浪費

熾烈な舛添都知事叩きの末、辞任に追い込まれましたね。
舛添氏が引き起こした影響は大きいと思いますが、
今回は、舛添氏が無駄にした血税がいくらぐらいあるのか、という観点で。

まず、都民の血税を公私混同で使ったこと。
法に触れていないかどうかではなく、倫理的に許されることかどうかという判断で考えるべきですね。

そしてマスコミでも騒がれていたが、都政を遅延させた影響も大きい。
都議会の貴重な議論の場がつぶれてしまい、都政の遅延による損失額、
都議会議員を無駄に働かせたその賃金の損失、
都政を遅延させる都議会議員にも問題があるというマスコミの書き方も多いが、
これは舛添氏の問題がなければ起こることもなかったので、やはり舛添氏により大きな責任があると言ってもいいのではないか。

さらに、オリンピックの問題。
今回の問題を、なにかとオリンピックがあるからなんとか、という議論をしている人がいたが、
2020年のオリンピックは舛添氏が決めたオリンピックでもなんでもなく、今回の事件とはわけて議論するべきでしょう。
ただし、東京オリンピックに対する不信感は国内外に広がったはずで、これも舛添氏の責任だ。

これら全てを足し合わせると、舛添氏の出した損害金額は相当額になるはずだけど。

ところで、お金の話とは関係ないけれど、
議員の追及弁論の中には的を得ていないものもあったように見えた。
大した議論もできないのに議員になっていることが浮き彫りになり、やれやれ都政も問題山積みだ。