「サクリファイス」/近藤史恵

 sacrifice-犠牲。高校英語で覚えた単語だけど、このタイトルから自転車競技は思いつかなかったなあ。自転車競技の奥深さを知った作品。

 最近のミステリブームで、この小説はミステリ的な紹介をされることもあるが、決してそういうものではないと思う。普通の小説としてみたほうがよい。

 主人公が独特な考え方をもっている。人一倍気を遣って、他人のために犠牲になることの方が楽だという生き方。物語としてそのような人物が出てくると、「なんて頼りないんだろう」と思ってしまうだろうが、逆に言うとドキっとした人も多いんじゃないかなぁ。

 しかし、そのような性格も、自転車競技の“アシスト”として活躍する力にはなる。自転車ではアシストという仕事があるらしい。チームとしてエースをサポートするのがアシストの役目。自分が主役になるわけではない、縁の下の力持ちとしての仕事だ。そのポジションとして主人公は成功するわけだ。

 なんだろう。ちょっとこの小説を読んでヤキモキしてしまう自分がいたりする。もっと自分の思うまま生きていくことだっていいんじゃないか、とか思ってしまう。だけど、この主人公にはこのような生き方が向いていて、そういう生き方をも肯定するんじゃないかなぁ。

 一歩引いて全体を見渡す、ということも重要だし、そのおかげでこの物語の中核をなす部分は解決するんだけど。でも、最後までこの性格に対する不満がくすぶり続けた。

 結局何が伝えたい物語なんだっけ(汗

4週連続

 はい、休出でした。もはや書く内容も思いつきませんがな。いい加減毎週毎週休みがないと、疲れが溜まる一方です。どこかで疲れを抜く必要がありますなぁ。

 最近は飲み会のあと休出、みたいなパターンが増えてきていてこれは結構カラダにくる。次の日やっぱり1日もたないもんね。
 今日も6時間ぐらい作業をして帰ってきた。疲れもピーク。そろそろ休みがほしいから、来週は休出しない方向で。

同期飲み

 会社の同期で飲む、という話はよくある話ですが、実は一番小さなくくりであるところの“同期のうちの同部門”8人で飲む飲み会がありました。なんと半年以上経って今日が初めて(1人抜けて、すで7人だけど)だったんです。
 そう、先日日記にも書いた、O君の送別会という名目の飲み会。こういうことがないと集まらない悲しい同期(汗

 みんな忙しい中集まってくれて本当に感謝。初めて8人で飲んだけど、本当にいい飲み会だった。ここから1人欠けるだけで雰囲気が変わるんだろうなぁ。誰一人欠けちゃいけない、そういう関係って僕は大好きなんだ。

 本当にたわいもないことを延々と。あっという間に終電の時間がきてお開きになってしまいました。ああ、本当に愛おしい人たちに出会えて、僕は幸せです。

英語

 そういえば、英語の勉強が捗っていない今日この頃ですが、社内のTOEIC試験は来月の19日ですよ。

 英語の勉強のためにはCDを聞く必要があるのですが、家にはCDコンポがありません! そんなわけで、CDを聞くためにはパソコンで聞くしかないです。
 とはいえ、WMPだと好きなところに簡単に巻き戻せるので便利は便利なのですが、PCをつけないと勉強できないのはちょっとネックです。PCつけてたら他のことしちゃうしね。

 そんな中、このまえニコニコ動画をウロウロしてたら、NHKの「徹底トレーニング英会話」がアップされているのを発見した。毎日分あるみたいで、これをアップしている人は神だ!
 そんなわけで、さっそく本屋でテキストを買ってきましたよ。ついでに2月分も。いつも3日坊主ぐらいで終わっている英語なので、今回はもうちょっと頑張ります。

急展開

 定時上がりの水曜日は、そのあとに本屋に行ったり買い物したり、自分の時間を作ったりできるので、何かと重宝しています。時間のありがたみをかみ締めるひと時です。その割には疲れて早く寝ちゃうことも多いけど。

 駅ビルの1F部分が新しくなっていて、さっそく覗いてきました。セブンイレブンが併設で出来ていたり、スイーツのお店やお惣菜のお店があったり、スーパーも新しくなって、全体的に明るい雰囲気が漂っていました。なんか、デパ地下みたい!
 リニューアルオープン直後ということもあってか、かなりの賑わいでした。何も買わなかったけど、これから少しずつ探索していこうと思います。

