独学で一番難しいのは「正しい勉強の仕方」と痛感。
中国語を勉強するために、本屋に行ってみると、
第一課から始まるようなテキストや単語帳はたくさん売っているけど、
「こういう風に勉強するといいんだよ」という勉強法を教えてくれる本は少ない。
勉強法が分からないうちは、どのテキストがよいかどうかすら分からない。
高校の参考書とか見ていると、中には本当に内容がだめなイロモノの参考書も多い。
何でこんなものが書店に、と思ってしまうけど、
初学者にしてみれば、どのテキストがよいのかという判断すらつかないから、
そこに付け込んだ商売だと考えると納得がいく。
たまたま自分の場合は、イケてる先生が学校や塾で勉強法を教えてくれたのが良かった。
(もちろん、それができずに問題演習だけする先生もいたけど。)
僕自身ここを押さえれば、というポイントが分かっているから、
大学生になって塾で教えるときもやりやすかった。
しかし独学ではそれを身につけるのが難しい。
勉強法を身につけるまでが本当に一番難しいわけで、
一度軌道に乗ってしまえば、その正しい勉強法に合わせて勉強を進めればよい。
(もちろん、自分が見つけた勉強法が正しいとは限らないので注意が必要だけど、それはまた別の話。)
だからこそ、問題演習や文法を解説した本ばっかり出版せずに、
「いけてる勉強法」をきちんと書いた本を出してほしい。
実は世の中の多くの人がそう思っているんじゃないかと思う。