測定人間

 最近は仕事がいろいろ忙しくて、今日も22時。中国は21時か(謎
 仕事の話しか書けないので、今日はこんな話題。

 最近は、いろいろな「測定」が多い。1回の測定に数十分かかったり、それをある一定の周期で何度も測る、っていうようなこともあったりで、結構時間を食う。今日も夕方19時から21時半はずっと測定だったし。昼間も4時間ぐらい測定で拘束される。打ち合わせの次に退屈な仕事だ。ただ、単調だけに楽っていうこともあるけど。

 そんなことを思いつつ日々業務を遂行しているわけですが、今日同期の友人と話していたら、「最近俺は測定人間でさ」という話になった。
 「測定人間」の定義は、測定ばかりに追われて、なぜその測定が必要なのか、何を見れるのか、この結果に対してどのような展開が予想されるか、という考察をせずにただ機械を動かしているだけの人間のこと、そうなってしまっている人のことらしい。
 そもそも純粋科学以外の学部を出ている理系人は、大学で実験に追われているから、この経験は多少なりともあるだろう。僕も経験がある。そして、忙しければ忙しいほどこの傾向が強くなってしまう。これは万事に通ずるか。

 僕自身、深く考えたことはなかったけど、少しずつ「測定人間」に傾いていたかもしれない。このタイミングでそのことに気づかせてくれた友人に感謝。今度時間ができたら、もう一度今やっている実験の内容を吟味してみよう。
 ……そんなことをいいながら、時間ができないんだろうけどさ(汗