天津爆発事故の話

この日記でようやくこのことに触れるけど、
天津の爆発事故、あれなんだったんだか。

幸いにも北京は上流側、風上側にあるので、
汚染物質が風や川の水で大量に流れてくるということはなかったようだけれど、
それでも風なんていくらでも拡散するし、この期間雨も降ったし、
間違いなくある程度の汚染物質を浴びてはいたんだろうなあ。
天津に暮らしている方も沢山いるだろうし、本当にお見舞い申し上げる。

ところで、本当にこの国の安全に対する意識はどうなっているのか、という大きな問題がある。
中国人は基本的に、短期的に金がもうかればいいと考えている、というのは
もはや中国に関わってビジネスをやる人の常識となっているけれど、
今回もそれが引き起こしたと言ってもよい。安全より金、他人より自分。

きちんと原因や責任の所在が追及されればいいけれど、
まあまずそんなことはないんだろうな。

Uber

タクシー配車アプリとしては、
嘀嘀打车や快的打车といったアプリが有名でしたが、
今年に入って一気に数を伸ばしているのが、Uber。
日本でもサービス開始したというのがニュースになっていますね。

これまでこの手のアプリを使っていなかったのですが、
ついに手を出してしまった、という感じも否めない。
するとこれが便利なこと。

アプリを起動すると、近くにどれぐらい車がいるのか分かります。
近くにいればしめたもの。自分のいる場所を地図上で選んで選択します。
近くの運転手が自分の情報をキャッチしたら、来るドライバーが決まります。
そのあと、ドライバーからの電話で自分の位置を伝えれば、
あとはお迎えが来るのを待つだけ。あと何分で来るかも大体分かります。
アプリ上に車のナンバーも表示されるので、どの車かもすぐ分かります。

来る車はきちんとした高級車。
ボロボロのタクシーが来ることもありません。
あとは目的地を伝えて、そのまま降りるだけです。
支払いは登録してあるクレジットカードから自動です。

あとからちゃんと明細が来るのもよい。
その明細には、どこをどう走ったかまで記載されていて、
明瞭会計とはこのことです。

Uberを使うメリットは多い。
まず、配車される車がきれい、新しい。
日本ではあり得ませんが、中国のタクシーは大体汚いんです。
たまにいい車に当たると嬉しい気持ちになるくらいです。
それに比べて、Uberで乗る車は確実にきれいな高級車。

しかも、タクシーより安い。
日本では、タクシーよりラグジュアリーでちょっと高いが、便利、
と紹介されているようだけれども、中国では逆で、タクシーより安い。
こないだは自宅から三里屯まで、待ち時間も含めて通常なら20元ぐらいのところ、
Uberを使ったら10元もしなかった。
いや、実際には最低消費金額が10元となっていたので10元だったんだけど、
普通に乗る分にはタクシーに乗るより断然安いのではないだろうか。

ただ、Uberにも唯一の欠点があって、
それは、「おそらく、道をあまり知らない運転手が多い」ということ。
こないだも、絶対誰もが知っている三里屯へ行くにも、
カーナビに入れて運転しようとしたので驚いた。
ただ、これはサービスが普及しだしたら、ある程度克服されていくのかも。

とりあえずUber、便利なので皆さんも使ってみては。

そわそわ

来月の軍事パレードを控えて、
街が少しずつ警戒ムードの北京。

本番のパレードは3日ですが、2日から立ち入り禁止が広まるというのが大方の見通し。
実は10日ごろに地下鉄が封鎖になるとか、いろいろな情報が流れたのですが、
政府はそれを一旦否定したので、いつからどこが封鎖になるかはまだ謎のまま。

そんななか、街の中心部に近いうちの会社は、
2日が休みになるのではないかと、みんながそわそわしています。
ただ、前に出た真偽のほどは怪しい情報では、
最寄りの駅も封鎖されることになっていて、
そうなると我々は通勤することすら厳しいんですが。

どうなるんでしょ? そわそわしてます。

改めて

朝外に出たら濃霧。霧と言ってもPM2.5の毒霧なんだけど。
月曜日からさっそくこんなんだから、気持ちも上がってこない。

8月もまたこんな感じか?と思っていたのだが、
夕方に急に風向きが変わったらしく、退社するころにはモヤがすっかりなくなっていた。
久々にすっきりした夕方の空気を吸って、
やっぱり澄んだ空気は大事なんだと改めて思い直した。

自分の世界

会社の行き帰りの地下鉄では、大体日本のバラエティとかドラマの動画を見て自分の世界に浸るようにしている。

地下鉄はどうしても人のことを考えない、自分勝手な人が多いので、
自分も自分の世界に入り込める道具に頼るのが一番。ということで動画。
こうすれば、憂鬱な行きはあっという間に着くし、帰りも周りを気にせず動画に集中していればいい。

