「追想五断章」/米澤穂信

死んだ父親の5つの短編を探す女性の依頼を受けてしまった主人公。
その短編が、過去の忌まわしい事件の真実へと繋がっていく。

こんな方法のミステリもあったか!と思った。
種明かしの部分になってしまうのであまり書けないが、
それぞれのストーリーと結末のつながりについては、
きっとそういうことなんだろうと、結構頭のほうで思いついたが、
まさかそういう結末へ繋がるとは思わなかった。

うーん、古典部シリーズでは見えなかった米澤穂信の本領が、
この作品や、こないだ読んだ「折れた竜骨」では発揮されているように思えます。

面白かったです。

キャッツ!

今日は両親と「キャッツ」を見てきました。親孝行。
横浜に立てられた掘っ立て小屋みたいなところでやってました。
それにしても、みなとみらい地区は綺麗だなあー。

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●キャッツの会場

それはさておき、今回は驚いた。
舞台がすごい!
これは専用劇場がなかったらできないわけだ!と妙に納得した。

内部は写真撮影禁止だったから写真はないけど、
一度は見に行って、確認ほしいと思うほど。
細部までこだわった、作りこまれた舞台です。

内容は街に生きる猫たちの生き様を紹介していくという、
ちょっとメルヘンな世界で僕には理解できなかったですけど、
とにかくダンスや歌を楽しく見れればいいのかなあ。

やっぱり劇団四季、すげーな!!

ほこ×たて

1月からやっている「ほこ×たて」という番組が、熱くてたまらない。

「かならずくっつける」接着剤、と「超強力」磁石の反発しあう力
どちらが勝つのか、というのを実際に実験してしまうという番組。

タイトルこそ故事成語「矛盾」からきているが、その内容は、
接着剤側は、メーカーの維持をかけてどんなものでもくっつける強力な接着剤を開発することが目標であり、
磁石メーカーは、その成分の配合や製法から最強の磁力を実現させることが目標であり、
相反する目標を持つ二つの企業対決といってもよい。

科学者を熱くする番組で、本当に興味深く見ている。
これはいい番組だなあ。

ビューカードのSuica

解約したいクレジットカード(ビューカード)があるんだけど、Suicaがチャージされてるんよね。
こういうとき、解約すると中に入っているSuicaのお金はどうなるんだろう。
使い切れといわれても、すぐには使い切れないし。

これって払い戻しとかできないのかな。

鳩ノ巣原理

今日7階まで昇るエレベータに乗りました。
僕は3階で降りたんですが、その時に
「4〜7階のすべてのボタンが押されており」、かつ「引き続き乗っている乗客は5人」でした。

このとき、かならずどこかの階で2人以上降りることになります。

というのが鳩ノ巣原理。数学の勉強でした。

阪大英語

今年の阪大英語の英作文がなかなかいい問題だったのでご紹介。
でもこれ、日本人じゃないと解けないんじゃないの?(笑

日本語には「もったいない」という言葉があります。
この言葉がどのような使われ方をするのか外国人に理解してもらいたいときに、あなたはどのように説明しますか。
70語程度の英文で書きなさい。[2011阪大英語]