大雨

今日は朝から夜まで一日中ザーッという強めの雨が振り続ける一日でした。
日本だったら、まあこの時期よくある雨なんですが、
ほとんど雨の降らない北京では暴雨と呼ばれてました。所変わればだなあ。

一番の問題は、治水がうまくできていないこと。
あまり雨の降らない街なので、一度大雨が降るとそれを排水するキャパシティを超えてしまって、街中が海になってしまう。
僕の通勤経路はそれほど問題ではなかったけど、案の定外を歩く部分は、傾斜が全くついていないので、
そこらじゅうがすべて水たまりになっていて、どう頑張っても避けられない作りになってます。
もうちょっと考えて作ってほしいものです。

明日は晴れるといいなあ。

メリハリ

1.5日お休みを頂いていたので、今日からまた仕事復帰。

毎回そうなのですが、やっぱり3日程度休むと脳が一旦リセットできる。
しかも日本に帰ることで、頭の言語が中国語から日本語に切り替わるというのも、
その脳のリセットを促進してくれている気がする。

日本に帰った後の出勤日は、身体は多少疲れているものの、普段よりさわやかな気持ちで出社できている気がする。

メリハリをしっかりつけることは、仕事面でも生活面でもいいことなので、
これからも意識的に付けていこうっと。

酒々井アウトレット

今日の戻り便が夕方の成田空港からの飛行機だったので、その前に酒々井プレミアムアウトレットで買物してきた。

今回は荷物を成田空港に置いていきたかったので、先に成田空港に行き、空港からの往復チケットで移動。
往復チケットは700円。京成バスのチケットカウンターで購入できます。
ちなみに、ここで買うとアウトレットで使えるクーポンリーフレットがもらえて、これがまたお得。

とりあえずアウトレットを一周。
一周といっても、なかなかの広さがあるので、気になるお店に入りながら回ると、それだけで2時間ぐらいかかります。

今日はめちゃくちゃ暑かったのに、今日の服装は北京から履いてきたのは長チノパン。
さすがに暑いので、短パンとそれに合う靴を買うことにして物色。
いろいろ回った結果、EDWINとVANSでそれぞれ買物することにしました。
クーポンリーフレットのおかげで、店頭価格からさらにそれぞれ10%引き、500円引きになって、これだけで1,500円ぐらい得しました。交通費以上にお得!

さらにEDWINでは免税処理もできました。
酒々井アウトレットの免税システムは、各店舗で行う場合と、アウトレット共通のカウンターで行う場合があるのですが、EDWINの免税処理は後者。
免税申請用のリーフレットにレシートを貼り付けてもらって、最後にまとめてカウンターで消費税を返金してもらいます。

カウンターはインフォメーションカウンタの裏の方にあってすごく小さいカウンターでした。
外国人も多いのに混雑時は大変だろうと心配になるほどでしたが、手際はとてもよくて、すぐに処理してくれました。

今回、そのほかの店でも買い物をしたのですが、
4万円強の買物に対して、クーポンの割引が約1,500円、免税が約2,700円と、1割ぐらいお得に買い物できました。

そのほか、ゆめ牧場のソフトクリームとギャレットのポップコーンは必見ならぬ必食。
特にソフトクリームはミルクの味がしっかりした濃厚な味で本当においしかったです。

パイナップルケーキ

先日、台湾に出張に行った中国人同僚から、お土産のパイナップルケーキをもらった。
これが意外においしかったので、お店を検索したら東京にも出店していたので、ちょっと訪問してきた。

表通りからちょっと中に入ったところにある店舗は、隈研吾設計の独特な設計。
原宿や表参道の雑踏から離れて、お店もとても落ち着いた雰囲気。
2Fはイートイン兼販売エリアになっていて、案内されるとまず無料で台湾烏龍茶と売り物のパイナップルケーキが出されます。
これ自体は無料なんだけど、そのままは帰りづらいので、結局パイナップルケーキを買って買えることになってしまう。
タダより高いものはないとはこのことです。
でも、ここのパイナップルケーキは高級感もあり、お土産にちょうどいいなあという感じ。

お店も面白い建築なので、一度訪れてみてもよいかも。

<SunnyHills>
東京都港区南青山3-10-20
03-3408-7778
http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13163569/
www.sunnyhills.com.tw/index/ja-jp/

沈金体験

KITTEの地下で、福井県の物産展的なことをやっていた。
越前工芸品などを中心に販売していたり、実際に職人さんが来て実演していたりしていた。
体験コーナーもあって、越前和紙作りと沈金体験ができるというものだった。

一緒に行っていた方が沈金に興味があると言っていたので、体験してみることにしました。
沈金とは漆器に傷を入れて、そこに綺麗に金を埋め込んで美しい模様を描く手法で、
高級漆器に模様が付いているものは、この手法によって模様が描かれているのだそうです。

彫刻刀のようなノミのような道具で、漆塗り(今回は体験なので、本物の漆ではないだろうけど)の板に模様を付けていきます。

初めにプラスチックの板で練習させてくれたのだが、これが本当に難しい。
先生が教えてくれるのだが、まったくもってまっすぐ線が引けない。
絵を書くとなると、その曲げていかなければならないのでさらに難しい。
10分ぐらいひたすら板に傷を付けていくが、うまくいく気がしないぞ……

そうこうしているうちに本番の板に絵を描いていく時間です。
一度傷を入れてしまうと、もう元に戻れない一度きりの作業。
でも大抵うまく線を引けることはなくて、思ったより長くなってしまったり、
思った角度に曲げることができなかったりと、うまくいかないものです。

最後に彫った溝に漆を塗り込み、そこに金粉を入れ込んでいくと完成です。
しっかり金を埋め込んでいくから、沈金というそうです。

たった500円で、興味深い体験ができました。
ぜんぜん絵は書けなかったけど、面白い体験でした。

2016-07-16 15.09.28
●練習用の台

日本へ!

