「海の底」/有川浩

 有川前期3部作の1つ。海に現れた生物と、潜水艦に閉じ込められた子供たちの話。
 怪物が現れる展開などは空の中と同じなのですが、子供たちの描写が上手。問題を抱える子供がいたり、小さなことを大問題にしてしまうワルガキがいたりと、お決まりの展開。あとはラブストーリーも絶妙。
 悪く言えば毎回同じような展開なのですが、そこが有川作品のよいところ。絶対に期待を裏切らない、安心して読める!
 文庫にしてもかなりの分厚さですが、さくさく読める作品です。

「厭世フレーバー」/三羽省吾

 一家の主が失踪し、残された家族5人。
 それぞれが他人のせいにしたり、世の中に文句を言ったりしつつ、1人で生きていこうとしていたりするんだけど、第3章というか、3人目ぐらいの話が始まったあたりから、話が収束していく。

 つまり、一見ばらばらな家族だけれども、そのばらばらの中に共通項があり未来を見出すことができるような不思議な作品。絶妙な作品だと思いました。

忘れ物

 夏休みに大阪に行ったときに、ホテルに泊まったのですが、そのホテルに服を忘れてきていることに今日気付きました。あれ、そういえばあの服はどこだろう、みたいな。そもそもホテルに忘れてきたかどうかの記憶もないぐらいで。
 で、ダメ元でホテルに電話したら、まだ置いてあった! すげえな、所有者自体が1ヶ月も忘れてた服を、大事に残しておいてくれるなんて。

仕事

 9月になってもあまり仕事は楽になりません。しかしまあ残業規制が40時間ということなので、残業時間と仕事との戦い。どっちが勝つか。とりあえず節約で。

ジャズ

 4月に続き、友人とミッシェル・カミロの演奏を聴きに東京ミッドタウンまでいってきました。

 12時集合とかいってたくせに、友人がみんな遅れてくるという有様。社会人なんだから頼むよ!
 とりあえず集合して、ご飯を食べて、ミッドタウンをうろちょろ見学。ウインドウショッピングというのもおこがましい感じです。だって高すぎるし(汗

 演奏はすごいんだけど、僕にはあんまり分からないので素通りというか素聞き。帰りはそそくさと帰宅。あしたからまた仕事頑張らなくちゃー。