「ブラックペアン1988」/海堂尊

 バチスタ番外編とでもいうのだろうか、バチスタのように華やかさは無くとも、読み手をひきつける力を持っています。

 タイトルにもあるように、1988年当時の医療現場を彷彿とさせるような記述は多く見られる。
 描かれているのはやはり医者の姿。いろいろな種類の医者がいる中で、あるときは人間味あふれる医者の姿、あるときは高度な技術や専門的な知識をもつ医者の姿が描かれる。

 それに加えて、読み手をひきつける文章の力があって、かなりの秀作になってます。バチスタシリーズを知っていれば楽しく読めるのですが、実際のところ、バチスタなんかよりも面白いかもしれません。お勧めの1冊です。

ボーナス

 明細もらっただけで入るのは明日です。

 冬は少ないですなあ、業績が落ちてます。あれもこれも不景気のせい、早く景気がよくなってほしいものです。

 あと、税金もたくさんあって大変ですね。来年も頑張ろう。

個人的名曲シリーズ3

 前回はこちら。今回はアンジェラアキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」

 ごめん、日記を書いているのが相当経ってからなので、CMをいつごろ見たのか記憶に無いけど、CM見たときに「ああ、いい曲や」と思った。
 
 この曲のスゴイところは、大人が聞いても、誰もが経験してきた「15歳のとき」……ちょっと切なかったり苦しかったりする青春を思い出して共感できるところ。

 一方の今の15歳にとっては、どんな風に聞こえるんだろう。どんな大人になるんだろう、という希望や不安が募る、そして爆発する曲なのだろうか。ちょうど楽曲の後半、伴奏となる左手低音がピアノ演奏は激しく曲を掻き立てる。

 卒業ソングとしても注目されてるみたいですが、この迫力をピアノで再現できる中学生ってどれぐらいいるんだろう(汗

ネット社会

 ビックカメラでスーツケースを買おうとしたら、品切れですといわれた……だったら店頭に並べておくなよ!(汗
 
 しょうがないので、年賀状を買って帰ってきた。今年は印刷済みのやつを。一言手書きで添えればいっか!と思っているわけですが、すでに「今年もよろしくお願いします」と印刷されてるから、一言メッセージにそれを使えなくなってしまうのが難点。

 家に帰って買おうと思ったスーツケースをネットで注文。結局こっちのほうが早いわけです。ビバ、ネット社会

目標達成への限りなく一歩に近い足踏み

 月初めに立てた目標を達成すべく、出かけてみた。

 まずはdocomoショップ。新機種の使い勝手を操作していろいろ触ってました。狙っているのはN-02Aでした。実際、それのさわり心地を確かめに行ったところを、横においてあるF-01Aに浮気してしまった!

 実際機能の面では差は無く、むしろ薄さではN-02Aが勝っているぐらいなのに! なんでやろ、理由も無く心変わりしてしまいました。

 つぎにビックカメラまで出かけて、ノートパソコンを見てた。いやあ高いなぁ。ネットで見た値段のほうがやすかったし、いまいちどれを買うか決め手に欠けるところが難。しばらく様子見ようかなあ。

 ということで、結局何もせず帰ってきたのでした。あらら。

「螺鈿迷宮」/海堂尊

 海堂先生の作品にしては、結構な恐怖作品でした。といってもホラーではないし、ミステリーというジャンルもちょっと違うのかも。最後はミステリーらしく落としどころもあるんですが。読み応えあります。

 老人介護センターと病院を一体化したような施設となっている桜宮病院に潜入してそこで起きている謎を解明するというのが物語の発端。末期患者が思ったとおりのタイミングで死んでいくというなんとも解せない謎をもちつつ、実はその謎よりも深いところに真相が隠されているのです。

 なかなか面白い作品だったので、読んでみて損はないと思います。

忙しい

 12月になったら、やたらと忙しくなりました。

 仕事上でもやらなきゃいけないことがめっちゃあるし、今年中にやりたいこともたくさんあるしで、ヤバイですな。

 とりあえず一番の問題が特許。今年中に書き上げなきゃいけないというプレッシャーがかなり辛い。
 ……といっても手直しだけなんだけどさ。うひょー。

「モダンタイムス」/伊坂幸太郎

 考えさせられることばかり書いてあった。分からないことを何でもググって検索したり、分断された仕事では善悪が判断できなくなったり、いま間違いなく世の中はこの「モダンタイムズ」で描かれているような世界に向かっていっているのじゃないかと思ってしまう。

 かつての伊坂が時系列トリックを得意とする作風だったのに対し、最近の作品は、現在の世の中、たとえば政治や世論といった移ろいやすいものがいかに危険かを表現している。本屋大賞に選ばれた「ゴールデンスランバー」もその中の1つだ。

 かなり怖い作品であるのと同時に、考えてしまう作品でもあった。

個人的名曲シリーズ2

 また、個人的名曲シリーズです。

 以前、アラジンの「陽は、また昇る」がいい曲だといったんだけど、今回は羞恥心の「弱虫サンタ」。
 これもね、メロディラインが素敵だ。Cメロ(サビ)で終わるというのが普通のポップススタイルなんだけど、この曲はDメロで泣かせる。たった8小節のDメロだけど、ここがあることでグッとよい曲になってると思います。
 
 ただ、忙しい彼らは歌の練習の時間がないようで、結構歌がひどいです。でも曲はいいので是非聞いてみて。