テレビで中国語

今日から新年度の「テレビで中国語」が新規開講ってことで、夜に見てみた。
見てみたんだけど、これ激ムズじゃない?

いきなりいろんな日本の地名を中国語で言われても、絶対覚えられないし、
そもそもピンインの発音も習ってないし、そのくせ発音練習は日本人の苦手な e だし。

そりゃあ、初めから発音練習だけだとつまんないから、
特に中国語の1回目は構成に苦労するのは想像に難くないけど、
それにしても難しいなあ、とおもった。

NHKの「テレビで○○語」で語学をマスターするのは無理があるな。

ノートの取り方

今日の「アメトーーク!」で、勉強芸人があった。

一番の衝撃だったのは、ノートの取り方の実験VTR。
実際に授業を受けながら、ノートを取って、その後のミニ試験に臨むというもので、
宇治原さんとパンサーの尾形さんが参加していた。

見ていて、宇治原さんのような取り方、は理想的だった。
あそこまででなくとも、やはりノートはできるだけ早く取り終えて、先生の話に理解することに注意する、というのがポイントなのに、
尾形さんのようにノートを頑張ってとることに集中しすぎて肝心の内容が入っていない、というのは、
そんな人いるのか、というカルチャーショックなところがあって。
でも、世の中には意外とああいう人が多いらしい。

そうだったのか。

番組でも言っていたけれど、
頑張っているのにやり方が間違っていることで勉強が嫌いになるなんて、本当に勿体無いことで、
オリラジ中田さんがいうように、早く文科省に送って、学校授業にノートの取り方という授業をいれたほうがいい。
すべての土台はここなんじゃない??笑

焼き鳥の串を外すか?

今日見た「ホンマでっか!?TV」の話。
恐らくきちんと見たのは今日が初めてなんですが、とても面白かったので書いておきます。

それが、「焼き鳥の串を外すほうがいいか外さないほうがいいか」という議論のコーナー。
議論というよりは、各学問の専門家が「○○の見地から行くと、外すほうが(外さないほうが)得」という主張をしていく、というものだった。

「串から外すというのは、食べ物をシェアしよう、楽しいことを分かち合おうという意識のある人だから、外したほうがよい」という意見を言う専門家が居るかと思えば、
「料理の満足度は見た目も含めたものである。ある研究によればインド人にカレーをナイフとフォークで食べてもらったら満足度が半減した、だから外さずそのまま食べたほうが良い」という専門家がいたり。
その情報そのものにへぇー、と思うところもあるんだけれど、それよりも僕が感心したポイントは、
この番組ってまさにディベートの見本になるやん! めっちゃ勉強になるやん!ということ。

中学生とかがディベートの練習をするときに、
このような当たり障りがなく、逆にちょっとおもしろいテーマを使えれば、一石二鳥ですよね。
学校の先生にもぜひ利用してもらいたいなと思いました。

副音声で紅白

昨日日本に一時帰国し、実家で過ごす年末。
昼に髪の毛を切りに美容院へ行き、午後は家でのんびり。

今年は始めて紅白歌合戦を副音声で聞いてみた。
歌はあまり聞こえないけれど、バナナマンを中心に面白いトークが繰り広げられていて楽しかった。
特に、乃木坂が登場したあと10分ぐらいは、NHKなのに乃木坂工事中かと思うような展開だったし、
それ以外にもいろいろなゲストが来て、ラジオのような雰囲気がとても良かった。

紅白を普通に見ていると、大体演歌のあたりで飽きちゃうんだけど、
こうやってバナナマンのトークを聞きながら見るというのも悪くなかった。
来年からは紅白を録画して、2回目見るときに副音声で見てみようかな。

ということで、良いお年を。

秋ドラマ

「逃げるは恥だが役に立つ」を見始めた。
とりあえずガッキーが可愛いから、ストーリーは陳腐で恥ずかしくても成立する。
もう最終的な結論は見えてるから、あとはそこに至るまでのドタバタ劇がどうなるか、というところだけだな。

いやあ、それにしてもかわいすぎるだろ、新垣結衣。

関ジャム

今日の関ジャムは、ヒット曲の裏に隠された秘密を、音楽プロデューサーが紹介するという企画で、
6月ぐらいにもこれの第1弾があって、とてもいい内容だったんだけど、今日の第2弾もとてもよかった!

