阪急の車内にあった日能研の広告。中学入試です。
ここに金属でできた球と棒がある。どちらも表面はペンキで塗られて電気が通らない(電気が通るかどうか確かめられない)。どちらも金属でできているのだが、先生が言うには同じ金属ではないという。どうすればこのことを確かめられるか考えよ。
という問題。
さてまず解答ですが、これはなかなかいい問題で、反転にするまでもないとは思いますが、一応反転↓
重さと、(水に沈めて)体積をはかり、そこから密度を求める。密度が違えば金属も異なる。
いい問題ですね、小学生にこの答えを求めるのは大変かもしれませんが、科学的考察をするにはよい問題です。
ところで、小学生には「異なる金属なら必ず密度が違う」という事実は自明のことなのでしょうか?
高校生にもなれば、周期表と原子番号、質量数などを学習するので明らかであるのですが、小学生ではどうなのでしょう?
まぁそれはともかく、問題はいい問題だと思いました。