肉じゃが

 部屋の片付けしたり明日のための企業研究とかしてたら、夜になってました。なんとなく肉じゃがを作ってみたくなったので作ってみました。寒い冬の夜は料理に目覚めてしまいます。

 というわけで一人暮らしを始めたときに母親からいただいた本に書いてあった肉じゃがの作り方をみながら作ってみる。簡単でした。でも味付けでちょっと失敗したらやっぱり「我が家の味」みたいなのにはなりませんでした。みりんが多すぎて無駄に甘かった(十分食べられるものでしたが)。
 煮物は味付けが難しいというのは本当で。むしろ味付けを濃くするのは簡単なんだということを改めて実感した。薄味で求める配合に近づけるのは至難の技です。

 でも、自分で作ったご飯は美味しく食べられました。ご馳走様。

「詩的私的ジャック」/森博嗣

 森博嗣の「詩的私的ジャック」。昨日実家から帰ってくる途中に読んでました。それだけでほとんど読みきってしまって最後ちょっとを読んで今日読了。

 ミステリは感想文が書きにくい! 講評や解説なら書けるかもしれないんだろうけど。ここで感動したとか、名言に線引いたりってことがないからだろうなぁ。
 今回はN大学が良く出てきた。他の私立は何処がモデルか知らないけど、星が丘ボウルとか出てくると親近感です。さらに、工学、建築といった森博嗣節が炸裂していて、多分コンクリートとか建築とか勉強している人には垂涎モノだったのではとか思ったりする。僕とは無縁の世界だからよく分からないけど。
 そんな理系的な森博嗣の作品の中には「真理」を問うような部分がよくある。例えば「夢と希望は何処が違うと思う?」ってね。真理を突くというのは、あたかも文学的なもので難解であることが多いが、実は数学や物理は非常に純粋で単純な真理であり、森博嗣の真理の突き方は文学部の人が書く文章にはない、非常に数学的なもののように思える。そういう数学的で文学的な部分を垣間見ると、森博嗣の作品がただのミステリにとどまらない理由に繋がるような気がする。
 ――ああ、ここまで書いたら残りの感想文で書くことなくなっちゃうぞ(汗

 実家からあと2冊持ってきたから、まだまだ森博嗣が続きそうです。いやー、自腹切らなくていいのは非常にうれしいなぁ。

「デスノート(後編)」

 映画版デスノート後編を見てきました。実家から帰ってきたのが遅くて、パスポートの申請(今更かよ)とかやってたらもう大学行く時間でもなかったので。

 で、映画。後編はかなり盛りだくさんです。いくら漫画の第1部だけだといっても、月が捜査本部に潜入してから解決までを2時間ちょっとで完結させるには内容が多すぎます。
 漫画とはかなり違う内容。しかし漫画や小説を映画にしたとき頻繁に見られる改悪ではなく、改善といってもよいかもしれない。ごちゃごちゃしすぎた内容をスリムにブラッシュアップされている。
 結末について書くわけにはいかないけど、この手の作品でハッピーエンドはありえないだろうし、そういうことを考えればこの結末でちょうどよかったぐらいだろう。しかし、最後に××××が××××することで終わるというのは、ちょっと単純すぎた(ルールに則ってない)気がしたので、もっとひねった結末を期待していた僕としては若干満足しきれなかった。万人に通用する、ある程度ひねった結末といえばこれぐらいだろうか。

 そういえばまだ漫画版を最後まで読んでないので、早く読まなければ。

「笑わない数学者」/森博嗣

 今更かよ!? という声も聞こえてきそうだけど、森博嗣を読んでいます。母親が数年前に購読していたもので、いつでも読めると思うと読む機会を失うものです。今回は文庫化3冊目の「笑わない数学者」です。

 三重県が出てきます。地元です。青山高原! なんてことを言っている場合ではありません。でもミステリーだから中身は書けません。ネット上で検索してみると、「トリックが簡単すぎるから面白くない」なんてことを書いてあります。確かに。細かい事はともかく、「多分そうじゃないかなぁ?」ぐらいにはトリックが分かります。でも、それだけじゃない。
 この作品には非常に細かいウラが存在する。トリックなど、どうでもいいのである。
 文庫の最後の15ページ、そこにすべての謎賭けが、著者からの挑戦が書かれている。あの老人は誰なのか。誰が誰なのか。定義と物語の中に書かれた一字一句とを比較する事から答えを導くという、非常に数学的な謎掛けを提示している。その解説は他のHPにいろいろ書かれているのでここで書く必要もあるまい。

 本書の中に出てきた「5つの自然数を選んで円状に並べたとき、その隣り合う数字を任意個数選んで、21までの自然数をすべて作る」というパズルがすぐには解けませんでした。ビリヤードは9までだと思ってた自分が馬鹿だった(汗

「夜のピクニック」/恩田陸

 実家に帰りました。その道すがら読んでいた「夜のピクニック」を読みきったので読書メモ。
 しばらく空いてしまったのはプライベートやら数学の勉強やらが忙しくて、本を読む時間をとれなかったせいです。反省してます。

