ああ、2人の高校生活も終わってしまったか、という気持ちで読み始めたエイティーン。
しかし、読んだあとの感想は、「2人の道はこれから、まだまだ続くんだ」というポジティブな感想。
高校生活でいろいろなことを経験した2人だったけど、
芯の部分は変わらず、どんどん成長していっている。
やっぱり青春はいいなあ。
サイドストーリー的なものが含まれていて、
うち2つの恋の話は切なく、田原とのいさかいの部分はいろいろ考えさせられる。
守破離という言葉も勉強になりました。
とはいえ、本編が薄っぺらく感じてしまって、せっかくの3年生がもったいない気もちょっとしました。
サイドストーリーは別に短編集として出してもよいから、
エイティーンの2人をもっと読みたかったような気がします。
映画化も決定で、ぜひ見に行きたいです。