「シーソーモンスター」/伊坂幸太郎

嫁姑問題から始まったのかと思ったら、
設定は諜報機関の隊員、って奥様は取り扱い注意かよって。

いくつかの小説で太古から未来までを結ばれる連作のなかの一部を読んでいるのですが、
うまいこと話が連結されていて、
もちろん諜報機関の隊員という設定が、どこまでも生きてくる作りになっているところは
さすがは伊坂幸太郎だな、と思うばかり。

いろいろな伏線が、きれいに回収されていき、楽しく読むことができる一冊でした。