エッシャー展

 会社の職務説明会でした。ここで得たことは口外しない誓約書を書かされます。まぁ当たり前ですが。それだけ書くんだから、よほど教えてくれるのかと思ったら、就活のときの説明会とほとんど変わらない感じでした。変わってるのはこっちが全員内定者っていうだけで(汗)。ないよりはまし、ぐらいでしょうか。

 帰りに渋谷で開かれているエッシャー展を見てきました。自発的に展覧会に行くのは初めてだったんですが、ものすごい人だかりでした。当日券を買うのに15分待ちました。中もすごい人で、閉館(あるいは、自分の新幹線の時間)を考えると全部をじっくり見ている暇はなさそうです。気になった絵を中心に1時間ぐらいかけて回ってました。とりあえずは全部見たし。
 エッシャーといえば騙し絵なんですが、その手前で同じ図形で平面を埋め尽くすという手法をとられた絵や版画が沢山ありました。特に「昼と夜」(参照リンク;トップ画像の右側です。)とかいう作品では、平面を単に図形で埋め尽くすのではなく、左右で昼と夜という時間を埋め尽くすことに成功し、それから2次元に空間や時間を表現、埋め尽くすという技に進化して、最後にありえない絵、騙し絵に突入したのだと思うとすごいと感じました。

 幾何学的にも価値があると思われるのか、数学マニアな僕と同じ空気を持ったカップルなんかが沢山いました。かわいい女の子が「これって、ここから広げていくと線対称になるんじゃない?」とか言ってるのは激萌えです。

 渋谷はとにかく人が多かったけど、いい経験でした。