北海道旅行~1日目

北海道旅行の始まりです。え、旅行ばっかり? いやぁ、なんか忙しいです。

朝6時半家を出発。今回は中部出発なので、津のなぎさまちから伊勢湾を横断してセントレアに直接向かいます。高速船というだけあって、約40分で到着です。近鉄と名鉄を乗り継いだら最速でも1時間半はかかるんですよ?

天気次第では旭川あるいは引き返すことも、と言われていた飛行機も無事千歳空港に到着できて、いよいよ出発です。今回は道東をめぐる旅ということで初日は延々東へ進みます。
道がとにかく空いていて、そしてまっすぐだった。テレビで見るような景色でやっぱりすごいなぁと。ただし、一面雪景色でちょっと眩しいぐらいです。
高速もほとんど走っていなくて、途中警察に捕まっている車を3台も見かけた。そりゃあこの道だったらスピード出して走りたくなるのも分かるよ、高速はきれいに除雪されてるし。

彼の有名な夕張市で昼ご飯。その他トイレ休憩を兼ねていろんなところに立ち寄りましたがもはや覚えてません(汗
ただ、これは思わず写真に撮ってしまった。どこかの休憩所のお土産屋さんを激写。

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■白い恋人が山積みにされてます

さて、今日の宿は阿寒湖のホテル。そうですあのマリモで有名な阿寒湖です。まりもっこり
阿寒湖ではちょうど氷上フェスティバルなるものが開催されていて、そちらに行ってきました。阿寒湖は冬になると凍ってしまうのですが、その凍った湖の上でイベントをやっているんです。花火まで上がるんですよ(汗

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■舞台も雪と氷でできてます

ちなみにそのときの(体感)気温はマイナス8度です。ちょうどその表示の前で記念撮影ができるようになってました。

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■マイナス8度

当然雪が降り続いていて、どんどんコートに積もっていきます。普通にコートのフード部分や鞄に積もっていきます。何度振り払ったことか。
ところで、北海道初日の今日の雪をみてびっくり。雪の結晶などとよく言いますが、目で結晶が分かるような雪がそのまま降ってくるんですよ!
で、夜になると寒くなったせいか、より顕著に雪が結晶のまま落ちてきます。大阪ではこんな雪見たこと無かったのに!

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■コートに降り積もった雪

なんだこれ、雪が六角形に尖ってます! 可愛すぎます!
身体の芯まで冷え切った状態でホテルに帰宅。暖かい温泉につかって寝ました。

「探偵ガリレオ」/東野圭吾

 久々に東野圭吾。芥川賞受賞作「容疑者χの献身」のシリーズの中の第1作です。警察官草薙と、その相棒である物理学者湯川が謎を解き明かす短編集。

 帯やら講評には「天才物理学者」と書かれていて、いかにも頭の固い人並み外れた人物が登場するのかと思いきや、この作品の中に出てくる“天才”湯川は、とても気さくで人間味がある。それには文句はないけど、天才というイメージが壊れてしまう気もするんだけどねぇ。
 まぁ、天才というイメージに対して、これまで読んでいた森博嗣の犀川先生のイメージが強すぎたのかも知れないけど。

 作者が理系の知識を使ったマニアックな小説にしたいと言っている本作品、内容はなるほど理系のアイデアを駆使しているなぁというものから、ちょっとそれは飛躍してないか、と思ってしまうようなものが多かった。
 でも、読者が理系なら、Nd:YAGレーザーとか屈折率とか、あるいは衝撃波とか、本当にこのトリックは可能なの?なんて考えながら読めるから、意外と楽しいのかも知れません。トリックとかはそれほど凝っているわけではないです。短編だしね。

有馬温泉

 いやあ、また温泉に行っちゃいました。今回は有馬温泉です。ついこないだ城崎に行ってきたのにね。

 今回の旅行は家族旅行です。まぁこうやって家族揃って旅行っていうのも、これからはなかなか難しくなるんだろうなぁ。
 僕のスケジュールのせいで、父親が1日有給を取ってくれて、金&土というスケジュールで温泉です。

 有馬温泉って、実は住んでいた箕面・池田からかなり近かったということを実感。もっと山の中だと思っていたんだけど、宝塚駅からはバスも出てるんじゃん!
 こんなことならもっと行っておけばよかったなあ。

 基本的に楽しみなのは温泉&食事。なかなかの高級ホテルだったのか、サービスが行き届きすぎて困惑してしまいます。こっちは小市民ですから(汗
 夕ご飯はとても高級な感じで、次々出てくる料理に舌鼓。食べ終わるまで2時間たっぷりかかってしまいました。満腹だ!

