「武士の一分」

 「武士の一分」を見てきました。

 ストーリーは単純だし、勧善懲悪で直球勝負といった感じ。私情で人を斬ってるじゃん!とも思ったりするけど、全体的にとてもいい映画だった。
 まず、とにかく演技のレベルが高い。当時の人々、武士の生き様がよく表されていたように思う。
 特に木村拓哉演じる三村新之丞の感情溢れる演技に圧倒された。盲目になって、人に情けを掛けられる立場を受け入れられない自分、それでもなお恨みを晴らすために人を斬る道を選ぶ。暗くて私欲の世界ではあるが、木村の演技力がそれを魅力的なものにする。

 決して派手な映画ではなかったけど、いい映画でした。

「NANA2」

 ──ねぇ、覚えてる? 「NANA(無印)」を独りレイトショーで見たときのことを……?

 ナナ風のモノローグで始めてみました。誰も気付かなそうだ(汗
 今日公開の「NANA2」をさっそく見てきました。チケット通りの席に着いたら前回同様、パリティの呪いにかかってしまいました。前回独りでレイトショーで見てたんですけど、そのときと全く同様の現象が!

 時間ギリギリぐらいにチケットを購入しても、結構いい席に座れるんです。流行の「おひとりさま」だから。それも、カップルとカップルの狭間にぽつんと(汗
 列の席の数が奇数なせいで、カップルが左右から攻めてきても、中央付近に1つだけ余りができるんですよ! もう偶数に統一したらいいんじゃないの?(汗

 ああ、内容書いてないな。市川由衣になったのはどうだろうと思っていたんだけど、それは別に気にならなかった。内容的には宮崎あおいが嫌がるのも分かる気が(汗
 今作はかなり暗かった。お互いのすれ違いが切ない。二人がもうちょっとうまくやればこうならなかったのでは、と原作でも思ったことと同じ事を思った。
 今作で完結させる必要があったので、余計なストーリーは減らしたりしてすっきりしているけど、ちょっとスッキリし過ぎ? とも思ったり。それでも結構ぎっしり詰まっていた感じ。マンガ読んでないと付いていくのがキツイよ。もちろん前作を見ていなければさらにキツイ。
 前作が良かっただけに、それと比べると今作はやっぱり微妙かも。

「まどろみ消去」/森博嗣

 ここんとこずっと読んでる森博嗣の短編集。長編5編が終わって、ハーフタイムの短編集です。

 非常に難解な短編が続く。解説にもあるように、「1人称が不定」というトリックがいくつかのストーリーで用いられている。これはよくあるテクニックで、読み進めるうちに理解できてくるように作る長編も多い中、最後まで答えを明かさない、きちんと読まないと分からないといった、レベルの高いトリックに仕上がっているものが多い。
 
 はっきりいって、理解できなかったものがいくつかある。だけどそれらの作品に対しても「森博嗣だから何かトリックがあるはずだ」と思ってしまってしょうがない。そしてそれが分からないと悔しい自分。
 数学が分からないときの悔しさと、国語が分からなくて辛い気持ちとが混ざっているような、そんな感じです。

和算

 Yahoo!ニュースを見ていたら、次のような記事が出てました。

 岩手県一関市博物館は恒例の「和算に挑戦」の問題を発表した。一関地方で盛んだった江戸時代の数学「和算」の問題を現代風にアレンジし、解答を募集している。
 問題は、初級(小学生以上向け)、中級(中学生以上向け)、上級(高校生以上向け)の3題ある。どの問題を解くか、何問解くかは自由。同じ問題で複数の解き方を考えても構わない。

 ──というわけでさっそく博物館のHPで問題をチェックして解いてみました。いやぁ、なかなかいい問題ですよ。
 解答を書くわけにはいかないだろうから、解いた感じだけでも。ってか解いたけど間違ってても知らないよ?

 初級は中学生ぐらいだったらパッとわかるけど、小学生には難しいアレです。この前の「平成教育学院」でも正方形の問題がありましたが、あっちも小学生には難問でした。中学生ぐらいだとすぐなのにね。
 中級は良くある問題。変数を使って方程式を立てる&三平方というのがもっとも基本的なパターンで、高校入試にもよく見られる問題です。
 上級はさすがに難しめ。しかし、よくよく解いてみると中学で学ぶ幾何の範囲で解ける問題でした。とはいえ補助線の引き方、相似に円と接線の性質など、知識をフル活用するので、慣れていないとキツイ?