そもそも日本と違って、北京の地下鉄では、通勤時間帯の乗客のほとんどが動画を見ていて、
動画を見ている方がむしろ普通だったりする。

こうやってどんどん中国人化が進んでいくんだろうなあ。

事故ばかり

飛行場に向かう地下鉄(机场快轨)で出火事故があったらしい。
普段もよく使う路線なので、こういうのはやめてほしい。
幸い死者はいなかったようだけれども。

他にも、どこぞやのショッピングモールのエスカレーターで、
突然床が抜けて母親が巻き込まれて亡くなったというニュースもあって、
ほんと信じられないレベルの事故が多い中国。

いつ死ぬか分からないし、ほんと自分の身は自分で守らないとなあ。

だまされている??

土曜日。
先週日本から帰ってきて以来買い物をしてなかったので、もう冷蔵庫はすっからかん。
ようやくの土曜日で買い物行ってきた。

今週はずっとそれほど良くない空気の状態で、
今日も空気指数を見ると100くらいだったので、
やや悪いくらいだからしょうがないか、という感覚だったんだけど、
実際に出かけたら、景色からしてかなり悪い。

もう数字すら信じられないな。今日はPM2.5をだいぶ吸った。
肺に空気清浄機つけないと。

ブルガリアヨーグルト

上海出張の時にコンビニで見かけてはいたブルガリアヨーグルトですが、
北京ではいままで販売していなかったように思います。

それが、今日イトーヨーカドーに行ってみたら売っているではありませんか!
ということで即購入。
いつも買っているダノンヨーグルトとは違って、固めのタイプで美味しかったです。

ヨーグルト選びが楽しくなります。
北京にももっと日本の食べ物が増えればいいのに。

2015-07-05 13.43.56

ネットショッピング

最近ハマっている炭酸水、あと普段飲むペットボトルのお茶の類は、
これまで近くのスーパーで買ってきてました。

買いに行くのもいいんだけど、重たいし結構頻繁に行かなくちゃいけないし、
面倒くさいなあ、と思っていたところ、
友人の「うちはそういうのはネットで買ってるわ」の一言で、
我が家もネットで買うことにした。

ということで、さっそく京东さんの登場です。
中国にもamazonはあるけれど、正直amazonよりも規模が大きい、
間違いなく中国一のネットショッピングサイト。
家電から日用品まで何でも揃います。

今回はここでいつも飲んでるSchweppesの炭酸水24缶入りを購入。
配送料5元(約100円)で翌日の時間指定配達。
しかも、前にも書いたかもしれないけれど、
「品物が準備出来ました」「倉庫を出ました」「配達中です」などの通知は日本よりも細かく表示される。
なんてお手軽なんだ!

ということでいま部屋には炭酸水が山ほどある。幸せ!

日本で元をお得に下ろそう

中国在住者の悩み。それは、元を円にするタイミング。
過去には1元=12.5円の時代も経験した僕からすると、1元=20円前後のいまはバブルでしか無い。
19円と20円はたかだか1円しか違わないが、
20万元持っている人からすれば、1円代わるだけで20万円も変わるのだ。

その元を日本に送金するには、収入証明やら銀行での手続きやら若干面倒くさい。
それより簡単な方法があって、日本の銀行で直接下ろす、というものです。

実は日本のセブン銀行をはじめとする幾つかの銀行では、
銀嶺カードを使って直接日本円を下ろすことができるのです。あら便利。
手数料が相当かかるんじゃないの?と思っているあなたのために、4月の帰国の際に調査してきました。
調査した銀行は、セブン銀行とイオン銀行。どちらも2万円をおろしてみました。
4分違いで下ろしたので、レートに殆ど差はないはずです。

さて、結果は、
・セブン銀行の2万円は、1046.75元
・イオン銀行の2万円は、1041.02元
でした。(別途、中国側での手数料として10元引かれていました。)

あとでこの日のレートを調べてみると、元から円への払い出しレートはおそらく5.2315(现汇卖出价)。
このことから考えると、セブン銀行は110円分ぐらい手数料が取られているようです。一方のイオン銀行は手数料0円!

これを見ると、2015年4月時点ではイオン銀行で下ろすのがお得ということのようです。

……と書いたところで、
こちらのページに各銀行ごとの手数料についてまとめられていることが分かりました。
めちゃくちゃ分かりやすく、かつ最新情報に更新もあるようなので、ご確認ください。

※これによれば、2015年9月現在はイオン銀行よりセブン銀行の方がお得なようです。