台風

 weathernewsより抜粋?

 

 ――え、、何だこの降水量(汗

 台風が近づいてますね、明日の夜に関東直撃な予感です。
 しかし、昨日の日記にも書いたけど、今ちょうど仕事が大変な時期で、当然ながら明日も残業見込み! 遅くなれば遅くなるほど雨が強くなるという不運なタイミングです。寝ている間だったりすればいいのに。

 阪神が2位浮上。東京に来てもタイガースは気になる。どうしたものか。

 今日は残業なし。ってなわけで数学テキスト作りに没頭。書きはじめると「ああ、あれ書いてなかった!」という記事を思い出して仕事が増える。ページも増える。まあ、そんな繰り返しですわ。
 ちなみにあとどれぐらいかっていうと、

  • 媒介変数表示
  • グラフと最大・最小
  • 方程式・不等式への応用
  • ロピタルの定理
ってな感じ。なかなか終わりそうにもありませんな。

進捗

 昨日の晩から今日にかけては、イズミの数学を書いていた。「今月中に微分の章を公開したいなぁ」なんてことを言ってたのに全然進めていなかった自分が悪いんですけど。

 とりあえず微分の章の山場であるテイラーの定理からマクローリン展開までを書いていた。テイラー展開不可能な例とか、それだけで話題たくさん。
 それはいいとして、今回もやっぱりうまく説明できなくて困る点がいくつか。大概そうなんだけど、分かっているつもりでもきちんと書くのは難しいし、分かっていないことはさらに書くのが難しい。今日も数学の本を参考書、問題集あわせて10冊ぐらい引っ張り出してきて書いてました。簡単なところだし、教科書写しながら打ち込めばいいか~、なんて思ってたところなのに引っかかるとは思わなかった。

 この調子だと8月中の公開は微妙です。まだ計算問題の答え作成や重要例題の追加分が打ち込み終わらないので。今週早く帰れれば1日1題打ち込む感じで。

地道な努力って大事です

 今日はいろいろあって、夜中まで起きていたので「コマネチ大学数学科」をはじめてみた。これが良い問題だったので紹介します。

 今日の問題はこちら。問題文は多少変わってます。

最小の内角が120度で、他の角が5度ずつ大きくなるような多角形は2種類ある。何角形と何角形か。

 まあ、初めは単純に9角形だと思ったわけです。簡単簡単。これは内角の計算でも外角の計算でもいいが、すぐ分かるもんねー。

 ……とか思ってたら答えは2つありますっていわれてしまって本気モード。そこでもう少し計算してみると、n = 16という答えが見えてきます。

 まぁ、このことは題意をもとに方程式を立てて計算すればよいだけです。すると解は n = 9 , 16 となるのです。
 しかしこれには大きな落とし穴があります。16角形というのは見かけ上の答えなんです。というのも、多角形で実際に使う角は120度の角から195度まで、つまり180度を角として数えてしまうわけです! そこでその分を差し引いて15角形が答え。

 この問題はよい問題で、地道に努力することが大事だということを教えてくれる。
 実際たけしさんも東大生チームも方程式に頼ってしまって16角形と答えてしまっていた。僕も実際そうだった。唯一体を動かして実際に作って示したたけし軍団チームのみが正解。すばらしい。

久々の…

 一部で大人気のイズミの数学ネタです。

 4月になってからまったく更新していないイズミの数学。コンテンツも激減した(過去の入試問題紹介が現在閲覧できません)こともあって、興味も減ってるかもしれんなぁ(汗
 できるだけはやく過去のコンテンツを復活させたいんだけど、データが全部実家のパソコンに入っているから今はどうしようもないんです!
 一応今週末に実家に帰るんで、そのときデータを拾ってきたいと思います。ただ、新しいパソコンはHTML編集がくそ面倒くさいので、なかなか更新できないかもしれんなぁ(汗

 あと、数学テキストのほうは、9巻を増やしています。8月ぐらいに微分の話を終わらせて公開できるといいなぁ、なんて考えています。ちなみに積分の定義は9巻では初っ端から飛ばしていく予定。分割(それも n 等分ではない一般論)からリーマン積分、そして微分との関連性(逆演算であることを示す)あたりを書けたらいいなぁ。仕事忙しくなって時間なくなりそ。

 という感じで充実の夏の予定なので、乞うご期待。

いよいよ明日

 今日と明日が修論発表。僕は明日ですが、今日発表した人の晴れ晴れした顔が羨ましいです。

 大学ではスライドの最終手直しを。もうやってもやっても終わりが来ないのでちょっと憂鬱ですけど。
 そんな中、公開された早慶の問題を見ていた。うわあ、なんか今年は「任意の」と「ある」の使い分けを題材にした問題が沢山出題されてます。同じ人が作ってるんじゃないかと思うほど。ちなみにチェックできたものだけでも、早稲田・人科慶應・商、さらに上智の2/9入試にも出てる。今年のトレンドです。詳しくはイズミの数学 2007入試数学特集ページを見て下さい。

 夜は家に帰ってからはいろいろ仕事。中でも22日の配属面接のための宿取りに2時間ぐらい時間がかかった。勘弁してよ。どこも空いてないんだよねぇ。多分当日になったらキャンセルとかで空くんだろうなぁ。

 あとは、早慶小問問題集の振り分けのために、実際に早稲田の人間科学部の問題を解いてたんだけど、なかなか難しい。今回は基本レベルの問題少ないよこれ?(汗 あと、慶應の商学部も。こっちは普通かな。
 実は人科は小問が12問もあるから早慶小問問題集の大部分を占めるはずなのに、半分ぐらい標準になりそう。明日公開の早稲田教育学部も難問揃いなのに大変だ。

