こうも複雑なストーリーになっていくとは思いもよらなかった。
はじめは単純な誘拐事件。
しかし、物語が進むにつれて徐々に明かされる裏の真実。
その辺りが非常に巧妙に描かれていて脱帽。
ミステリなので中身はなかなか書けないけれど、面白い作品です!
こうも複雑なストーリーになっていくとは思いもよらなかった。
はじめは単純な誘拐事件。
しかし、物語が進むにつれて徐々に明かされる裏の真実。
その辺りが非常に巧妙に描かれていて脱帽。
ミステリなので中身はなかなか書けないけれど、面白い作品です!
初めて読む作者。ジャケ読みです。
近未来、今より科学技術が発達した世界で起こる、SFのようなライトノベルのような不思議な物語たち。
しかし科学技術が発達して面白い機械やロボットが登場する世界ですが、
決してロボットがすごいんだぞ、と押し付けるようなものではなくて、
むしろ、そんな世の中でも“人”が考えることはあまり変わってなくて、
ただただ恋愛とか他人の姿とか、そういうものが物語の中心です。
そこがとても心地よい。
どれもストーリーを書くとネタばれになりそうなので書きませんが、
すんなりと自分自身に入ってくるようなストーリーのものばかりで、
気張ることなく自然に読めました。
「ジョーカー・ゲーム」の続編。
引き続き日本のスパイ機関に属する男たちの話。
短編で綴られる各国のスパイとの秘密裏の戦いは、
どれも裏の裏や、裏の裏の裏をかくような手段が用いられ、
読み終わるたびになるほどなあ、と思ったりする。
前回のもそうだったんだけど、短編集の割に、のめりこんで読めてしまう作品です。
ああ、2人の高校生活も終わってしまったか、という気持ちで読み始めたエイティーン。
しかし、読んだあとの感想は、「2人の道はこれから、まだまだ続くんだ」というポジティブな感想。
高校生活でいろいろなことを経験した2人だったけど、
芯の部分は変わらず、どんどん成長していっている。
やっぱり青春はいいなあ。
サイドストーリー的なものが含まれていて、
うち2つの恋の話は切なく、田原とのいさかいの部分はいろいろ考えさせられる。
守破離という言葉も勉強になりました。
とはいえ、本編が薄っぺらく感じてしまって、せっかくの3年生がもったいない気もちょっとしました。
サイドストーリーは別に短編集として出してもよいから、
エイティーンの2人をもっと読みたかったような気がします。
映画化も決定で、ぜひ見に行きたいです。
そういえば笑点の面白さが分かったのはつい最近、10年前ぐらいで、
そのときに円楽師匠の上手な司会ぶりに惚れました。
歌丸さんが司会になったときには、「やっぱり違う番組になったなあ」と思ったし。
そんな円楽師匠の訃報に、けっこう残念な気分になっている自分がいました。ご冥福をお祈りいたします。
最近ついに楽天ユーザーになってしまいました。
本当は10円ケチる人生はやめたいものですが(汗
本を頼んでみた。送料無料キャンペーン中なので気軽に頼めます。
森見氏の作品の読み方を覚えてきたので、この作品も楽しく読めました。
ふとはじまった文通が、何人かの友人を巻き込んでいき、最後に全員がだまされる、という、
広くも狭くも感じられる、絶妙な妄想の世界観を表現していると思います。傑作です。
「うわあ、めずらしい」というのが読んでいる途中あたりからの感想。
まさか東野圭吾がこんなSFを書くとは思わなかった。
突然消えてしまった人間。荒れ狂う東京を残された10人ちょっとで生き延びられるのか。
という感じの物語。漂流教室みたいな。
途中では、「生き延びるために必要なのは犠牲を最小限にすることなのか?」だとか、「福祉というのは制度じゃなくて人間そのものなんだ」だとか、
それなりに一般受けしそうな印象深い言葉は織り込まれているけど、大前提があまり東野圭吾っぽくないからなあ。
途中でこの現象が明らかになる。
しかし、そこの説明も東野圭吾にしてはかなり曖昧で、物語的に事を成り立てるための苦しい説明のように見えてしょうがない。
特に重要なミステリ的要素もなく、ちょっと期待はずれな作品でした。
うわー、なんて幸せな話なんだろうか。とりあえず一言で感想を言うと、「おいしいごはんが食べたい!!」(汗
主人公の視点は女性なので、それに「いいなあ」とか「うらやましい」とか書くのはおかしな話なのですが、
そういうのを無視して書くと、やっぱり「いいなあ」と思いながらニヤニヤしてしまう。
本当に生活が楽しそう、充実しているんだなあ、という幸せ感が読んでいるだけで伝わってくるこの有川節には敵いません。
読み終わったあとにキュンキュンさせられてしまう。
読み終わってから帯をみて気付いたけど、草食系男子というのはこういうことを指すのですね、お見事。
野暮用で来週名古屋に行くんですが、朝はあまり急がないので、久々に高速バスを使おうかと思ってます。
昼便だし4列シートでもいいや!
最安かどうかは分かりませんが、名鉄バスが片道3,500円というセールをやっていたので、これに決定!
朝早くに新宿に行かなきゃいけないがちょっと難点ですが、これで交通費を浮かせます。