普通の暮らしをしていた人間が、ただただ悪の組織の事件に巻き込まれて、
何とかしようともがくけど、結局は自分の力では何もできないが、事件は解決する、という
あまり見ない展開が繰り広げられる。
餅は餅屋、ではないけれど、一般人は一般人として生きていくのがよいのだと思わされてしまう。
そういうアンダーグラウンドな世界のことは、そちらの世界の人間に任せておくべきで、
何かの間違いでそれが交差してしまうと、とんでもないことになってしまう。
って、これたぶん伊坂先生が伝えたかった話とは違った感想なんだけれどね。
そういえば原作ってどんな感じだったっけな。また機会があったら読み返してみよう。