生放送中の経済娯楽番組に銃を持った男が乱入。
この番組が紹介した会社の株で大損したという男だが、その会社の株価暴落の裏を探っていくといろいろなことが分かってきて。
初めは人質に取られる司会者だが、裏で指示を出す女性ディレクターとの協力もあり、犯人の男のなだめ込みに成功。
さらには、犯人の男と協力し合いながら、そのおかしい株価暴落の真相に辿り着く。
ところどころ、そんな展開はないでしょ、と思わせるところもあるが、
ただのサスペンスではなく、現代金融社会を考えさせられる一面もある、社会派サスペンスだった。