「ゲームの名は誘拐」/東野圭吾

 今日は「ゲームの名は誘拐」を一気に読み切りました。

 映画よりもさっぱり、あっさりめのエンディングを迎えて、ある意味「綺麗な」終わり方だなぁと。なるほど、という感じ。ただ、映画のような理不尽な終わり方の方が東野圭吾らしいといえばらしいのかもしれない。
 設定が複雑なため、動機とかが非常に薄い。「放課後」より薄い。後半のスリリング感もなんとなく弱い。パンチ力に欠けるといったところ。
 どうしても映画を見ているからそっちと比較してしまうのだけれど、映画はもうちょっとうまく練られているため、そっちを知っているといろいろ深読みして読むことができて、それがよいのか悪いのか。
 本もいいけど、今作品に限るとアクション要素があるので、映画の方が躍動感があって好みかも。エンディングはどちらも微妙、足して2で割った折衷案あたりがいい。

「放課後」/東野圭吾

 「放課後」を読了しました。東野圭吾にはじめて挑戦してみた。

 デビュー作で、賞を取ったというから、どんな作品かと思えば学園もの。さらにトリックもそれほど複雑ではなく、今から思えば「こんな作品でよく…」と思ってしまいそうだが、これによって東野圭吾が発掘されたのかと思うと、審査員の目は間違っていなかったとも思える。

 学園ものとはいえ、よくあるパターンではないのは面白い。しかし、審査員の誰かが書いていた「最後のくだりは不必要」という酷評にはうなずける気もするが、反面、あれが東野圭吾的オチであることは現在なら誰もが分かることであろう。ただし、現在ではもっと伏線がきちんと張ってあるのに対し、この作品ではその伏線がないため、突拍子もない感じになっているが。

今日は写真はないですが

 そういえば、昨日は心斎橋は道頓堀近くにある道頓堀極楽商店街に行ってきました。
 人がたくさんいて大変だったんですが、かなり楽しかったです。いろいろあるんだけど、そのうちで超気に入ってしまったお店があったのでご報告。

 5階入り口すぐにある「松治朗の舗」というアイス屋さん。ここの最中アイスがめっちゃくちゃ美味しいです。甘いけどさっぱり。ゴマ味とかいう健康によさそうなやつを頼んだんですが、これがまたウマいんだ。
 1つ400円ちょいとちょっと高めですが、もし道頓堀極楽商店街に行った際には、ぜひ食べてみてください。オススメ。

容疑者室井慎二

 真下正義に引き続き、室井慎二見てきました。

 個人的には微妙。田中麗奈の演技とかは久々&斬新でしたが、最終的な感想としてあんまり面白くない。犯人の動機も適当だし、劇中でも誰かが「なんでこんなことに振り回されなきゃいけないんだ」とか言っていたのですが、それと全く同じ感想を見る側も感じたのではないだろうか。「なんでこんなことを映画にしなくちゃならないのか?」

 まぁそういう批判的な感想もありますが、肯定的にはやはり柳葉俊郎さんの演技は素晴らしいし、勇気とか信念とかという、このストーリーで非常に重要なテーマがしっかりと伝えられていたとは思います。

 レイトショー金額でちょうどよかった(爆

twenty fourをやっと見終えた。

 帰省したときに見始めた24でしたが、ようやく見終わりました!

 一日4時間分ぐらいずつ見始めて、今日終わりました。実はシーズン2を見てしまっているので、若干ネタバレしつつ見てる訳なんですが、最後を見ていいドラマだったと再確認。
 途中、何度も「これはちょっと」と思うような流れもありましたが、全体を通してすごいいい出来だったと。
 DVDのオマケ映像をみたり。もう一つのエンディングは、いいんだけどパンチに弱い。24という作品を考えると、本編のエンディングが素晴らしい。
 インタビューも聞き応えがあった。なぜか無性に英語が聞き取れるようになりたいと思ったのですが、この前のTOEICがヤバヤバ525点(過去最低)だったので、これは本腰を入れねばと思ったのでした。

Podcasting

 なんか最近はPodcastingが流行ってるそうです。
 え、Podcastingって何? という方も沢山いらっしゃると思います。実際、Yahoo!の新語辞典にも8月23日に掲載されたばっかりという、新しい言葉です。

 簡単にいうと、iPodに好きなmp3データを入れて聞いちゃおう、特にネットラジオなんかをということです。
 主に最新ニュースとか。朝取り込んで、会社への通勤電車の中で聞く、みたいな。

