中国通信「ラクダの過労死?」

今日たまたま見つけたんだけど、
「鸣沙山骆驼“过劳死”」という記事。

中国の観光地で、国慶節中にラクダが働きすぎて過労死している、というニュース。
これ、こないだ行った敦煌の観光地のラクダのことなんだよね。

僕たちが乗ったラクダが今でも元気に活躍していることを祈るばかりです。
それにしてもはるか昔、シルクロードをも行き来したラクダが過労死するとは、恐るべし国慶節。

政治

昨日住民税のことを「やった」なんて書いたけど、今日は税金の話がニュースになってた。
1つは消費税、もう1つは住民税。
消費税が10%にというニュースと、
そしてお子さんのいらっしゃる家庭では住民税も今月から増えたらしいですね。

税金について、増えるのはしょうがないというところは認めるんだが、
その税金を正しく使ってくれるかという点について、まったく信用できない政府がいるのも事実。
マニフェストを守らない政治家にもうんざりだが、
選挙のさえ騙せてしまえば国民なんてちょろい、と思われていることに気付かず、
「今の政治がだめだから次!」みたいな考え方しかできない国民も馬鹿なのですよ。

いつもマスコミを含めて、国民は、
一時的に「××は悪だ!」みたいに言うけれど、
そんな漠然とした、一時的な文句だけを発散しているだけじゃ何の解決にもならなくて、
きちんと政治に対して興味を持った上で政治に文句を言うようになっていけば、
もっとまともになるんだろうけど。

ジャスコ

そういえば、こないだ熊野に行ってきたわけですが、
熊野や新宮、尾鷲にもジャスコってあるんですよ。
まあそれなりに寂れてはいましたが。

こういうことをいうのは何だけど、ジャスコや西友といった、全国チェーンの大型スーパーが、
こういう田舎のほうまで行き渡ってちゃんと営業されていることは、とてもすごいことだと思う。

都会にあるスーパーと比べれば絶対に利益は出ないだろうし、
むしろ潰したほうがよい、という発想さえでてきそうだ。

不採算ならカット、という発想をするのは百貨店。
都会にのみ存在して、お金を使ってくれる客に対して商売をする。
このような商売の仕方は、ものすごく理に適っている気がするけれど、
すべての企業がそういうスタンスでは、日本は成り立たない。

ジャスコのように、不採算でも、田舎でも、出店して経営を続ける、
このことで助けられている市民は実はとても多いのじゃないかなあと思うわけです。
もはや、公共事業なのではないかというほど。
これって、百貨店が売上を伸ばすより、実は大変なことなんだと思うんです。

どんな田舎でも一定クオリティのものがそろう、という安心感を与え、
逆にいうと国民から親しみというネームバリューを売りにすることができるのだろうが、
それが百貨店ほどの売上高につながるかどうかは未知数。
しかし、百貨店がなくなって困る人は少なくても、
ジャスコがなくなって困る人はたくさんいるのだよなあ、という経済の話。

事件の記録

 ちょっと書きにくい話ですが、記録として。

 ついこないだ、6月末だったか7月頭だったかに、蘇州の日本人街のカラオケ店に勤めるオネーサンが日本人に殺されるという事件があったのですよ!
 そのせいで、当時うちの会社でも出入り禁止が出てました。どうやら「日本人を刺し殺せ」的なデモ行進があったそうですよ(汗

 日本料理の店なんかもあったりして、普段なら、蘇州の中でも指折りの友好的な場所のはずなんです。そこに行けないとなったら、余所なんか歩けるわけもないですよ。

 1週間ぐらいで解禁になったみたいですけど、とんでもないことをしてくれる人もいるもんだ。

 今はすっかり普通ですけどね。

皆既日食

 皆既日食見ましたよ! 大雨でしたけど!

 当日は勤務時間が変更してました。皆既日食が終わってからの出社になるように会社が配慮したみたいです。といっても現地の人の話で、日本人は普通どおりに雨の中出社。

 仕事も始まっていないし、「そろそろやなあ」などといいながらみんなで外に。当然大雨で薄暗いままでしたが、日本でもあるような昼間の雨の感じ。
 それが、時が来ると徐々に暗くなる。1分ぐらいでさーっと暗くなったので、「これが日食か」とみんなで理解。こうなると昼間なのに夜と変わらない。電気のついた建物からもれる明かりに風情を感じる。
 ……なんてことをしているまもなく、1分程度で今度は急に明るくなる。明るくなるほうは本当に1分もなかった。終わった。

 雨の中、あっけなく終わった皆既日食だけど、すごく不思議。昔の人が、何も知らずにいきなり数分間だけ真っ暗になったら、そりゃあ驚くよなあ。僕なんか日時が分かって、さらにどうして発生するのかという原理まで知っていても興奮したんだから。

筑紫さん!!

