最後は今年のお勧めを紹介する、「最高の一冊」賞です。毎年やってたら最高の一冊もどんどん増えちゃうけど。
●最高の一冊賞
いよいよメインの最高の一冊賞です。さっそく発表。
今年の最高の一冊賞は、「モダンタイムス」/伊坂幸太郎にします。「ゴールデンスランバー」と迷ったし、どっちでもいいよ。とにかく今の伊坂先生の最高傑作だといえます。
ちょうど僕ら20代ぐらいの人が、政治や世の中に対してもやもやと思っている部分がピックアップされていて、ハラハラさせながらも、もどかしさとかを世の中にぶつけてくれる。他書には「考えろ、考えろ」という名セリフが出てきますが、僕達読み手は、常に考え続けていないといけないんだ、ということを思わされます。
とにかく読んで、何かを考えてほしい一冊。来年も期待してます。