■朝日観賞@4/29 5:00(Sr)(残り40時間)
1秒たりとも無駄にできないということで、
今朝はアンコールワットでの朝日観賞に出かけます。
5時にホテルのロビー集合。まだ外は暗い中出発します。
ホテルからアンコールワットまでは車で20分ぐらい。
途中のチケットブースはまだ暗い中、人がたくさんいました。
いよいよ、初めてのアンコールワットとご対面ということで、
否が応でもわくわくしてきます!(三十前の男が何を(汗))
途中にある池の前が絶景ポイントというので、その近くで待ちます。
アンコールワットが池に写って、逆さ富士のごとく綺麗に見えます。
し か し !
うすうす気づいていたのですが、この日の天気は曇り。
辺りが明るくなっても太陽が上がってくる気配はありません。
そうこうしているうちに、徐々にホテルへ戻っていく人々。
うーん、残念。今日は見られなかったようです。
僕もホテルに戻ることにしました。
■朝食@4/29 7:30(Sr)(残り37.5時間)
朝食はホテルの中。
食堂のおじちゃんは、各国の言葉を勉強しているみたいで日本語も上手でした。
ひとつ質問があると言われたので、何かとたずねると、
「“Have a nice day!”を日本語で何というのか」と聞かれた。
「よい一日を」「よい日を」などを教えたのですが、
うまく発音できてませんでした(汗
誰か、発音しやすいいい日本語に翻訳してあげてください。
■アンコールトム@8:30(Sr)(残り36.5時間)
今日は、アンコールトム&ワット+プノンバケン夕日観賞という一日ツアーに申し込んでいたので、
ツアー任せで夜まで遺跡探訪です。
8時半に出発。この時点では4人目としてバスに乗り込んだんですが、
途中で別のバスに乗り換えて、10人以上の大所帯で今日のツアーを回ります。
一人旅っぽい女性はいるみたいだけど、男性の一人旅がいないなあ……
まずはアンコールトムの入り口。南大門から入ります。
写真は門だけですが、
門までの道(お堀を渡る橋)の左右には、像が立ち並んでいて圧倒されます。
この像は左右がそれぞれ神と阿修羅像(鬼)と対になっています。
アンコールトムで有名なのは、中央にあるバイヨンという部分です。
このバイヨンは、一部工事をしていました。
このあとも出てくるんですが、
アンコール遺跡群は、いろんな箇所の補修工事を今も現在進行でやっており、
日本を含めた世界中のいろんな国が、その工事の補助をしているとのことです。
世界遺産をみんなで守っていこうという考えを実感するし、それを嬉しく思います。
さてバイヨンですが、壁にはぎっしりと細かく彫られた彫刻(レリーフ)が目に入ってきます。
戦の様子が描かれているのですが、
戦に向かうにあたって、女性や子供が食べ物を運んだり、
生活そのものを移動しながら戦に向かっている様子が描かれていて、当時の様子が窺えます。
また、バイヨンの中央塔を登っていくと、人面像がたくさんあります。
その中の1つに、ガイドさんが、
「あの人面は京唄子に似ています」と言っているものがあった。
まさか現地のガイドさんの口から京唄子の名前が出てくるとは思わなかったんだけど、
実物を見たら本気で似ていたのでつい笑ってしまいました。
しかも、ガイドさんは京唄子の写真まで持っていた!
勉強熱心なガイドさんだと、本気で思いました。
これでバイヨンはおしまい。
バイヨンを降りきったところで、振り返ってみたら、工事現場の見えないいい風景に遭遇したので、
名前も知らない偶然一緒になった仲間と集合写真。
いつの間にかみんなが仲良くなった感じで、こういう雰囲気、すごく好きです。
■アンコールトム遺跡、その他@11:00(Sr)(残り34時間)
アンコールトム遺跡の中には、バイヨン以外にもいくつかの遺跡があります。
そこから少し歩いて、順番に見て回りました。
まずは、隠し子という意味のあるパプーオン。
かつて、タイ軍から王子を守るためにこの遺跡に隠したといいます。
しかし、修復工事のため中は見れず、外側から。
ピミアナカス。かつて王様が毎日登っていたという小さなピラミッド型の宮殿。
かなり急な階段を昇ると、そこそこいい景色。
あとは象のテラスの上を歩いて(下からじゃないと象の像は見えないのに)、ライ王のテラスの迷路をうろうろあるいて、アンコールトムの見学は終わりました。
それにしても暑い暑い。
真夏のような暑さでみんなへとへとになってきましたが、
お互いに会話もするようになり、ますます仲良くなってきて楽しい一日です。
と、ここでご飯タイムへ。みんな疲れていたので、待望です。
■昼食@4/29 12:00(Sr)(残り33時間)
さて、バスに揺られてやってきたレストランでお昼ご飯。
ここで一人旅の人が女性3人、男性3人(僕を含めて)ということが判明。
男性の残りの2人は、ずっと仲良さげに会話していたから、
てっきり2人で参加しているのかと思ったら、
「たまたま昨日ホテルで出会って仲良くなった」ということ。
こういうのも、1人旅の醍醐味なんだよなあ!と痛感。
あと女性の方ともお話させてもらって、
みなさん一人旅をそれぞれ楽しんでいる様子。
しかも、みんなのツアーがてんでバラバラ!
