才能の塊

 小学校のときは、毎日が独立していて毎日が楽しかった、ような気がする。これは悪く言うと、短期的な目的とかがあまりなくて、あるとすれば大人になったらサッカー選手になる、ぐらいの漠然とした目標しかないということなのかもしれない。小学生は今日を楽しく生きるという、素晴らしい才能の塊だ。

 でも中学、高校、大学、そして社会人と、徐々に日々は連綿としてきた――もっと違う言い方をすると有機物のようになってきた。受験に向けて1年勉強したり、部活の大会に向けて毎日練習したり、あるいは仕事の成果をあげるために日々努力したり。
 そうなると、毎日同じことを、繰り返し繰り返し、それはもう苦行のようにやらなきゃいけないことが多い。まあそれが好きなことなら、苦行ではないけれど、やっぱり繰り返しやることには違いない。

 同じことを繰り返すことが得意な人もいるだろうけど、残念ながら僕はそうじゃない。というか、それだとこの日記が毎日同じ日記になってしまうしね。

 さすがに小学生にはなれない、とすれば日々の変化に敏感になるしかないんだろうなぁ。

 しかしまあ、毎日8時半から22時まで会社で、24時から6時半ぐらいまで寝てるとすると、日記に書けることが4時間の間に起きてくれないといけないわけだ。(あ、夢の話を入れれば+6時間半。)
そんな短い間に変化(ネタ)を探すのはちょっと難易度高すぎや過ぎませんか?