個人的ベストブック2008「意外賞」

 さあ、今年もやってまいりました第1回個人的ベストブック賞。いや、初めてだけど。

 今年読んだ本は全部で57冊。目標の年間50冊は突破してました。その中で、個人的によかった本、作家さんをこれ以上なく勝手な判断で紹介します。基本的には3つの賞を用意してます。今日は意外賞。

●意外賞
 本屋でパッと見て、タイトルやジャケットがよかったから読んだら、意外にも面白かった! 次もこの作家の本読もう!という本に贈呈します。とてつもなく失礼な賞です。

 意外賞受賞は、「阪急電車」/有川浩に決定!

 個人的に有川旋風が巻き起こったイズミですが、そのキッカケを作った本がこれでした。本屋に平積みされている「阪急電車」を見た偶然、1年前まで大阪に住んでいてちょうどそれを懐かしく思う偶然、そしてその小説がとてもほっこりする暖かさにあふれていた偶然。
 そんな偶然が重なり合って、僕は有川さんの小説に出会いました。これを意外賞という賞にしてしまうのは本当に申し訳ないのですが、それぐらい印象深い本なのです。今ではどっぷりつかってしまっている有川ワールドに、是非あなたも足を踏み入れてみませんか。

※有川先生、関係者の皆様、失礼な賞に選んでしまい、申し訳ありません。賞の名前はジョークです。でも大好きな気持ちに偽りはありません。