 恩田陸作品も初体験だったわけですが、この文章はなんだろう。解説にもあったけど、何か特別大きなイベントが起こるわけではなく、歩行祭という行事の中で自然に発生する会話たちと、それによって少しずつ変化する気持ち。その心の描写が読んでいて心地よい。
 高校生の話なので、僕にとっては昔の気持ちを復唱しているような気持ちにもなる。そういえば忍が融に「行き急ぐ必要はない、今を大事にしたらいいんじゃないか」って言っていたっけ。高校生ぐらいのときだよなぁ、こういうことを考えるようになるのは。貴子(か誰か)が言う。「青春してる高校生なんて少ないんじゃないの?」――あれ、僕もこのセリフ言った気がする(汗
 高校生の過ごし方はいろいろで、友達にも地域にも学校にもよるけど、こういう経験をどこかでして大人になったりするのかな。大きな感動や衝撃はないけれど、ほわほわと少しずつ変化する青春もあるよね。そんな物語でした。

のだめ5話

 毎週月曜日はのだめ日記化してます。どうもイズミです。

 今日は千秋がラフマニノフを弾くというところまで。千秋もいよいよ本領発揮、です。シュトレーゼマンはいろんな意味ですごい人です。
 のだめたちSオケのラプソディ・イン・ブルーもいい感じだけどよく考えれば原曲を聞いたことがなかったような。ドラマのエンディングで掻い摘んで聞くことができるけど。

 いやあラフマニノフといえば今まで「難しい」、「スゴイ」というイメージしかなかった。確かに「難しくてスゴイ」んだけど、このごろ名曲だと思うようになった。ピアノやってたらラフマニノフとか弾けたらかっこいいんだろうなぁ(動機が不純
 まぁショパンも弾けませんですけど(汗

のだめ4話

 当初はかなり期待していなかったけど、原作に忠実に、しかもストーリーがより盛り上がるようにストーリーを並び替えたり追加したりして、僕的には大満足のドラマ「のだめカンタービレ」。今日は第4話。

 今回もかなりうまい具合にストーリーが組み合わさっていた。そしてコンマス峰の良さもアピールされるように追加シーンがちらほら。原作と比較しながらも楽しめるようになってます。
 曲が変わったのが大きいポイント。原作ではSオケは初めにベートーベンの7番をやり、それが3番「英雄」に変わるのですが、ドラマ版ではそのまま7番を演奏会でやることに。ドラマの中で補足があったとすれば「表題のない曲を選んだのは、こいつらにぴったりだからか」的なことを言っていたわけで、それはそれでうまく作り直したと思います。

 あっという間の連休が終わり、明日はいきなり本読みゼミの担当……読んでるけど全然わかんねぇよ(汗

そうだ!琵琶湖に行こう。

 友人と琵琶湖に行って来た。ただ琵琶湖を見るというドライブ。ああ、僕は運転してませんよ、ペーパーだから。
 ずっと道案内してました。ちょうど昼に京都を通りそうだから抜け道してみたり。そしたら友人の実家のすぐそばを通ってたらしい。

 湖西をいけるところまで北へ、ってことで。琵琶湖は北に行くほど綺麗になるらしい。ということで、とりあえず南の琵琶湖を見る。
 ……た、確かに汚い(汗

 北へ走る走る。安曇川らへんで休憩して運転を代わったところで車に異変。ギアが入ってなかったのか、車から煙が……
 初めて運転する車は本調子じゃなくても「いつもと違う」とか分からないし(汗
 初めは火を噴いたらどうしようとか言ってたけど、結局大丈夫そうだったので、そこから時間の許す限り北へ行って、並木道が見えたところで今日のドライブの最北端。並木道で写メールしてきたので見てみてください。

 朝まで早慶問題集作ってたから、2時間ぐらいしか寝てなかったから、帰ってきてもう寝まくりです。ふわぁ。

コンサート

 コンサートに出かけてきた。オーケストラやピアノ演奏があってかなり楽しい演奏会だったと思うんだけど。
 オーケストラはただ聞くしかできないのに対して、ピアノ演奏は自分がやってただけに、「ああ、この人はここに感情をこめるのか」とか「こういう弾き方もあるのか」とか考えてしまう。
 今日の方は、とっても上手だった。いやそりゃあ上手いには違いないんだけど。紹介のときにも言われていたんだけど、とても音色がきれいだった。ピアノがいいピアノだったのか、座っていた席がちょうどピアノの音がきれいに響く位置だったのか、あるいはその人が凄いのか。多分最後。

 やっぱり音楽は生がいい。CDよりもライブで聞いた方が絶対いい。楽器から耳へ伝わる振動が、機械から出てくるのとは違うよやっぱり。

のだめ2話

 のだめ日記みたいになってない? ってかもうのだめの前半忘れたよ(←実はマンガは借りて読んだだけ)。
 今日は千秋が峰君のバイオリンの伴奏を。いやぁ、やっぱり千秋はカッコイイよね、言ってることが。マンガのキャラクターですけど、ああありたいです。努力家。
 ストーリーもキャラクターの感じも原作に忠実な感じで嬉しいです(いやキャラクターに関しては、のだめとかがハマリ役ってだけだけど)。世間の人気はどうなんだろう。世間が何と言おうとイズミは楽しんでますけど。
 人気だったらパリ編も続編ドラマ化とかあるんだろうなぁ。楽しみ。

 学校は打ち合わせとゼミ。今週は忙しくなりそうだ。