報道が崩壊している

本当は仕事があったんですが、
この状態で仕事にいける気もしなくて休み。

午前中はうなだれるように寝て、午後からテレビ等で情報収集。
原発関連については、
テレビや国が混乱を避けるような報道、情報伝達を心がけているのが分かる。
が、事実を隠して報道しようとする姿勢には納得いかない。

思ったことを2点。

その1。
昼間に見ていた「ミヤネ屋」では、
大宅氏が「あれだけ水を注いで冷えないんですか!?」と言っていた。
それに対して、専門家に「そうです」と答えられて驚いていた。
これを見て、僕の方が驚いた!(ぉ

コメンテータは、もはや現在起こっていることに対する知識はまったくなく、
ただただ国民の不安や不満、意見を述べる代弁者に成り下がっている。
国民の大部分は確かに大宅氏の発言のように思っているのかもしれない。
しかし、コメンテータなのだから少し考えれば分かるはずだ。

その程度で冷える熱量(今は停止中としても)で、
どうやって日本の電力を補えるとでも?

その2。

私も原発には詳しくないが、
理系の端くれとしては、放射線の基本的な知識ぐらいはあるわけだ。

しかし、夜にやっていた「学べるニュース」ですら、
間違っていてもキャスターや番組スタッフは気付けないのです。
こうなってくると、専門家として登場する先生方の発言しか頼るものは無い。
大概の専門家は、嘘を言わないし、危険があることもきちんと伝えている。
しかし、報道のアナウンサーの誘導によって、
アナウンサー「すぐには危険は無い、ということでよろしいですね?」
専門家「そ、そうですね」
のようにしばしば言いくるめられてしまう現実に、憂いを覚える。