PDCAなんて理科の基本

仕事しているとPDCAとかいう言葉聞きますよね。
Plan-Do-Check-Actionというやつです。知らない人はWikiってください。
今や経営管理の指標として、ISO9001とかにも採用されているらしいです。

ところで、これ、小中学校の理科で実験する時とかに、こういうことやらなかったですか。
Planとは実験計画を立てること。どのような実験をやるのか、きちんと計画を立てるべきですね。(小中学校でやるときは、すでに題材が決まっていることも多いですが。)
Doとは実験そのもの。やってみて、何かしらの結果を得ます。
Checkとはその実験の分析です。思った通りの結果を得られたのか、予想外のことが起きているのかの分析です。
Actionとは、実験の考察に当たる部分です。その結果や予想外の事実について深彫りして、もし次の実験があるならその予想外の部分の影響をどう取り除くかを考えたり、あるいは予想外の影響を加味して理論の方を調整するか考えたりすることです。

思うに、PDCAなんて大層な名前を付けていますが、
小学生や中学生のうちに、このPDCAの基本は学んでいるわけです。
それを偉そうにPDCAがなんちゃらとか言っている経営学の学者や経営陣はイケてないし、
もっとイケていないのは、そういうことができていないサラリーマンたちだ。

当然言うは易し、行うは難しというのはあるけれど、
言いたいのは、そもそもこの概念が備わっていない社会人は小学校からやりなおせ、ということ。

ほんと腹立たしいことが多いわあ。