「蛇にピアス」/金谷ひとみ

 今週は読書ウイークのようで、「世界の中心で、愛をさけぶ」に続いて、「蛇にピアス」「蹴りたい背中」を読んできました。図書館の文藝春秋のバックナンバーですよ。

 今日は蛇にピアスの感想。

 まず、僕の頭にない世界観なので、その文章を読むのには苦労しました。感想も困ってるんです。何を書いて良いのか。
 いろいろ感じることはあるけれど、そのもやもやしたところを理解するには行き着かず、ピアスの大きさだけが大きくなっていく、、、といった話。このもやもや感は、本を読んで分かって欲しいところ。口ではどうしても伝えにくい。
 特に後半、何かに急がされているルイの様子。私は単純にスリリングな展開に引き込まれてしまいました。
 今だけを生きている? 未来は? 過去は? 何を考えているのか? 何を感じて生きているのか? ルイの生き方にどれぐらい共感?
 ある意味単純なルイの生き方。いろんな読み方が出来る作品だと思います。