「Spare Parts」

アリゾナ州フェニックスのカール・ヘイデン・コミュニティ高校が、
NASA主催のロボットコンテストで参加する他の大学を差し置いて優勝するサクセスストーリー。

そう聞くと、ロボットコンテストの話なのかと言うと、実はそうではない。
この高校、メキシコからの不法移民が多くいる地域の高校で、まあ言ったら「希望」があまりない高校。
不良ばっかり、親も子も入国管理局をおびえている。
不法入国の人間は、ろくな仕事にもつけず、未来への希望もない。

そんななか、ふとしたきっかけでロボットコンテストに参加することになる。
お金もない中、自ら寄付を集め、いかに安く、必要な機能をそろえるかということに頭を悩ます。

コンテストに参加するのは、そうそうたる大学のロボット工学の学生たち。
そんな中「大学生に負けるんだったら格好悪くもないよね」の一言で大学の部に参加する高校生。
自分たちの十倍以上のお金をかけて作られたロボットは、次々とコンテストの課題をクリアする中、
格安ロボットは、どれだけの成果を残せるのか?

高校生の友情とロボコンの物語半分、移民に関する社会問題半分、
そして最後の最後に出てくるほんのちょっとのジョークが、
絶妙なバランスで配合されていて、本当に面白い映画だった。

日本で公開予定がないらしいのですが、
とても面白かったので機会があれば是非見てもらえればと思います。おススメ。

羽田‐上海に深夜便登場

エアラインニュース!
ってわけではないんですが、ANAから、羽田上海の深夜便が発表されました。
羽田発が22時、上海発が夜中の1時45分です。
来年2月1日からということで、春節に間に合いますね。

ANAプレスリリース「羽田=上海線の増便について」(2015/10/14)

ANAとJALは今月25日からどちらも羽田から中国へのアクセスを強化する戦略を発表しており、
私が住む北京へも、羽田便が1便増便(その分、成田便が1便縮小)となるのですが、
今回はANAが先手を打って、羽田上海を深夜に増やします。
日本発を夜に、上海発を深夜にすることで、中国からの旅行者からすれば日本に滞在する時間を増やすことができます。
駐在員も同じですね。

あと、日本から中国に飛ぶ便で、夜遅くに設定された便は大手キャリアでは今までなかったのですが
(この夏から始まった、上海春秋航空の便が、夜中に飛びますが)、
この便のおかげで、大抵の人が仕事が終わってからでも上海に行けるスケジュールとなりました。
これもありがたい設定です。

中国大陸と日本、もっと便利に繋がるようになるといいんだけれどなあ。特に北京!

S4バッテリー問題

継続して、S4バッテリー問題。

まだ様子見ですが、
Android System WebviewをPlayストアから更新したところ、
バッテリーの暴走が落ち着いたように見えます。

このシステムアプリ、怪しい一つだったので、
こないだWebviewの更新を一度削除したのですが、
それでは何も変化がなかったので、ダメか、と思っていましたが、
改めて更新を掛けて最新版にしたところ、いまのところましになっている感じ。

とはいえ、まだ油断は禁物です。継続観察が必要です。

マラソン

マラソンといっても、楽天マラソンですけど。
前回から、マラソンのときも50ポイントが当たるくじ引きが実施されるようになったので、
マラソン期間中も目が離せなくなりました。

楽天で買うものといえば、月末のポイント消費のための本の購入がほとんどですが、
今回は楽天ブックスで3,000円以上で10倍ポイントのセールをやっていたので、
ポイントも使いつつ、3,000円分ぐらい買おうと思ったのです。

ということで今朝購入。上記10倍ポイントに加え、
・3点以上で5倍のキャンペーン
・時間限定全品5倍
・ヴィッセル神戸勝利の4倍
・スマホからの購入で100円引きクーポン(これはもとの金額から減額)
・もらえるモール軽油による2.2%還元
があったので、本を買うだけで(10+4+4+3+2.2)%=23.2%のポイントと100円の割引です。

加えて、ポイントも限定ポイントの900ポイントぐらいを消化しているので、
ものすごい節約&お得な買い物になったと思っている。

ただ、上記ポイントのほとんどが気付かないタイミングで付与される使用期間の短い期間限定ポイントなので、
得した実感もなければ、また12月末ぐらいに忙しく本を買和なければならない羽目に。

ま、ほしい本は無限にあるからいいんだけど、
お得感が実感できないのは、システム上しょうがないんだろうけど、
楽天としては大きな損失じゃないかなあ。

「国際市場で会いましょう」

家族のために一生を犠牲にしてきたおじいさん。
すべてを犠牲にしているようで、その心の支えとなっていたのは……

苦労を重ねた人の一生を描く作品で、見ていて辛いのかと思いきや、
その場その場を楽しく過ごそう、とポジティブに生きる大事さや、
やはり心のなかに芯がある人は、強いな、と思わされる韓国映画でした。