まず、王道のメジャーコードであるハ長調と王道のマイナーコードであるイ単調を組み合わせて、
しかもドレミファソという小学生でも知っている音、
ありがとうという日本人が一番なじみのある歌詞を合体させて作られている、
いきものがかりの「ありがとう」のすごさの紹介。この紹介には度肝を抜かれた。

ジュニアさんが言っていたとおり、いきものがかりってJ-POPの王道をいくアーティストだと思い込んでいたけれど、
王道で1位になるためにはやはり緻密な計算がなされている、ということを紹介されていて、
すごいなあ、とただただ感心。

あと、蔦谷さんが、これがビートルズのHello,Say Goodbyeと関連付けて紹介していたのも印象深かった。
この曲、おそらく多少音楽が好きな人なら、後ろで何度も流れてくる「ドレミファソラシド~」というメロディラインが気になっていたはず。
だって、世の中にこんなにたくさんの曲があるのに、曲の中にドレミファソラシド~と直球ど真ん中のメロディラインが織り交ぜられていることはほとんどない。
それを、ビートルズという世界的なアーティストがやっているといったら、これはもう仕組んでやったとしか思えない。
それと同じ現象がいきものがかりの「ありがとう」でも行われている、という解説だったんだけれど、
これには脱帽でした。なるほど、説明も分かりやすい!

そのほかにもいろいろテクニックがありました。
前回も紹介されていたけど1音ずらしの不協和音テクは、僕も曲作るときにはよくやってたなあ、なんて思いながら、楽しんで見ることができました。

すごい!!

月曜日のネプリーグスペシャルを見ていたら、
桐谷健太さんが、「情にホダされる」という漢字の問題を答えていて、すっかり注目してしまった。
クイズの前に、「辞書を持ち歩いていて、知らない言葉が出てきたら必ず引くようにしている」と言っていたんだけど、
本当にその成果だと思う。

勉強って地道だけど、こうやって知らないことを一つ一つ知っていく楽しみが、
勉強の根幹なんだよなあ!!

現在完了。ふたたび。

めちゃイケのテスト企画を遅れて見たんだけど、英語の問題に間違いがあったぞ!

問題はこれ。

和訳しなさい。
My grandmother has visited Greece three years ago.

解答としては、私の祖母は3年前にギリシャを訪れました、となっていた。

中学生なら分かっていてほしいのですが、
現在完了形(have + 過去分詞)と、過去を表わす単語( yesterday , …ago など)は、一緒には使わない
というのが鉄則です。今回は、 has visited と three years ago が同時に使われていて、文章として成り立ちません。

解答のような日本語を英語に直す場合、現在完了形を使う必要はなくて、直接、
My grandmother visited Greece three years ago.
とすればよいです。

っていうことを書いてみたけど、
これ、まったく同じ間違いを、2011年の放送でもやらかしています。そのときに書いた指摘の記事がこれ。

……めちゃイケの問題製作スタッフ、成長してないな。

2016-10-11-18-45-55

やりたいことより、できること。

先週見た林修先生の出ていたテレビ番組で、
「やりたいこと」より「できること」をやったほうが成功する、という話をしていた。

僕もこれと同意見。
やりたいことをやってもお金を稼げるとは限らない、つまり生きて行けない。
それより優先すべきはお金を稼ぐことであり、稼いだお金でやりたいことをやれというのが僕の基本的な考え。

例えば、小説家になりたい、声優になりたい、野球選手になりたい、という夢を持つのは自由だが、
本当にそれが自分にできることかどうかは、きちんと見極めるべきである。
(一部の人間は確かにそれが「できること(お金を稼げるレベル)」の人もいるだろう。)

しかし、そうでもないのに夢ばかり追い掛け続けるのは、現実的ではない。
それよりは、自分の得意分野やできることを活かして生活を安定させ、
そのお金で小説を書いたり、声優の学校に通ったり、野球チームを作ったり、
お金を集められたら自費出版したり、アニメ制作会社を立ち上げたり、球団を作ったりすればいい。

という理論だったのだが、
林先生はこのことをお金ではない軸で紹介していて、それがとてもしっくりきたので紹介したい。
それは、マズローの欲求段階説を利用した説明だ。

マズローの欲求段階説によれば、自己実現の欲求というのは5段階の最高位、第5段階であると述べられている。
小説家になりたい、声優になりたい、という欲求は、それより下の欲求が満たされないと達成されない、ということである。

では、その下の第4段階の欲求とは何か。
それは「承認の欲求」、つまり他人に認められることである、とマズローは言っている。

よく
『「やりたくない仕事」をやるのは幸せにはつながらない。「やりたい仕事」をやるべきだ。』
という主張をする人がいるが、本当にやるべき仕事は「自分ができる仕事だ」と林先生は言っていた。
それはなぜなら、自分ができる仕事は、人から認めてもらうことができる。
自分がやりたくなくとも、できるのだから人に認められ、それが結局は自分の欲求を満たすこととなる、ということである。

自分ができること、を正しく見極めることが、幸せの近道。
とても明快にこのことを伝えてくれていて、とてもよかった。

林先生、やるな。