昨日の相棒は「通訳者」がコミュニケーションを操作しうる、ということがテーマになってましたが、
中国語が聞き取れると、相当初期の場面で「あれ、なんか言ってるぞ」とわかってしまうストーリーでした。
いや、それ以前に外国語のシーンなのに翻訳された字幕が出ないことが、そこにトリックがあるという何よりの証拠でしたね。
さて、通訳というのは難しくて、
ただ言葉をそのまま訳すだけで通じるぐらい天才的な通訳者がいればそれはそれですごいけれど、
大抵の場合は「自分の知っている知識や会話の背景」を駆使して説明しないと、
お互いのコミュニケーションに齟齬が生まれてしまうものです。
結局、言葉はツールであり、如何に状況を把握する力が重要か、
ということを思い出すストーリーでした。