「封印再度」/森博嗣

 昨日は東京だったわけで、その行き帰りに読んでました。森博嗣の「封印再度」。例によってミステリなので書くことがありません。以上!

 今回は昔起きた事件の謎がキーポイント。まぁトリックは微妙。理系的というかそれは反則だろ的な。まぁいつも言っているとおり、森博嗣作品はトリックはあまり重要ではないので。今回なら犀川と萌絵の関係が進展するという部分の方が大きいかと。
 あと、タイトルと内容との一致度は少なくとも過去4作を超えています。毎回意味深いタイトルで、特に「すべてがFになる」は興味を引くタイトルかつ理系的?な印象を与える結末なわけですが、今回の“封印再度”あるいは“Who inside”も、なかなか上手いかなと。
 ミステリとして読むというよりは、ストーリーを楽しめばいいんじゃないかなぁ。うん。