩こりで悩む人に殴られそうな人間だったんですが、去年ぐらいから症状が出始めた。肩こりは本当に辛い。最近は毎日肩こりしてて、ちょっと姿勢が崩れた状態で維持されると体中が痛くてしょうがない。姿勢が悪かったんだろうなぁ。

 まぁそんなこんなで、肩こりにも負けず(負けてるけど)今日は1日TeXを打ち続けてましたよ、そりゃあもうひたすら。おかげで、センターの解答のPDF版ができました。レイアウトを決めるまでが大変で、実質打ち込んだのは10時間ぐらいかな。

 そんなわけで、この日記を書くのも辛いぐらい肩こりしてます。で、肩こりを何とかする方法って、ないの?

残業時間

 いつも仕事を教えてくれている先輩が飲み会で定時帰り。ということは!
 ……今日は僕も早く帰ってきました。いえい!

 まぁ、もはや残業時間が残っていないわけで、早く帰らないとサービス残業になってしまいます。まぁそう言ってても毎日多少やっているような感じになっていますが。

 そろそろセンター特需も終わって、イズミの数学も平穏なヒット数になってきていますが、まだサイト的には終わってません、PDF版の解答を作らなきゃいけないのです。
 ここ1週間、PDF版の解答を作ろうといろいろ試行錯誤してたんだけど、それはどんなレイアウトにしようかということを考えていろいろいじってたのです。でも、あまり難しいことはできずに無難なものに落ち着いちゃいました。あとはひたすら打ち込んでいくだけだ。
 今日は数学IAの前半まで打ち込んだので明日も引き続き。結局夜遅くなってそれ以外のやりたいことが出来ずに寝る。打ち込む作業ってめっちゃ疲れるのよー。

給料日前日

 うちの会社は1年が1月スタートなのですが、今年から自分の等級が見習い兵士からノーマル戦士ぐらいにあがったので、それに伴って給料もアップします。
 給料日前日の今日は明細が配られます。やった!昇給だ。
 その代わり、今年から住民税とかいう新たな税金もあるんだよねぇ。これを考えると、プラマイ0ですか。(適用される)夏以降が恐怖なり。

 そういえば12月は残業もものすごいやったので、おかげでかなり大量にお金が入ってました。よーし、来月も頑張ろう!

注射

 秋ぐらいに中国に行くかもねー。私用じゃないよ、仕事の関係で。工場があるのは大体中国とかだからねぇ。下っ端の僕がわざわざ中国に行って何ができるかっていうと疑問だらけですが。中国での仕事の内容自体、細かいことは全然分かってないんだけどね。

 で、そのためには注射を受けなきゃいけないっていうことで、今日行ってきました。まぁ仕事もサボれて、会社のお金でタクシー乗って病院行くっていうのもいいけどね。
 でも、病院では看護師さんが最初から最後まで案内してくれるというしょぼいVIP待遇みたいな感じでした。結構待たされたけど。
 で、今日は破傷風とA型肝炎の予防接種で、右と左に1本ずつ打たれました。両腕に注射されるなんて初体験です!

 ちなみに同期には誰もいません、いきなり中国行くような人は。恵まれてるのか恵まれてないのかは非常に疑問です。

「チーム・バチスタの栄光」/海堂尊

 このミス大賞、映画化と何かと注目の「チーム・バチスタの栄光」を読みました。ミーハー。
 ちなみにこれが本当の今年の1冊目。実家の母親が読んだやつを借りてきました。母親もミーハー。あと、例によって例のごとく上下分冊(汗

 これが処女作、という意味ではよく出来ていると思う。やはりキャラクターが立っているというところがよい。田口と白鳥。この二人の名コンビは読んでいて楽しい。実際今年のこのミスにもこの二人を主人公とした短編が掲載されていたりする。
 あと、著者が実際の医者であるということもあって、医学的な部分がよく書かれている、らしい。実際のところ一般ピープルにはそこらへんはあまりよく分からないんだけど。

 ミステリとしては、読んだだけで犯人が推理できるかといえばノーだし、ミステリ要素は少ないと思うが、逆に言うとリアルミステリ、現実味のあるミステリという観点でみるとこれまでにない新しさと驚きをもたらす。そういう意味では大賞に選ばれた理由も分かるような気がする。

 多少医学的な記述が多いかもしれないけど、読みやすい本です。