もともと旅行に組み込まれているツアーの方もいれば、オプションでつけた方も。
よくもまあこんだけ寄せ集めたなあという(笑
お昼ごはんは意外と美味しかった。
パクチーが大量に入った春巻きも、暑い気候の中ではこれもありだなあと。
疲れた身体にマンゴージュースが染み渡るぅ。
昼食後は、ホテルに戻って休憩というのがもともとの計画なのだが、
各々が異なるホテルのため、全員をホテルに送ると休憩時間がほとんど無くなってしまうということから、
お土産屋さんにつれていかれました。
ただ、ガイドのお兄さんは難度も「もしよければ」「強制ではないです」と弁明していて、ガイドさんがちょっとかわいく見えた。
基本的にカンボジアのガイドさんは、(ちゃんとしたツアーのガイドなら)みんな“いい人”。
それが滲み出ていて、好感触をもちます。
こういうところも、カンボジアにまた行きたくなる要素の1つなのかもしれません。
■アンコールワット@4/29 14:30(Sr)(残り31.5時間)
さあ、いよいよアンコールワット!
朝とはまた違ったアンコールワット。
池の前ではまたみんなで記念撮影。もう完全に仲良しだ。
ところで、アンコールワットに入ったあたりから、徐々に怪しい天気になってきた。
空は雲でどんよりし、ポツポツと雨が降ってきたり。
駆け足で遺跡内に移動して、雨宿りしながらレリーフを見学。たくさんの彫刻がありました。
レリーフとは違うんだけど、面白かったのは、
「胸を叩くと、驚くほど音が反響する部屋」というもの。
結構きちんと反響していて驚いた。昔の人はすごいなあ。
次に回ったのが、第3回廊。
同時に100人ぐらいしか入れないということもあって大行列。
20分ぐらい並んで、急勾配の階段を昇って回廊を一周。
景色も良かったので写真を一枚。
■プノンバケンでの夕日鑑賞@4/29 17:00(Sr)(残り28時間)
次はプノンバケンからの夕日観賞なのですが、
天気が悪くて厳しそうとのこと。
一応行ってみようということになり、プノンバケンへ移動。
プノンバケンとは、小高い山の上にある遺跡。
麓には象に乗れるポイントがあって、象に乗って遺跡まで行くこともできるようです。
時間があれば、象にも乗ってみたかったなあ!と思う。
山登り中は、夕方から参加の一人旅の男性とおしゃべりしながら山登りしてました。
その方はタイに出張中で、休暇を使って1泊2日の旅行でカンボジアに来たのだとか。
出張中に旅行だなんて思いもよらなかったけど、世の中にはそういう人もいるんだなあ!
いろんな人に出会えて楽しい!
山道を登ること20分ぐらいして、遺跡が登場。
たくさんの観光客がいた。みんな夕日待ち。
うろちょろしたり、旅仲間と雑談したりしながら時間を潰したのですが、結局太陽が見えることなく日没。
朝日といい夕日といい、天気運はないみたいだ。
あ、ちなみにカメラの電池が切れたためにプノンバケンの写真はありません。残念。
これにてツアーは終了。
ほとんどのみなさんは、このあとアプサラダンスを観に行くことになっていたみたいですが、自分はここでみんなとお別れ。
ホテルに戻って夜の計画を立てます。
■パブストリートの夜@4/29 19:30(Sr)(残り25.5時間)
さあ、今日の夜は、
シェムリアップの夜を満喫すべく、パブストリートに繰り出します。
明日のこの時間にはもう空港に行っていると思うと、
少しでも楽しまないと!という気持ちになります。
パブ・ストリートというのは、シェムリアップの繁華街。
たまたま、今回泊まったホテルからすぐそばなんだよね。
今回泊まったタ・プロームホテルのいいところは、
前にもちょっと書いたけど、“繁華街に一番近い”というところ。
最近は、少し離れたところに高級ホテルが増えてきているみたいなんだけど、
繁華街へのアクセスが悪い。
ホテル内で楽しむにはいいんだろうけど、やっぱり現地を楽しまないともったいないもんね。
そういう人にはこのホテル、お勧めかも。
パブストリート周りは、本当に白人がうじゃうじゃいます。
たまたまこの日の夜はロイヤルウェディングということもあって、
スクリーンに映し出してそれを見ながら飲んでいる欧米の方がたくさんいました。
今回夕ご飯を食べに行ったのは、
ガイドブックにも乗っていたred pianoというお店。
まあ普通のバーです。
アンジェリーナ・ジョリーが、映画「トゥームレイダー」の撮影時に寄った、というお店で、
お店のメニューには、アンジェリーナ・ジョリーが考案したカクテルがあるという。
もちろん頼みましたよ!?
ということ、美味しくご飯をいただいてご飯終了。
帰りに、近くにあったコンビニのようなお店にも入って、
追加のラズベリーのお酒とミネラルウォータを購入して帰宅。
275mlの瓶で$1.4=120円ぐらいなんだから、安い。
こうして最後の夜は更けていったのでした。