さだまさし原作の小説の映画化。
映画の最後に同名のさだまさしの楽曲が流れて、
その時初めて、「風に立つライオン」というタイトルの曲があることを知った。
ケニアの病院で働くことになった日本人医師が、
孤独な中もさまざまな患者と向き合い、奮闘する作品。
成長していく様を描く、なんて生易しい言葉では表わせないほど、
過酷で死と隣り合わせの現場。
医師として人間と向き合うことの難しさと、
それをやり遂げると決めてそれに立ち向かう主人公の様子に感動した。
終わり方はちょっと、どうしようもない感じで、
もっとよい終わり方があればよかったのに、と思えてやまない。