風邪のほうは朝のうちに結構治ったみたいで、元気に授業を受ける。
今日の最後の授業は「防災特論」といって、さまざまな実験をこなす理系大学生が気をつけなくてはならないことを学ぶ授業でした。
いつもは、この薬品は危険だ、ボンベを運ぶときはどうしろ、機械に手をはさまないように、などとまあまあ大事なようなことを学ぶのですが。
今回のテーマは、「情報」における防災特論。
――え?
コンピューターを使っているときの防災とかってあるのだろうか?(確かにゲームに熱中しすぎて死亡した人とかいるけど)、などと思いつつ授業開始。
そしたら、なんかパソコンを使うときの姿勢や、パソコンからは電磁波はでているのかどうかとか、そんなデマにごまかされるなとか、スカラー波なんてわけのわからないものにだまされるなとか、携帯の電波遮断グッズなんて使ったら電波届かないだとか……あれ? なんか話題がずれてない?
あとは、パソコンでウイルスに感染しないように気をつけなくちゃいけないだとか、だからメールの添付ファイルは開いちゃだめだとか、「人妻の裸」とかいう怪しいメールは開いちゃだめだとか、プラグインをDLしますとかでは「はい」を選んじゃだめだとか、ウイルスに感染するのは誰のせいだとか、結局セキュリティを無視したソフト作りをしたマイクロソフトが悪いだとか……あれ? 先生、アンチゲイツ派ですか?
なんか、ほんと、情報には程遠い授業をやってくれました。ひとつわかったことは、先生がマイクロソフトがとってもお嫌いだということ(笑)。
でも、まあ当たり前のこと半分、理系的な思考が大事だと言うキーワードもあったのかな。