「地下鉄に乗って」/浅田次郎

 いやぁ、ミーハーですみません。映画化された「地下鉄に乗って」を読んだのでメモ。

 昔に戻ってしまうファンタジー。知らなかった事実を知ることによって、人の気持ちはこんなにも変わるものなのか。去年流行った「流星ワゴン」に似た感じがしたのは僕だけだったかなぁ。
 流星ワゴンは暗い話題を明るく変えるマジックに成功していたと思うけど、この作品はあまり明るくならない。最後はかなり切ない終わり方だと思う。僕はもっと明るい話の方が好き、かな。