測定人間

 最近は仕事がいろいろ忙しくて、今日も22時。中国は21時か(謎
 仕事の話しか書けないので、今日はこんな話題。

 最近は、いろいろな「測定」が多い。1回の測定に数十分かかったり、それをある一定の周期で何度も測る、っていうようなこともあったりで、結構時間を食う。今日も夕方19時から21時半はずっと測定だったし。昼間も4時間ぐらい測定で拘束される。打ち合わせの次に退屈な仕事だ。ただ、単調だけに楽っていうこともあるけど。

 そんなことを思いつつ日々業務を遂行しているわけですが、今日同期の友人と話していたら、「最近俺は測定人間でさ」という話になった。
 「測定人間」の定義は、測定ばかりに追われて、なぜその測定が必要なのか、何を見れるのか、この結果に対してどのような展開が予想されるか、という考察をせずにただ機械を動かしているだけの人間のこと、そうなってしまっている人のことらしい。
 そもそも純粋科学以外の学部を出ている理系人は、大学で実験に追われているから、この経験は多少なりともあるだろう。僕も経験がある。そして、忙しければ忙しいほどこの傾向が強くなってしまう。これは万事に通ずるか。

 僕自身、深く考えたことはなかったけど、少しずつ「測定人間」に傾いていたかもしれない。このタイミングでそのことに気づかせてくれた友人に感謝。今度時間ができたら、もう一度今やっている実験の内容を吟味してみよう。
 ……そんなことをいいながら、時間ができないんだろうけどさ(汗

あちゃあ

 「あちゃあ」って読み方で何とでもなるなぁ。激しく読んだら攻撃的だし。ちなみにタイトルの「あちゃあ」は激しく後悔している様子です。

 今日は早く帰ってきたのをいいことに寝てしまって、気づいたら夜中になってしまっていた。仕方ないからそれからご飯を作る。そしてまた寝る。明日も仕事だっていうのに何してるんだか。

 今週は遅く帰ってばかりで、自分の勉強が全然進まないです。英語とか数学とかやることはいっぱいあるのにさ。今後仕事が忙しくなったら毎日こんな感じかなあ、それはそれで辛いなぁ。体力的問題よりも時間がないことが辛い。

「試験に出るパズル」/高田崇史

 実家から持ってきたミステリ・シリーズ第2弾。高田嵩史さんのシリーズです。QEDシリーズが有名で、それもあったんだけどちょっと興味のあったパズルシリーズの方から読み始めました。今まで読んでた森博嗣に比べればこっちのほうが謎解き感がUP。あと読者と近い感じもする。森博嗣の作品はなんか遠い世界の話のように思えてしまうから……なんて比較ばかりではダメですな。

 有名な論理パズルがいくつも登場するこの作品。作品のトリックもパズルや謎解きがメインで、こんな日常があったらどれだけ面白いことか、と思ってしまうものです。ただパズルやミステリで重要な“設定”が千波くんのセリフによって雁字搦めになっていくのには違和感を覚えてしまった。これはだめ、あれはだめ、っていう禁止事項の条件が多い。なんかサプリガードみたいだ。

 解説にもあったけど、この中でもっともパズルらしいパズルは最終話、嘘つき小僧が出てくる話だ。「天国と地獄の分かれ道にいる案内人は、嘘つきか正直者かわかりません。天国に行くにはどうしたらよいでしょう?」は非常に有名なパズルだけど、この応用版が小説になってしまうという興味深いストーリー。実際パズルとしても非常に出来がよいと思いました。

さようなら3連休。

 気づいたら16時でしたけど何か? 昨日疲れて帰ってきたのが悪かった。そういえば昨日はあまり寝てないし。
 まぁ充実していたといえばそうなんだけど、起きたら夕方っていうのはそれはそれで物悲しいものが。