 なんてことをやってたらもう25時。明日は9時から修論発表なので打ち込むのは諦めてもう寝まーす。

うわー

 来週月曜日が発表練習です。でも発表用のスライドが一切できていません。こんな状態で発表できるんでしょうか。
 担当の先生に聞きに行ったけど「まぁ、こうこう、こういう方向でいいんじゃないでしょうか」と説明はしてもらい「はぁ、分かりました」とは言いましたが、そんなのでうまく発表できる気がしません! うーん、困ったなぁ。
 夜にデータを出していて、さらに困った感じですが、まぁそれは明日から頑張るということで。

 ちなみに本番では、発表が14分、質疑応答が6分ということで、なんとか耐えるしかない。鬱なのは月曜日の発表練習だ。

 夜になって河合塾の2007入試の解答速報が始まった。1日早く公開していた代ゼミの速報大学は去年通りだったんだけど、河合塾は大幅増で嬉しいです。まぁ増えたのは私大で、去年に比べて、中央大学、東京理科大、法政大学、明治大学といった関東の大学が増えてます。とはいっても、これらの大学の問題は例年東進が公開しているし、入手できる問題数が増えるわけじゃないですけどね。
 慈恵医科大から公開されてるみたいだけど、数学はまだみたい。というわけで明日の夜に、面白そうな問題があればこっちに追加しておきます。

センター試験

 親に手伝ってもらって部屋の片付けをしてました。引越しまであと1ヶ月ですから。いろんなものが減っていきます。今日もかなり片付きました。

 さて、夜はセンター試験。20時半ぐらいに帰宅して、そこから解き始め。ちょっと解くごとにHPに問題を解いた感想をUPしながら、IIBまで解き終えたのは24時を回ってました。
 詳しくはHPを見てもらうことにして、大雑把に言うと、IAは難化。平面幾何の分量が多い上に、2次関数が本格的になったことが原因です。でも、これぐらいが適切だと思う。
 一方、IIBは若干難化。特に数列の問題はあまりよい問題とは思えない。微積分も作成者が「問題を捻ろうとして、結局ここに落ち着いた」といった感じで、あまりよい問題には見えない。ただ、知識を問うにはよかったのかもしれませんが。
 平均点はIAは大きく低下、IIBはやや低下ぐらいだと思います。

 そのあと解答を作成。朝方までかけたけど、当初の目標の70%まではできなかったかも(汗
 最後のほうは手抜きになってしまってたし、明日気分を変えて作り直そうと思います。

 ところで、体調がすごぶる悪いのは、金曜日の飲み会のせいでしょうか(汗

センター試験間近

 いよいよセンターが近づいてますね。「受験生の人は頑張ってください」としか言いようが無いですけど。こればかりは他人がどうこうする問題ではないです。自分がどれだけ頑張れたか、そしてどれだけ運がいいかという、点取りゲームみたいなものです。

 さて、私の運営する数学サイトイズミの数学では、今年も解答速報をやる予定です。今日はその準備で、HPを作ったり解答作成の準備をコツコツやってました。
 やっぱり修論を控えて、あまり時間が無いということもあるのですが、日曜の夜から作り出して如何に早く完成するかが問題です。次の日のこともあるし、さらには予備校が解説講義を提供する水曜日までに公開しないと意味が無いと考えてますから(汗
 時間と作業量を考えて、70%を日曜日深夜までに、月曜深夜に100%完成を目指したいと思います。

 去年のようにラジオで速報することは無いですが、とりあえず大問1問ずつ公開していこうかと思ってます。夜中の3時ぐらいまでにある程度完成できればよいかと。グラフや図形の問題は自然と後回しになる予感がします。

 さあ準備はOK、あとは日曜日の夜が来るのを待つだけです。

大掃除と実験準備と忘年会と

 昨日購入を決意した「アヒルと鴨のコインロッカー」を買いに、朝10時に生協に行ったら売っていなかった。ので、控えていったメモを頼りに注文しようと思ったら、店員がまさに山積みになったその本を持って出てきた。ナイスタイミング!

 ミーティングの後、午後は大掃除。クーラーのホコリがひどいことになってます。あとは掃除機がけぐらいですか。実験室も掃除機がけ。床もホコリだらけですから。

 さらに打ち合わせで修論のタイトルや次の実験の話をして、忘年会までの30分ちょっとで明日使うサンプルの作製。空気に触れてもよいサンプルだから作るのは楽だけど、粉が舞うからあまりやりたくないんだよねぇ。
 マスクと手袋で完全装備ですが、多分マスクの意味は無い。20nmの粉はマスクの隙間を余裕で通りそうだ。

 夜は鍋で忘年会。そしてそのあとバイト先で雑務。

 雑務中に面白い問題を解いている数論研究会が発足していた。面白かったのでここに掲載。

N 枚のカードがある。これを次の要領でシャッフルするとき、何回目でもとの配置に戻るか?
(例) N = 6 のとき、
( 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 )→( 1 , 4 , 2 , 5 , 3 , 6 )
→( 1 , 5 , 4 , 3 , 2 , 6 )→( 1 , 3 , 5 , 2 , 4 , 6 )
→( 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 )
で4回で元に戻る。

 これはトランプ業界(手品業界?)では有名な話で、 N = 52 (トランプ)の場合だと、なんとたった8回で元に戻ることが知られています。だけど、あとで計算した結果、 N = 54 とした場合ではなんと52回必要であることも分かります。謎が謎を呼ぶ問題です。
 この手の問題は2002年の東大にも出題されていて、群論なんかと関係あるようですが、バイト先のメンバーでぎりぎり届かないような問題で楽しんで解いてます。ちなみに、東大の設定のほうが分かりやすいのかもしれないけど。
 これは年末、いい頭の運動になりそうです。