 さらに温泉。露天風呂もあったりして極楽極楽。なんか温泉ってしみじみしますなぁ。

「らんぼう」/大沢在昌

 何の話かと思ったら刑事の話だったのね。それもめちゃくちゃな。

 友人から借りていた本をようやく読みましたシリーズ第2段は大沢在昌の「らんぼう」です。友人は何でこんな本を読んでいるんだろうとちょっとだけ首をひねりましたが、痛快な感じでよいです。
 破天荒な刑事コンビが、悪人を懲らしめる勧善懲悪短編が10作品入ってます。刑事コンビはとても楽しそうに生きています。そして人間味溢れてます。そして読んでいる方もなかなかに愉快な気分になれます。タイトル通りランボウな感じです。楽しみたいときにどうぞ。

 初めて大沢在昌の作品を読んだのですが、直木賞も受賞されているんですね、知りませんでした。さらに大極宮では宮部みゆきとの接点もあったりで驚きです。これからは大極宮チームの本も読んでいこうかな。

雪合戦

城崎からの帰り道。いろいろありましたが道にも迷わず、あとは大阪に帰るだけです。
途中に寄った道の駅には、雪が降り積もっていました。トイレ休憩の予定だったんだけど、結局みんな雪合戦! 20歳過ぎた(過ぎてない人もいるけど)大人が雪合戦しまくる絵ってどうなんでしょう(汗
なんか周りの人達の視線が冷たーい感じだった気もするけど、みんなでやれば怖くない、ってことで。いやー楽しかった!

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そしてようやく実家に帰りました。台湾旅行からあわせて6日間の長旅。いろいろあったけど楽しかったー。

次は北海道だ!(ぇ?

城崎にて

台湾から帰ってきたと思ったら、今日から城崎旅行です。これはバイト先の卒業旅行。卒業旅行と銘打ったのに卒業じゃないメンバーがごろごろいるのは気のせいですか?(汗

目的地は城崎。朝11時集合で、レンタカーを借りて車2台で出発です。わくわく。

しかし、この2台の車がこんなにも違う道のりを辿ることになるとは。そもそもメンバー決めのジャンケンの時点で運命は決まっていたのです。
それはさておき、僕たちの車ははじめこそ高速に乗り損ねたけど、結局宝塚辺りから乗れたからむしろ高速代が浮くってもんです。

高速は快調、最近できたばかりという遠阪トンネルあたりも車がほとんどいなくて、すいすいドライブです。
お昼の時間はかなり過ぎていたんだけど、あまりいい店も見つからず、結局城崎までもうあと10分ぐらい、といったところでご飯を食べました。道の駅をだだパクリな感じの海の駅とかいうサービスポイントでした。目印は動くカニ!

まぁあまりメニューもなく、当然海鮮丼を頼んだ。1200円、まぁこういうところはボッタクリ価格なのかと思ってたんだけど、おばちゃんが持ってきた海鮮丼はかなり豪華でした。

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さて、ご飯もたべて満腹になった僕たちの元へ、もう1つのグループからメール着信アリ。

「いま天橋立にいまーす」

……え? 天橋立って、な、なんか方向間違ってませんか? ってか全然違います!! 何もう1つ追加で観光してるんだか(汗

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そんなことを言っているうちにこっちは城崎到着です。さっそく温泉に。駅のすぐ近くにある里の湯という温泉に入りました。露天風呂もあったりして、とてもいいところでした。寒い日に露天風呂、くぅーーっ、いいね。
結構たくさんの人がいて、若者もいたりして、温泉街っていっても活気がある感じで情緒溢れてます。浴衣とかで歩いている女性とかもいとをかし。
暗くなるとまた情緒度UPです。