 日曜だという感覚がどうしても抜けなくて、笑点見ようとテレビをつけてしまった。そんな自分に幻滅しつつ、買い物に行ってご飯食べて終わり。さあ仕事だ。

関東遠恋会

 いつの間にかこんな名前が定着しだした元バイト先関東組の飲み会開催日。普段茨城に引きこもっている僕からすれば、首都圏に出かける久々のチャンスです。

 まずは電車で読む本を借りに図書館へ。まぁいくつか候補を考えていたんだけど、思いがけず伊坂幸太郎の「砂漠」があったので、それを借りてから出発。大抵行き帰りの電車で1冊読みきってしまうんだけど。

 今回はいろいろ回ってこようと思って、都区内フリーきっぷを利用していってきました。PASMOの意味ねぇ(汗
 というわけで、まずは銀座へ。プランタン銀座マロニエゲートでOLが集まる銀座、ということでちょっと覗きに。

 有楽町駅を降りて少し歩くと、高級感漂う感じの人が増えてきた。ひえぇぇ。そんなこんなでちょっと慄きながらも到着。プランタンのほうは明らかに茨城のしがない男性会社員が1人で入っていけるような雰囲気もなかったので(女性物ばかりだしね)、マロニエゲートに。まぁ、ショップは正直買えるようなものもないし、買いたいものもなかったので、東急ハンズ銀座店に行ってきました。

 まぁ、普段の東急ハンズと同じ感じで、かなり楽しい店内。見てるだけで欲しくなってしまうあたりが恐ろしいですわ。
 今日もちょっと欲しいと思ってしまった商品があってさっそく購入。魔法瓶みたいになってて、中身がぬるくならないマグカップなのだ。今は冷やした飲み物が冷えたまま飲めるし、冬場はぬるくならないし。また使った感想は今度書こう。

 
 ■銀座ハンズの紙袋

 そのあとは新宿に行ってマックカフェによりつつ本を物色してきました。中央線に初めて乗ったよ、東京から新宿って近いねぇ(笑
 マックカフェさあ、歌舞伎町にあったらカフェとして楽しめないよ、うん。これだったらもっと普通のカフェのほうがいいや。

 
 ■マックカフェ

 あと、本屋の物色はイズミの数学用にいくつか演習書を買おうと思って言ったんだけど、結局は何も買わず仕舞い。でもまたちょっと刺激を受けてしまった本もありつつ。こういう本を見かけると負けてられないなぁと思ってしまう。

 そしてそろそろ待ち合わせの渋谷に行くかなぁ、って思ったら、なんか待ち合わせ30分遅くなったみたいだし。渋谷で暇しちゃうわ~。
 昼ごはんもあまり食べてなくて、ここのところ栄養不足の体はそろそろ限界で、早くご飯を食べたかったんだけど、待ち合わせ時間に行ったら幹事がさらに30分遅れるだとよ! トータル1時間押し。

 というわけで、7時過ぎにスタートした飲み会は、今回も楽しい雰囲気。社会人になって半年、みんなどんな感じなのかなぁと聞こうと思ったら、いつのまにか勉強しない高校生や大学入試の話になってしまった。教育業界に勤める人がいるからやけどね。
 めずらしく2次会(なぜかマクドナルド)が開かれて、そこではM先生の話を聞くことに。マックで恋愛話をする3人って、なんかその辺の高校生と変わらない気もするけど、なんか遠恋会らしい感じ。僕は茶々入れてただけなんだけどね。

 帰りは常磐線が一部止まってたりして冷や汗かきつつも家に25時到着。楽しい一日でした。

3連休

 いやー、待ちに待った3連休です! 昨日は2時ぐらいまで夜更かししていたせいなのか、今日起きたのは昼過ぎでした。
 週末の天気はそれほど良くない、なんてことを愛ちゃんも言ってたと思いますが、今日天気予報を見てみると、3連休は晴れ渡ってお出かけ日和になってます。

 そんな中、今日はTeX打ち三昧。明日は出かける予定なので今日はひたすら打ち込もうと思ったんだけどなぁ。ほんっと、全然進まない!
 10日前に残りの記事を列挙したんだけど、このときからほとんど進んでない!
 実際には10ページ以上記事を書いて進んでいるんだけど、全部当初の予定よりも増えた内容だったりして。

 あと15ページぐらい書けば終わるはず。第9巻第2章までの記事の公開は10月頭、ページ数は270ページ程度を想定してます。とかいいながら伸びるんだけど。

「死神の精度」(単行本)/伊坂幸太郎

 伊坂作品が待ちきれなくて、図書館で単行本を借りて読んでしまいました。ここに単行本で読んだものを書くのは初めてかな?
 