 そんなこんなで歩いていたら、偶然にも友人と遭遇。どうやらこれから飲みにいくらしい。僕は直接知らない人なんだけど、たまたま遠くから来た友人と久しぶりの再開、みたいなところだったみたいなんだけど、同じ同期だし人数少ないし来てもいいよと誘われたので乗っかって飲みに行くことに。

 そしたら、一度だけ会ったことのある人でした。某出張で会ってました。

 4人での飲みだったんだけど、いやーこれぐらいの人数が一番楽しいのかも。本当に楽しい時間を過ごせて、なんか最近の疲れをちょっと忘れられました。一番のストレス発散だね。

 遠くから来ていて帰るのも大変なのに、22時ごろまで飲んでました。18時からだからかれこれ4時間? 本当に楽しい時間をありがとう。あと2日、頑張れそうだわ~。

今日のテンションも△

 今日のテンションも△。いや、ちょっとだけプラスぐらいかな。もう完全に精神的に参ってる感じの書き出してすみません。
 相変わらずデータは出ないし、こうやって耐える毎日がいつまで続くんだろう? あ、25日か。

 まだ3週間あります。どんなデータを取ればいいのか、なにを主張すればいいのかよく分からなくなってきてるし、そのうち発表練習とかで凹まされたりするんだろうなぁ。
 とりあえず時が過ぎれば終わるってことで、そこまで細々と生きていきましょーう。

今日のテンションは△

 それほどいい1日ではなかったけど、悪いこともなかったのでトントン。なんだろ、この日記は(汗

 最近ものすごく忙しい&疲れているせいで、僕の中のあらゆる作業がストップしています。数学とか英語の勉強、買い物にいったり掃除洗濯といった家事の時間。挙句の果てにはテレビを見る時間や睡眠時間まで削られているような感じです。
 そんなわけで、当然のごとくこの日記の更新もものすごく遅れています。ちなみに、3/3現在ではこの日記は2月中旬で止まっています。

 そんな感じなんですけど、PCのデスクトップ上にあるメモ帳に、毎日のネタを少しだけメモってたりするので、気長に待っていてもらえるとうれしいです。たぶん3月下旬ぐらいになれば、また今までの活動が再開できるはずなので。次の忙しいピークが秋ごろ来そうだけど。

「図書館戦争」/有川浩

 「阪急電車」がよかったので早速同じ有川先生の代表作であるこの「図書館戦争」シリーズを読み始めました。

 もともとライトノベル作家だった(というのは初めの1作だけかもしれないのだけれど)ということもあって、雰囲気はライトノベル路線。こういう作品が本屋大賞にノミネートされていたり、ブランチのような番組で紹介されるのを見ていると、ライトノベルと一般の小説の境目っていうのはかなり曖昧なもののように思えてくるけどね。そりゃあスレイヤーズはちょっと違うにしても。

 というわけで、阪急電車からしてみればかなり空想の世界の話なんだけど、設定どうこうよりも登場人物の人間くささがとっても心地いい。有川作品のいいところは、感情の細かい描写だと僕は思ってます。僕はこの雰囲気が大好きです。

 4月からテレビアニメ化されるらしくて、まぁ夜中じゃ見られないだろうけど、一足お先に読んでいこうと思います。

時間の作り方

 3週連続の休出。そろそろ休出に慣れて来ましたなぁ。というか、慣れたくないけど。

 9時半ぐらいに起きて、王様のブランチ見ながら、シャワー浴びたり朝ごはんをちゃんと食べたりして、12時から仕事。3時間ぐらいマイナスでいいから、毎朝これぐらい朝に余裕があるといいのに。6時半起きで9時スタートかぁ。

 18時に仕事を切り上げて、買い物して帰宅。あとはテレビを見ているだけ。最近土曜日の過ごし方がほとんど決まっているような気がします。

 最近ひたすら「時間は作るものだ」といい続けているような気がします。それは正論だと思っているし、自分もそうすべきなんだけど、肝心の作り方がわかりません。誰か教えてくれないかなぁ?