「おおかみこどもの雨と雪」

こないだ帰国したときの機内で見た作品。
ちょうどやっていた中で見たいと思ったのが、これと、「るろうに剣心」と「天地明察」の3作品。

そもそも往復で3作品も見られないんだけど、
その中でも中国→日本はジェット気流の影響で日本→中国よりも飛行時間が短いことから、
この3つの中で一番時間の短いこの作品を選んだのです。

オオカミの子供?というのは不思議な世界観ですが、
重要視すべきは子育てだったり、親子の関係だったり、そして子の葛藤と自立、と、
ファンタジーながら、深いテーマをきちんと描いているように思いました。

満点!というほどでもなかったんだけど、
それでも不思議といろんな気持ちになった作品でした。

「那些年,我?一起追的女孩」

年越し直前にこの映画を見ていました。
台湾では去年公開されていて、大陸では今年になって公開された映画です。
(ま、僕はネットでDLしてみたんだけどさ。)

いやー、100%の青春映画!
頭は良くない男の子と、クラスの優等生の女の子が、出会って、恋をして、そして別れて、っていう話。
ちょっと心にしみるけど、基本的にはスカっとする物語です。
若いっていいなあ、と30前のオッサンが見るにはちょっとツラい映画でした。

原作の小説があって、
ネットで見かけた誰かのコメントでは、小説のほうが細かい描写があってよかった、とのこと。
んー、気が向いたら読んでみようっと。小説読むほどの語学力はないんだよなー。

《那些年,我?一起追的女孩》
http://movie.mtime.com/135358/

「失恋33天」

初めて!!中国の映画を見てきました。タイトルは「失恋33天」。
元々はケータイ小説だったみたいです。

こっちの人、やたら携帯で小説読むみたいです。
なのでこっちのケータイ小説がいわゆる日本のケータイ小説と同じかどうかはわかりませんが。

中国語の映画を見られるなんてすごい!
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は中国の映画、ドラマ、テレビ番組はほとんど字幕があるんですよ。中国語の。
なので、聞き取れなくても字幕を読めば何となく分かる、というのが建前です…

…が、結局は分からない表現や単語があって、理解できたのは5割ぐらい。
特に最後の方の大事なシーンの意味が全然わからなくて、
結局最後のシーンをちゃんと理解することが出来なかった!!

ので、語学学校の先生に映画の解説をしてもらった!!
が!それでも半分ぐらいしか分からなかった!(涙

やっぱり普段使わない単語が出てくるし、
状況を理解した上で、登場人物の感情を想像するという国語の能力も必要というね…

ここで日本人と中国人の考え方の違いとかが入ってくるともうギブアップ。
ということで、最終的には原作の小説を教えてもらった。
これを読めば、きっと内容を理解できるはず!!

んー、先は長いな。

《失恋33天》
http://movie.mtime.com/131704/

「名探偵コナン 沈黙の15分」

なぜか日本の映画を中国で見てきました。
しかも、中国語吹き替え版もあるらしいから、そっちを見ればよかったのに、
なぜか行った劇場は日本語版しかなかったので、日本語で見ました。
まったく勉強になってません(笑

内容はね、うーん、そんなに面白くなかった。
過去のコナン映画の最高を星5つにするとすれば、星3つぐらいかなー。

今度は中国語の映画を見ようと固く心に決めた。

「岳-ガク-」

中国に来るときの機内で見た映画。

漫画原作で、そこそこヒットしましたね。機内で見られてラッキー。
山の生活ってのは大変なんだ、っていうことが分かりますが、それ以上にはストーリーにひねりはないかも。
とにかく小栗旬がイケてました。

「秘密」

ずっと前に深夜にやっていて録画していた、映画版「秘密」(広末涼子主演)を見た。

小説を読んでいるので、ストーリーは知っているものの、
小説版より母親目線が足されてるのかな、という感じ。

小説読んだときは僕も若かったし、もう一度読み返してみようかな。

「相棒-劇場版II-」

遅ればせながら、「相棒-劇場版II-」を見てきましたよ!
見たいなあとは思っていたものの、見るタイミングがなくて!
いつも、相棒の映画・スペシャルでは政治的なやりとりが裏にあることが多いですよね。

しかし、今回もそうではあったんだけど、
映画でやるほどでもなかったかな、という印象も持ちました。
テレビでのスペシャルも十分見ごたえがあるというのが、裏目に出たか!

驚くべきは、、いやネタバレになるから書けないけどさ。
TV版とリンクしたりしているんだっけ?
最近見てないから、はやく録画した分を消化しなくちゃ!

「のだめカンタービレ 後編」

そういえば、見たのは4月なのに書き忘れていたので。

ついに完結。ついこないだアニメ版の方をみて、
あっちが漫画に忠実なら、こっちは映画用にカスタマイズされていったお話。
原作とはちょっとずつ変えられていましたが、
もともとのテレビ版を基本軸に考えるとこれはこれでよい流れだと思います。

漫画にかかれていたルイの成長や、ターニャと黒木くんの話、
そのほかもろもろは時間を考えると切り捨ててもしょうがない。
逆に日本の仲間のその後をしっかり描いたのは、
テレビ版から放置されていた部分にケリをつけるためにも必要。
そうすると、これが時間精一杯かなあと。

のだめの初舞台のところで、のだめが自分からオケを引っ張っていったり、
本番でむちゃくちゃな(いい意味で)演奏をしたり、というくだりは、
のだめの成長と変わっていない部分を表現するためにも
是非入れたほうが良かったんじゃないかなとは思うけどね。

最後の最後は、原作とはちょっとだけちがうけど、基本的には同じ。
のだめが自分の道をしっかり歩んでいくとともに、
受けてである私たちに考える余地を持たせたエンディングの作り方。
ポスターにはfin?とありましたが、なんらかの形でまた続きが見られるといいな?、と。

「踊る大走査線 THE MOVIE 3」

レイトショーで行ってきた。
感想は、まあ普通?

多分、ファンだったらとても喜ぶような作品になっていたんだと思うんですよ。
昔からのメンバーに会えて、ドタバタコメディといった昔のノリもそのままあって、
で織田裕二がかっこいい、というね。

でもまあ、逆にいうと客観的に映画としては、まあとっても並みな気がしました。
もはや続編を作ることが大事であって、その中身をとやかくいう必要はないと思うのでいいんですが。

「ダーリンは外国人」

駅に貼ってあったポスターをみて、「井上真央、かわいい!」と思ったので見に行った、わけではないですよおほほほほ。

前々から、本屋で立ち読みしたりして気になっていた作品。
これを映画化してくれるなら見に行くしかないじゃない。

よくできている作品だと思います。
相手が外国人だから起こる問題もあれば、外国人じゃなくても起こる問題だってあるし、
それだけでは説明できないいろいろな状況が身の回りに発生するけれど、
結局は人間同士だということに気づきます。

特に映画を見て気づかされるのは、
もはや自分とは違う誰か、という時点で自分とはなにかが違うわけで、
恋人が外国人だろうとどうだろうと、やっぱり違うところはあって、
結局それらを認めて歩み寄っていくことが大事なのだと思いました。

どこぞのレビューにも書いてあって「なるほど」と思ったけど、
男性と女性というのがすでに外国人のようなものではないだろうか。
そんなこんなを乗り越えて幸せになる2人が幸せじゃないわけがないのだと思うのです。いいなー。