 短編6作。ダークとライトの間。伊坂幸太郎の絶妙なバランス具合が発揮されている作品。
 短編といえば「チルドレン」を思い出すけど、今回はそれほど関連もない。ただ今回も少しだけ前のストーリーの人物が出てくる。どうせ出すならもっと絡ませたらいいのに!と思ったのは僕だけではないはず。
 死の判定をする死神。そのトリックをうまく使った事件もいくつかあるし、考えさせられる作品もあった。「旅路を死神」という作品はまさにそれ。うまく構成してあるなぁと思いつつ、いろいろ考えてしまった。僕のお気に入り。
 あと最後の「死神対老女」もなかなか。最後のストーリーとだけあって普段と雰囲気が違う。老女の生き様はすごい、そしてそのキャラクターを生み出した伊坂幸太郎もすごい。
 
 来年春に映画化ってことでこれも是非見に行こう。

「イニシエーション・ラブ」/乾くるみ

 友人に薦められて読み出した本書。最後の最後で、「え?」ってなってしまうこと請け合い。読み返したくなる小説、っていう触れ込みはそれほど嘘じゃない。

 ところどころで違和感を感じつつ、最後を読んだときにやはりクエスチョンマーク。ただし、最後のほうの情報はかなりのヒントになっていて、それらの条件を組み立てなおすと自ずと答えが出てくる。単純な答えを出すだけなら、ぱらぱらと本をめくり返しながら事象を整理するといった、まさに数学的な頭の運動です。
 とはいえ、その全貌をきちんと把握するにはきちんと読み返して表でも書かないといけないなぁ、と思って検索してみたら、答えが書いてあるウェブサイトがあった。かなり細かいところまで解説してあって非常によかった。半分ぐらいは分かっていたことだけど、「そんなところにも仕掛けがあったのか!」と思うところも多々。

 さくっと読めて、深読みしなければ青春恋愛となるこの作品。そして最後を読むとからくり小説にもなるというおいしい作品。たぶん「読み返したくなる」っていうのは小説の面白さじゃなくて、その全貌を把握するために調査のために読む、っていう状態なのかな。
 普通はそんなことをいうと、「作品の面白さはどうした?」ってことになりそうだけど、「イニシエーション・ラブ」の著者は数学科卒。そう考えてみると、調査のために再読、真剣に読み直すという読み方は、案外悪い意味ではなく、むしろそれが狙いでした、なんていうように思われているのではないだろうか。是非ご一読を。

「冬」/森博嗣

 ゴメン、意味わからんだ!

 一気に読み上げた四季シリーズ最終巻。おそらく春夏秋冬全部で1週間かからず読み終えたと思います(読書メモは飛び飛びですが)。

 最後に難解なものがきた。とにかくよく分からない。
 またいつか、読み返してみるときがくるかもしれないなあ。

仕事をするようになって

 仕事をするようになって変わったことについて書いてみようかと思う。

 とりあえず汚れる。まあ作業着なんでいいんだけど、あまりに汚れます。完全に3Kのうちの「汚い」に当てはまります。それが自分たち物理系の人間だけだから不平等感だよね(謎
 せめて制服支給の回数を増やすとか、無償で洗濯とかそういうサービスしてもらわな困るわ~。

 あと、ドライバー。こんなにドライバーを肌身離さず持っていたことはあっただろうか。とにかく自分の席に座ると同時にポケットにドライバーをいれる。あと精密ドライバーも必需品。いつドライバーを使うか分からないですから。ふと我に帰ると不思議な感覚。