「のだめカンタービレ 後編」

そういえば、見たのは4月なのに書き忘れていたので。

ついに完結。ついこないだアニメ版の方をみて、
あっちが漫画に忠実なら、こっちは映画用にカスタマイズされていったお話。
原作とはちょっとずつ変えられていましたが、
もともとのテレビ版を基本軸に考えるとこれはこれでよい流れだと思います。

漫画にかかれていたルイの成長や、ターニャと黒木くんの話、
そのほかもろもろは時間を考えると切り捨ててもしょうがない。
逆に日本の仲間のその後をしっかり描いたのは、
テレビ版から放置されていた部分にケリをつけるためにも必要。
そうすると、これが時間精一杯かなあと。

のだめの初舞台のところで、のだめが自分からオケを引っ張っていったり、
本番でむちゃくちゃな(いい意味で)演奏をしたり、というくだりは、
のだめの成長と変わっていない部分を表現するためにも
是非入れたほうが良かったんじゃないかなとは思うけどね。

最後の最後は、原作とはちょっとだけちがうけど、基本的には同じ。
のだめが自分の道をしっかり歩んでいくとともに、
受けてである私たちに考える余地を持たせたエンディングの作り方。
ポスターにはfin?とありましたが、なんらかの形でまた続きが見られるといいな?、と。