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1時間半ぐらい遅れて到着した先発後着組も合流していよいよ夕ご飯。夜はカニ鍋。いやぁ、とろけるような蟹でして美味しかったです。
その後は部屋でしゃべり場。M先生が持ってきた梅酒が超美味くてそればっかり飲んでました。飲み終わっていいちことか出てきたけど完全無視で寝ます。
バックではずっとエロトークが炸裂してましたが、そんな楽しい夜はふけていったのでした。

台湾→日本

 朝5時半ぐらいにホテルを出発。朝早ーい便で帰国です。帰りの飛行機ではずっと寝てました。いい加減眠いです。
 関空からの電車でも寝て、家に着いてからも寝て、気付いたら夜!みたいな一日です。なんだかなぁ。

 そういえば今日は「君に届け」を読みました。3巻までしかないんだけど。
 いやぁ、なんか共感するところが多くて辛いなぁ! 陰気キャラの考えそうなことばかりです。こんなこと、気にすることなく生きていく人もたくさん居るだろうけど、その逆にこういうことばかり考えてしまう人もいるんだよっていう。青春ですね。
 amazonでもカスタマーレビューが★だらけなので、是非読んでみてください。続きが楽しみです。

「R.P.G.」/宮部みゆき

 友人に「読むなら読んでいいよ」と言われて借りていた本が2冊ありまして。借りたのは去年の9月ですが。その1冊が宮部みゆきの「R.P.G.」です。ようやく読めたので感想なんかを。

 最近まで森博嗣のめちゃくちゃ長い小説を読んでいたから、300ページぐらいだと短く感じてしまう。で、内容はというとなかなかのもので面白かった。RPGっていうから、ゲームの話かと思ったけどそうじゃなくて、ネット上に存在する“疑似家族”の話。それぞれが自分の役割を演じるからRPGね。
 犯人は大体予想も付いていて、それをどう追いつめるかがミソ。その追い込み方がまたRPG──というのは読んでいない人にはネタバレなりそうだけど、それほど重要じゃないから書いても大丈夫だろう。ただ、“追い込み方がRPGだった”というのがいかにもとってつけた感丸出しだった(伏線も何もなく、最後に明らかにされるだけ)のでちょっと残念。
 「ブレイブ・ストーリー」よりはきちんと話が練られていてよかったのではないかと思う。

カウンタぶっ壊れ

 なんかカウンタが壊れたみたいなので適当な値(99,000)で設定しなおしました。何があったのか分からないんですが、今日は300ヒットオーバーで、1日の訪問者数記録を塗り替えてます。

 帰ってきてノンビリすごした1日。昨日の荷物が届くのは明日だし、今日は特にすることがありません。とりあえず実家にあるパソコンでネットをチェックしてたぐらいです。そしたらカウンタ壊れてるし。急いでFFFTPを落として調整ですよ(汗
 どうせだからイズミの数学も少し手を加えておきましたけど。

 あとは3月のスケジュールを確認してました。なんだかもう、ハードスケジュールですな。

「有限と微小のパン」/森博嗣

 いよいよS&Mシリーズ最終巻「有限と微小のパン」を読んだので感想。

 トリックがひどい。これはもはやミステリというジャンルに分類できるのかという疑問すら覚える。まぁ、森博嗣の作品にトリックを求めるなということは、この日記でも何度も書いてきたことなんだけどね。
 真賀田四季については微妙なところだ。誰かの書評かコメントにに幼稚という表現があったが、それはなかなか的確のように思う。天才と位置づけたいのであれば、もっとnobelな存在にしておけばよかったのに、と思う。普通は作品中に描写される量が多いほど人物像が分かりやすくなってしまってポピュラーな存在になってしまうものだが、この作品では沢山描かれている割に犀川の方が気高く感じる。もっと四季を四季らしくしてほしい気もした。
 シリーズを通して考えると、萌絵がどんどん変わっていくといったところを表現していたのだろうかと。どうでもいい気もするけど。

 次はVシリーズなんだけど、その前に昔読んだ1巻2巻を読み直そうかと。ここにも書いてないしね。読んだのは大学生になってからだったはずなんだけど。