今日読んだ記事で次のようなものがあった。
面白かったのでまとめておこうと思った。
元記事はプレジデントのこちらの記事。
①スマホ使用時間と成績の関連グラフ
学生のスマホ使用時間と成績の関連グラフによると、
最も良い成績なのは使用時間が1-2時間の群で、それ以上使う群は徐々に成績が落ちる。
また、スマホ使用時間が0時間(使用しない)群も1-2時間の群より成績が悪い。
これを大人たちは、
「適度な時間の使用であればスマホから得られる情報が成績に影響する」
と分析していたが、この記事の筆者の娘さんの、
「それは意志が強いからだ」という一言が、もっともうなずける理由だと考えている、と
筆者が述べていた。
②意志と成績の関係
実は意志と成績の関係を試した実験があるそうだ。
子供にクッキーを与え、「15分食べなかったらもう1枚上げる」と約束したのち
部屋で一人にさせると、
すぐ食べる子供、頑張るが結局食べてしまう子供などいろいろなパターンに分かれる。
食べずに2枚のクッキーを手にするのは約30%の子供だが、
将来、この子供たちの成績がもっとも高い結果を表わすというものだ。
(そして、これはIQよりも影響度が高いことが分かっているそうだ。)
つまり、意志が強い子供は、成績を伸ばすことができる、ということらしい。
③意志はどこから来るのか
この意志が強かった子供たちの多くに共通したのは、
この実験に参加する前に、
何かしらの約束を「守ってもらえた」という経験をしているからだったという。
逆に、クッキーを途中で食べてしまった子供たちの多くは、
約束を破られた経験がある子供たちだったという。
つまり、意志を強くするのは、
周りにいる人たちの信頼だったり、約束を守ることがよいことだということを、
実生活で経験している人が成績が伸びるということを示しているのだという。
結論として、
周りから信頼される子供は、約束を守る、意志を強く持つことができ、
それが最終的に成績に反映されてくる、ということらしい。
この記事を読んで、なるほど、とても興味深い記事だなと思った。
将来もし子供ができたら、約束だけは守れるような子供にしたいなと思った。