 中級と上級がどちらも図形と内接円の問題で、解法も似通っているのは少々あれですが、昔の過去問とかをみると、やっぱり初等幾何というのも奥が深いと思う今日この頃です。

今日も

 今日も夜が遅い。まぁ火曜日はバイトでしょうがないとしても、毎日夜が遅いからスーパーに買い物にいけなくて食べ物がない! ので困ってしまいます。特に野菜が買えないのが。野菜生活とか飲まないと。

 もうあと2日しかありません。だけどスライドがなかなか完成しません。勝手に作ってしまっていいのなら気が楽なんですけど、まぁそういうわけにもいかないのでなかなか。とりあえず貼るスペースを考えると12枚じゃないといけないというのも悩みの種。出せるデータはそんなにないYO!

 「14才の母」もいよいよ佳境。今週は良かった。いや、話はそれほど進んでない(正味昼から夜の半日分)けど、特に親子の絆が良かった。写真週刊誌が出てきたときはどうかと思ったところもあったけど、北村一輝演じる編集長の考えがどう変わっていくのかもかなり上手く表現されていたと思う。いつ見てもエンディングがいいよ。

見直しは大事

 今日も大学、バイトの流れ。いい加減バイトをなんとかしなくちゃいけないんだけど、他の人にそう簡単には渡せないからなかなか。引継ぎとかタイミングもあるしね。
 生徒の点数が上がっていたりするといい感じです。今回は過去最高を取った生徒が2人もいてちょっと嬉しい。まぁ僕は何もしていない、生徒が頑張ったというのが基本なんですが。
 夜はミーティングで帰宅が24時半、寝たのは26時でした。うひゃあ。

 大学では測定ばかり。データが取れないと今週末の発表がやばいよー。でもそうそうデータなんてとれません。データはたくさんあっても、いいデータがないと。
 っていってる時点で作為的なものが感じられます。

 そうそう、タイトルに書いた「見直しは大事」ってのはイズミの数学のことですけど、第2巻をUPしたのはいいけど絶対入れるつもりだった例題を入れるのを忘れてた!
 あのテキストは、ただ知識を入れてるだけじゃなくて、受験やその章を学習する上で絶対できてほしい例題を詰め込んでいるんです。それなのに重要な2変数関数の最大最小問題のあと1パターンを入れるの忘れてた。
 急いで公開してやろうとか思うとこういうことになる……。見直しは大事です。本当に。

発表練習

 発表練習で撃沈。まぁそれはいいんだけど。

 なんかタイミングが合ってしまったので、イズミの数学の第2巻を公開しました。まぁ一応書き終えたからね。第2章に関してはあまり完成度が高くないけど今のところこれ以上書くことも思い付かないしいいか、みたいな。99ページか、予想通りだ。

 というわけで、次の予告をしようとも思ったけど、よく考えるとこれから当分忙しそう。2月までは大学が忙しいし、4月以降は就職でしょ? それでなくても3月までは2007入試問題特集をやるから、どう考えてもテキスト書いている余裕がないし。
 ってことで、次はしばらくあきそうです。暇があれば1巻6巻あたりの手直しをしたり、8巻の続きをもうちょっと書き進めようと思います。8巻は行列を書くのが面倒くさいだけですけど。

 今日は疲れたしもう寝るか。

HPリニューアルに向けて

 実はすでにHPの一部はリニューアルしたんだけど、気付いている人はいるのかなぁ? 予告どおり2007年からHPがリニューアルします。ちなみにアドレスも変わります。
 そのためのHPの編集をこそこそとやってました。今日からはこのニッキチョウのデザインを調整しているので、調整中に偶然この日記を読もうとした人は、デザインが無茶苦茶になってしまってびっくりするかもしれません(笑 調整が終わったら元に戻しているので時間限定ですけど。明日以降も少しずつやっていくつもりなので、運の良い人は次のデザインが一足先に見られます(笑

 明日は発表練習なのに準備できてません。風邪がなかなかよくならないのが辛いです。今週1週間頑張らナイト!

昼からバイト

 今日は3コマ。14時前ぐらいから19時ぐらいまで。まぁ無事終了して帰宅。
 ……それ以外は特に何もないわけですが。おでんが美味かった、ぐらい?(汗

 珍しくエンタの神様を2週続けて見た。やっぱり微妙な人が多い。ずっと見てないとたまには見たくなるけど、2週続けてでも微妙と思うのはさすがエンタクオリティ。

師走

 12月に入りました。師走です。先生もお坊さんも走るぐらい忙しいわけですが、学生も同じぐらい忙しいです。まぁ今日はバイトでしたけど。

 ちょうど中学生は試験が終わり返却期間。成績の上がった生徒もいれば、なかなか上がらない生徒もいる。成績が上がらないのは僕のサポートが足りないっていうのがあるからなぁ。もちろん、僕はサポートしかしないから、それを踏み台に頑張って勉強するのは本人の仕事ですが。
 そして入れ替わりで高校生が試験期間。まぁ、少しずれているぐらいがちょうどいいか。来週ぐらいまで試験勉強が続きそうです。

 明日もあるので早めに帰宅。お疲れでした。