 ご冥福をお祈りします。

 テレビで見られなくなってから、マジで安心感が減った気がした。逆に言うと、筑紫さんのコメントは安心してみていられる。
 後から書いたから、このコメントがいつ発せられたものだったのかは確かではないのだが、鳥越氏がテレビで「筑紫さんは世の中の定点みたいな人」といっていた。確かに。
 いろんな思想、立場の人がいるが、筑紫さんのコメントを基準にして、じゃあ自分の考えはここにいる、あの人の考えはあそこにある、といったように、基軸を作り上げていた方なのではないだろうか。
 そういう意味でも、大きな力を失ったと感じた。

科学的な

 理系人間らしく、たまには科学的な話を。

 ちょっと前に、電気を無駄に使うといって「夜間コンビニを営業ストップ」という案が出てたけど、それって意味あるの?っていう話。

 そもそも電気って蓄電所でもない限り溜められないものだから、発電所は常に電気を垂れ流し。夏場はたくさん使われるから、一瞬一瞬に送電する電力を増やしてるわけだ。
 現状では昼間は夜の2倍ぐらいの電力消費量らしいです。しかしそんな短期間で発電量を変えることは出来ません。しょうがなく、その時期のマックスに合わせて発電してます。

 あまっている夜間電力を効率よく使ってもらうために、いろいろなサービスをしてるわけですよ。夜間電力を安めに設定したりして。
 で、大事なのは昼間と夜間の消費電力の平準化。それなのに、理科を勉強してこなかった人たちが、「なんだかエコっぽい!」という理由だけで科学に矛盾した夜間コンビニストップを提案するわけです。
 コンビニ側がいう、渋滞によるCO2排出量の増加や、地域安全性の確保などのメリットのほうが意味があるように感じるけどね。夜間営業停止なんて、逆効果じゃない?

 大事なのは、昼間の電力を減らすこと、ということをきちんと覚えておきましょう。

ダンジョン

 Yahoo!ニュースに『「渋谷駅がダンジョンのようだ」と話題に』というニュースが掲載されていた。
 副都心線が開通したことによって、これまでも複雑だったメトロ渋谷駅の地図が、もはやダンジョンみたいになってしまったというのである。

 その渋谷駅の地図がこちら

 ……す、すごすぎる。まさにダンジョンと呼ぶに相応しい(汗
 というか、こういう無茶苦茶な地図を見せられると逆にワクワクしてしまうのが人のサダメというものである。階段やエスカレータがさらにこのワクワク感を増長させるんだよなぁ(ダメ人間

 まあ、渋谷駅の地下鉄を使うことは、なかなかない(渋谷に直接用事がある場合のみ)のですけど、今度探索を目的に行ってみようかと思ってしまいました。

 ……駅構内だけで歩き疲れそうですね、やめとこ。

地震

 朝「知っとこ!」を見ていたら部屋が揺れました。長い時間揺れていたことから「これはかなり大きな地震だな」と思っていたら、揺れが収まらないうちに第1報の速報が打たれてました。大体3分ぐらいで速報が打たれるから、震源は遠く、相当大きな地震のようです。

 知っとこ!は1つのVTRが結構長いんですが、ちょうど地震発生時はVTR中だったのでそのままVTRを終える。終えたと同時にアナウンサーの方が地震の話をしてCMに。
 いつもどおりだとその次のコーナーも長いVTRなんだけど、地震の速報を入れたためにVTRの時間がなくなってしまい、地震情報だけを伝えて終わる。

 しかし知っとこ!はMBS製作。他局が次々にその番組から直で現地の映像や現地の放送局につなぐことができているのに対して、MBSではひたすら注意点を述べるに終始。地方局だからかなぁ? こういうとき不利ね。

 ようやくTBSに繋がったのが9時15分。そして21分頃に東北放送につなぐが東北地方は緊急地震速報が出ているためにその情報に終始(20分にも強めの余震が発生していました)、結局番組内では揺れることはなく、時間ギリギリでしっとこに戻してなんとか番組終了。

 まあその後は普通に特別番組になっていったわけですけど、あわただしい朝でした。被災地のみなさん、被害にあわれた皆さん、一刻も早い復興をお祈りいたします。