「工学部・水柿助教授の解脱」/森博嗣

 水柿助教授シリーズの最終巻。解説、いや、解脱を読みました。

 とうとう小説化デビューをして、お金持ちになってしまった水柿助教授の苦悩が描かれています。どうやってお金をつかったらいいんだ!という苦悩。俗に嫌味とも言われるやつです。

 まあそういうことになるんだろうな、最後まで読んだけどまあ別に、ねぇ。ただまあお金持ちの小説家のうちの1人ぐらいはこういう生活をしているのかなぁということが分かったぐらいですけど。