 というか、iPodでmp3が持ち運べる=ネットラジオが持ち運べる、という発想は、当然iPodが発売された当初からあったんですが、それがここまで広がるとは予想もしませんでした。しかしそのような環境が広まった今、僕もその流れに乗らない手はありません。
 ということで、ついに始めちゃいました、「えとせとら。BB-POD」
 ある意味、ブログスタートですよね。普通にブログ+Podcastingっていうのも考えたんですが、どうやら日本ではまだそのようなサービスが整っていないようなので、とりあえずpodcasting.jpさんのサービスを利用することにしました。
 番組は、土曜日に生放送している番組のうち、インディーズ楽曲を紹介するArtist in the spotlightのコーナーのみを切り抜いて放送中。もしよかったら、遊びに行ってくださいな。

天橋立

 昨日に引き続いて京都観光なのですが、今日は京都の北は北、天橋立までやってきちゃいました。

 そもそも地理やら歴史、文化などにはメッポウ疎い私ですが、天橋立が日本三景の一つであるということぐらいは知っています。
 ──あ、そこ。あと2つがどことかいう質問しないッ!!

 で、当然天橋立を自転車で……という時間もなかったのでちょっくら船に乗って天橋立を一望できるスポットへ移動。

 そうそう、天橋立を見るときは、股の下からのぞき込むことが有名だそうです(知らなかった……)。
 というのも、

天橋立とは、湾に橋がかかった様に伸びた砂の上に松の並木が出来た所で、逆さに見ると天に橋がかかったように見えることからその名が付いたと言われています。

 という言い伝え。え~、なんだよそれ~!

 まぁ、物は試し。意外と見えるかも知れません。実際に見てみました。

 …………

 ──ワカリマセン(゜ε゜;)

 ああ、なんかブログっぽい書き方しちゃってごめんなさい。でも、どう頑張って股からのぞき込んでも、想像力のない理系人間の自分には、天に架ける橋には見えませんでした!!

 昔の人は相当暇だったのだろうか(と昔を批判するわけではないけど)、草むらとかでゴロゴロしてたら、偶然逆向きに目に入った松の木が天に架ける橋に見えた、とかですかね。なんてロマンチックなんだベイベー。

 ということで、天橋立という名前の由来自体は分かっても、どうしてそんな名前を付けたのかその意図はよく分かりませんでしたが、天橋立見学終了。

 夜は旅館にとまって、一休み。なんか美味しいご飯でした。いい夏休みだ。

京都うろうろ

 今日から夏の旅。ってか家族で旅行って何年ぶり?
 この歳になって家族旅行なんていうのは笑えちゃいますが、おそらく10年ぶりぐらいだと思います。

 旅行といっても、京都周遊、もっというと父親の単身赴任先へいくという、なんというか、旅行と言い難いような旅行なのですが。
 今日は夜まで京都観光、そして夜は大文字焼き。そのあと舞鶴まで。

 ──なんて、いう楽しい雰囲気だったのですが、京都に着く前にラジオのスイッチ入れたら、いきなり地震の情報が。え、仙台?
 親の実家があるので、親がいきなり不安に。ケータイで情報を収集して、震度6とか見かけてびっくり、うわ、強いやん。

 でも、そんなに被害がなかったようなのでよかった。

 気を取り直して、まずは金閣寺。そのあと、その辺をうろうろしたりして。石庭がそこそことってもきれいだった竜安寺、そして五重塔がある仁和寺
 とかしてたら、時間がなくなって、せっかくだから鴨川周辺をうろちょろ。先斗町ってここにあるのね、っていうか先斗町って漢字読めませんから! 残念!!

 そして夜は大文字焼き。京都の山々が萌え燃えたぎる!結構楽しい一日を過ごせました。親に感謝。

実家で24!

 「twenty four」がアツいのは周知の事実と思いますが、シーズン1は冒頭2話だけ見て、そのあと見てなかったんですよ。深夜の地上波はキツイ。

 そこで、実家でだらだらしているのも暇ということで、レンタルショップに行って24を借りてきました。DVD5巻で1000円フェアをやっていたので、一気に5巻。
 とりあえず夜に2話だけ見ました。自分はすでに見ていた部分なので、目的は家族を巻き込むこと!

 ということで父親を巻き込み。いえい。

 24面白いねぇ、早く続きがみたい!

眞鍋かをりドラマ

 夜に関西テレビを見ていたら、眞鍋かをり主演のドラマ「moon」をやると宣伝していた。
 宣伝文句が「DVD化未定!」「再放送未定!」という画期的な戦略にまんまと引っかかって見てしまった。
 (ちなみに、どうやら関西テレビローカルだったみたいですね。)

 ドラマの内容は……ええ、まぁ別に適当でいいんですけど、このドラマ、ドラマの中にCMが混ざり込むという新しい手法を取り入れた実験的ドラマに仕上がってました。
 いきなり車のシーンで車のCMし出すし、ローソンに買い出しにいくシーンでからあげ君のCMしてるし。それがちょっと違和感もあり、面白くもあり。
 ちなみに、博報堂が一枚噛んでました。さすが博報堂。