今月もまた帰国です。
午前中まで仕事、午後は空港に向かい、飛行機に乗ればあっという間に羽田。
こんなに近いのになあ。お金さえあればいつでも帰るのに。

今回も大忙しの3日間、しっかり満喫していかないと。

週末日本

4月に海南航空(深夜便)を利用した弾丸帰国をしました。その時のスケジュールはこんな感じ。

北京→羽田 HU7919 土00:05→土04:10
羽田→北京 HU7920 月05:10→月08:30

この時も書きましたが、これは本当にしんどい旅程で、
土曜日朝羽田についてもすぐに羽田から出られず1時間待ちぼうけになり、
帰りは羽田に終電で付いてから3時間以上待たないといけません。
しかも、少なくとも月曜日午前中は休まなければならない。
(というか、疲れ過ぎて一日休む羽目になる。)

そんなわけで、さすがにこの旅程では何度も日本に帰れない!と思っていたら、
7月末からこのスケジュールが変更になることが、本日告知されました。
⇒关于海南航空北京=东京羽田航线时刻调整的通知

新しいスケジュールだと、週末に次のような旅程で日本に帰れるようになります。

北京→羽田 HU7919 金20:15→土00:30
羽田→北京 HU7920 月01:30→月04:30

これだと、日本へは仕事終わりに直接空港に行けば間に合う時間帯、
帰りは終電ごろに羽田に着けば、飛行機の中で夜を明かし、朝の出社に間に合うスケジュールとなり、
しんどいことには変わりませんが、会社を休むこともなく、行き帰り共に無駄な時間を減らすことができます。

唯一の問題は金曜深夜に羽田に着いた後の動き方で、微妙な時間帯の到着なので、動きが限られてしまいます。
方法は2つ。
空港近隣のホテルにタクシーで移動して休むか、
深夜バスでどこかの街に移動して、ネットカフェか何かに入って朝を待つことになります。

ホテルだと、真っ先に思いつくのが空港併設のロイヤルパークホテル ザ 羽田ですが、ここは高すぎる!1泊2万円前後してしまうので候補外。

となるとしょうがないのでタクシーで移動するしかありません。

もう一つが深夜バスを利用する方法。
深夜に羽田を出るバスの一覧は、このサイトに掲載されています。
これを見る限り、不夜城である池袋・新宿や六本木方面にも出ることができます。
これだと、始発までどこかのバーや居酒屋、レストランで食事をしながら夜を明かすこともできますね。

もはや徹夜はできない年齢なので、出来るだけ安く、しっかり休めるところを確保したいところです。

「ブリッジ・オブ・スパイ」

舞台は冷戦戦時下。
ソビエト側スパイの弁護人を任されることになった弁護士ドノヴァンが、
運命のいたずらか、東ドイツで捕まったアメリカ人スパイの救出を任されることにになってしまう、という物語。

確かにこの弁護士ドノヴァンはやり手。
将来アメリカ人スパイが捕まった時に交渉のカードになるからと、世論に逆らいながらもソビエト側のスパイを死刑にしないよう画策。
この画策はうまくいくが、やはり世論を逆撫でしてしまい、一時期は家族ともども世間から冷たくあしらわれることになる。

しかし、この予想が見事に当たり、アメリカ人スパイとの交換のカードとして使うことになり、その交渉を任されてしまう。
最後の最後でも、この弁護人の交渉力がものをいい、しっかりと有利な交渉をまとめあげる。

スピルバーグ監督作品だと言うのは、まったく気付いていなかったのだけど、
さすがというか、こういう事実をもとにした作品が、素晴らしいクオリティで完成させられるこの力量こそ、
スピルバーグ監督の素晴らしさなのかと、改めて発見した作品だった。

何が間違いかを知ること

先日、失敗体験を継承する、という話をして、
これは勉強についても言えることだな、と思ったので今日は勉強における失敗の話。

小学校の算数の勉強本で、古くから「ドラえもんシリーズ」というものがある。
僕も愛読していたこのドラえもんシリーズ、何が良いかと言うと、
算数の問題に対して、必ずのび太くんが小学生がよくやる間違いを実践してくれるのだ。
それを見たドラえもんが、それは間違いだよ、と伝えてくれる展開になっている。

つまり、問題の解き方だけでなく、
この問題が出たときにこういう風にすると間違いだよ、間違いやすいところはここだよ、
ということまでを一緒に教えてくれる内容になっているということ。

僕はこの「何が間違いかを知ること」が勉強におけるポイントだと思っていて、
どういう間違いをしがちか、というところをきちんと押さえておくと、
勉強も速く、しっかり学ぶことができると思います。

人生においても、勉強においても、失敗体験を継承するというのは大事なことだなと思うのです。