「9ボーダー」

久々にドラマのこと書くなあ。

19歳、29歳、39歳の三姉妹のそれぞれの節目の歳「9ボーダー」を生きる三姉妹の生き様やら恋愛を描いた作品なんだけれども。今日放送分では、父親が現れたり、実は4人目の姉弟である弟が現れたり、という波乱万丈なストーリーでした。

これまではジェネレーションの差を見せつける内容だったのです。ふらふらした19歳、しっかりしなくちゃいけない29歳、結婚と離婚まで経験した39歳。それぞれ世界観が違うことを強調的に表現してきていました。

その3人のほかにも、実家の再建を強く反対する父親は頑固という世代であることを印象付け、17歳の弟は、悩むところはあるけれど心を開けずほっといてくれよ、というスタンス。

なるほど、9ボーダーといいながら、ジェネレーションの差を強く印象付ける脚本だなと見ていたのです。

しかしここにきて、
「こんなに年齢差があるみんなだけれど、家族というそれだけのことで、いとも簡単にそのボーダーを飛び越えてしまう」というシーンがあり、ここで大逆転。

おお、すごい、ボーダーがある世代間も、実は何かとても簡単なことでそれを飛び越えることがあるんだ、できるんだ、と気づかされるような展開。いい話でした。