飲み

 突然だったんですが、1年半ぶりぐらいに会う友人と飲んできました。GW中にでも会おうか、という話になっていたんだけど日が合わなかったので今日に。仕事なんか定時で切り上げて新宿までゴーゴー!

 久しぶりだったということもあって、飲み屋でひたすらしゃべりまくってました。仕事とかプライベートなこととか、いろいろ悩みを抱え始める時期です。頑張ろうぜい!!

「庵堂三兄弟の聖職」/真藤順丈

 真藤順丈といえば、地図男なんだけど、本屋で平積みになっていたので読んでみた。
 結論だけをいうと、面白い設定で、文章は読みにくい。あれ、地図男と変わらない感想だ(汗
 
 前回の地図男に続いて、今回は死体の骨や諸々を使って品物を作る仕事を生業とする兄弟の話。まさにホラーをまったく違う角度から書き下す技術には脱帽してしまう。
 一方で文章が読みにくいのは変わらず。もう少し、丁寧な文章だといいなあと思うんだけど、どうでしょう?

 でも、それを気にしなければかなり楽しめると思います。とにかく不思議な設定を楽しんでもらいたい作品です。

びっくり

 そういえば、こないだ実家に帰る前に親から「荷物届いてるよ」といわれた。荷物の送り主が高校時代の先輩(こないだの結婚式で会っている人)だったので、「なんだろう? 写真か何かかなあ」と思っていたんだけど、荷物を見たら大きさこそ写真サイズだったんだけど、もっと分厚い何か。あけてみたら本とメッセージが届いていました。

 まったく本を贈られるような心当たりがなかったんだけど、みんなにプレゼントとして本を贈っていたみたいで、急いでその先輩にメールでお礼。
 GWにまた地元で飲むことになってるんで、それまでには読み切っておかないとなあ。

関東飲みスペシャル

 大阪から出てきたメンバーで毎月飲んでいる飲み会ですが、毎年4月は新たに社会人になって東京にやってきたメンバーを歓迎したりしてます。
 今回は赤坂。なんか社会人って感じがしますなあ(笑

 といっても、毎年4月だけなんだよね。研修で東京に来て、5月以降は地元大阪とかに帰っていってしまう。残念(涙
 去年もそうだったし、今年もどうやらそうなる予感がします。まあしょうがないですな。

 日曜日っていうこともあって、それほど遅くならないうちに帰宅。もうすぐGWだなあ!

大雨のなか

 大雨の中、実家に帰ってきました。常磐線と山手線と京急線を乗り継いで1時間半ぐらい。
 家がどこなのか分からない状態で、駅に着いたところで父親からメールで道案内してもらったんやけど、よく分からんし、土砂降りやしで、散々ですけど。

 でもまあ、実家に帰って久々においしいご飯が食べられて幸せです。やっぱり実家はいいなあ。

実家

 仕事が速く終わったら、引越し後の実家に帰ろうと思ってたけど、結局遅かったので明日にすることにして、今日のところは家でまったり。
 明日も大雨っぽいなあ。

「蜂蜜のデザート」/拓未司

 グルメ系小説の第2弾。前作の「禁断のパンダ」で斬新なグルメミステリーというジャンルを確立した……の続編。今度はスイーツが事件の鍵を握ります。
 あらすじは、書けば書くほどコメディの相を呈してくるのでこれぐらいにしておきますが、これがなかなか面白いのです。それほどヒネったストーリー展開でもないし、書いてある食べ物の記述はへたなグルメ雑誌より想像をかきたてるしで、いったい何の小説なのかよくわからないですが、料理人ならではといった犯罪や思想があって、有無を言わせず楽しめると思います。

レビューをして思うこと2

 もう少し思うことがあるので続き。

 新しい作者の文章を読むのは、とても力が要ることがある。たとえば僕の場合はモリミーこと森見登美彦先生の文章。
 はじめ、マジメな文章だと思って「太陽の塔」を読んだ。京都の陰湿大学生の生活を描いた文芸作品だと思って読んでたんだけど、さっぱり理解ができなかった。どこが面白いんだ、と。
 けど、続けて森見登美彦先生の文章を読んでいったら、驚くほどにはまっていきました。ああなんだ、この人の妄想をひたすら書いている作品なんだ、と分かるとあとは簡単。森見先生の妄想の中にただ身を委ねればそれで楽しめるのである。

 また、読後の感想っていうのは、かなり読み手のバイオリズムに左右されているように思う。自分がほしいと思っているジャンルを、ほしいときに読めればぴたっとはまるし、心が狭いときに読むと、ちょっとでも気に食わないと面白いとは思えなくなってしまう。

 だから、アマゾンのレビューも、僕のレビューも、だれも気にせず、自分が読みたいと思う本を読んだらいいんだよ、多分。