いや、これはとてもいい映画でした。

バージョンアップ

僕が愛用する携帯は、2013年に買ったSamsung Galaxy S4(ドコモ版)。
といいつつ、普段はSIM解除を行って中国联通のSIMを入れて使っているし、
日本に帰った時はIIJの格安SIMを使ってるので、ドコモとはほぼ関係ない状態です。
(一応ドコモの番号を残すために月々432円を払っているけど、これももういらないかも。)

さて、今年の6月に、この機種に大して、
Android 5.0へのバージョンアップ対応をすることが発表されていました。
2年も前の本体なのに対応してくれることはありがたく、ずっと待ちわびていました。

と同時に、もうドコモの回線契約をしていない僕がバージョンアップできるのだろうか?
という疑問も持っていました。

時は流れてついこないだ、ネットで10月初旬にこのアップデートが公開されたことを知りました。
普通なら自動的に通知が来てもよいようなものなんだけど、
そこはほら、ドコモの契約がなくかつ中国にいる僕のところには、昨日まで通知は来ていませんでした。

携帯から強制的にバージョン更新をかけたところ、
「新しいバージョンがあります、更新しますか?」と表示されたので、
「ドコモの回線契約もない僕が本当に更新できるのか?」と思いつつ、昨日の夜に更新をやってみた。

そしたら! 見事、更新することができました。
wifiを使って、パッケージをダウンロードすることができ、展開、更新もスムーズにいきました。

回線契約なくてもちゃんと更新できる端末にしてくれたドコモには感謝です。
まあ、普通はそうあるべきなんですけど。

ということで、無事Android 5.0デビューすることができました。

2015-10-10 15.09.35

「フォーカス」

ウィル・スミス演じる詐欺師とその詐欺師に詐欺の手法を学んだ美人詐欺師が、コンビを組んで詐欺を働く。
そのうちに、“教え子”だった詐欺師のテクニックが上回って、お互い気が抜けない関係に。

マーゴット・ロビーのセクシーさあり、
騙し合いや駆け引きの白熱したやり取りもあり、
最後の最後で、なにそれ、そういう展開?という展開もありで、
期待して見るのではなく、詐欺師が生み出すコメディ?ぐらいのテンションで見るといいかも。

そうしないと、ネット中に拡散しているような、
「観客が騙される」とか「その割にはあっさり」とかいうコメントになってしまう。

楽しい爽快感のある映画でした。

「火花」/又吉直樹

噂の又吉さんの受賞作品。

普通な自分と、その自分から見ると若干奇抜なもう一人の漫才師。
自分にはないものを持っている人のことをうらやましく、かっこよく思う心理と、
同時に、そうなることはできないとどこかで分かっている主人公が、
結局平凡な生き方をするしかないと思う心理がある。

そのもう一人(神谷)は、破天荒でありながら、ときどき真理を突いたようなセリフを言う。
そこが実は又吉さんの視線なのかな、とも思う。

その神谷は最後まで「変人」なのかというと、
最後の漫才でその部分をきちんと漫才の形で昇華していて、
ほとんどの人はそこがきちんと盛り上がってよかった、という感想のようだけど、
もちろんそこも一つの重要なポイントだけど、
たぶん他にも、漫才師の葛藤や、自分とはなにか、らしさとは何か、とか考えながら生きている、
そういう部分に触れているのがこの作品の醍醐味なのかな、とふと思いました。

「風に立つライオン」

さだまさし原作の小説の映画化。
映画の最後に同名のさだまさしの楽曲が流れて、
その時初めて、「風に立つライオン」というタイトルの曲があることを知った。

ケニアの病院で働くことになった日本人医師が、
孤独な中もさまざまな患者と向き合い、奮闘する作品。

成長していく様を描く、なんて生易しい言葉では表わせないほど、
過酷で死と隣り合わせの現場。
医師として人間と向き合うことの難しさと、
それをやり遂げると決めてそれに立ち向かう主人公の様子に感動した。

終わり方はちょっと、どうしようもない感じで、
もっとよい終わり方があればよかったのに、と思えてやまない。

SBI銀行のプログラム改悪

SBI銀行の来年からの政策が発表され、
これまで他行振り込みが月3回無料だったのが、
最低ランクだと無料が月1回までになってしまいました。

振り込みはいつ発生するか分からないので、
これまでは、定期にするほどではない、余っているお金を「とりあえずSBI銀行に」集約していたのですが、
この政策により、これをする意味が全くなくなってしまいました。

定期の金利がよければ、SBIで定期を組んでランクアップということも考えられるのですが、
昔ほどの金利メリットもなく、それをすることはなさそう。

今、他行振り込みが複数回無料の銀行って、あとどこがあるんだろう?