試験前日

明日はいよいよ試験だけど、どんなに模擬試験をやっても合格点に達する気がしない。

悩みの種は、四字熟語。
多すぎるし、普段使わないような熟語が多すぎて、暗記するには厳しい!
でも、一日だけなんとかなればいいので、今夜から明日にかけて猛勉強することにする。

漢検

実は、今月末の漢検に向けて夏くらいから勉強を始めています。
目標としている漢検2級は高校卒業程度。
準1級からはめちゃくちゃ難しくなるので、凡人にはこれぐらいがちょうどです。

会社の試験があって、そればかりの勉強はしたくないと思ったのと、
何か単純作業で知識を詰め込むという作業をしたくなったのがきっかけ。

仕事を始めると、複雑だったりよくわからない理屈で正論が通らなかったりするので、
たまには脳に単純な学習(勉強さえすれば、結果に結びつく)という経験をさせないと、
脳味噌が狂ってしまいそうです。

ま、日本人ですし、漢検ぐらい持っていてもいいでしょう?

高校生クイズ

毎年この時期は高校生クイズ。数学の問題はいつも超簡単です。

それにしても、今回の問題は、
「1万角形の対角線の本数は?」
「一口200円のロト6(43個の数字から6つを選ぶ)の全パターンを買うといくらかかる?」
というのは、桁が多ければ難しいと思ってる節があるが、
1問目は中学入試レベル(あるいは中学生レベル)、2つ目も高校入試レベル(あるいは高校生レベル)の、基本問題です。

インパクトが大事なんだろうな。

JAXAと三四郎

太陽光のエネルギーで加速というニュース。

すこしだけ噛み砕くと、IKAROS(イカロス)というセイルに付けられた太陽光発電パネルで発電して進む実験機が今、宇宙を飛んでいるんですが、
その発電の電力ではなく、太陽光を浴びただけで加速したという結果をJAXAが発表したというものです。

え、光を浴びただけで力を受けるの? 加速するの? と思う人は多いと思います。
「そもそも太陽光に、物を動かす力なんてあるの?」「ってか、どうやって動かすねん?」ってのが、普通の人の反応じゃないでしょうか。

理系なら知っていると思いますが、光はエネルギーをもっており、それを受ければちゃんと力を受けます。
ものすごく微々たる量なので感じることはできませんが、
なんと夏目漱石の「三四郎」ですでにその研究の話がちらっと出てくるぐらい昔から考えられていたものなのです。
そして今回の結果は、その力を利用して加速する研究としては、最大規模のものだといえます。

すごいなー、やっぱり宇宙は。

東工大特別入試

東工大の問題についてちょっとだけ。
今年でもう5年目ぐらいになる東工大の特別入試ですが、
今年の面白い問題は1番、難度が高いけど覚えておきたいのが4番、といった感じ。

1番は単位円に内接するn角形nをどんどん増やして書いていったときの(ただし、基点の頂点は一致させる)、すべてのn角形の共通部分の面積。
6以上を考える必要が無いことに気づくと、あとはcos72°などの値が求められればそれほど難しくはない。
ただ、数値比較と論述が難しい。どこまで書けばいいのやら。

4番は過去に東大でも出題された体積の問題。
こちらはやり方をマスターしておきたいという意味での重要問題。

下手な入試よりも勉強になることと、時間が掛かるけど面白みのある問題が出題されるのがこの東工大入試。
数学好きなら一度はチャレンジしてみてもよいのではないでしょうか。

数学テキストの続き

8月末ぐらいから数学テキストの推敲作業をしていたのですが、ようやく形になったのでさっさと出しちゃいます。
大きく流れが変わった部分もあるし、細かく気付いた範囲の誤字脱字を訂正したりしたものもあり。
あとは、2009年の入試までを確認して、少しバージョンアップさせた、といった感じかな。

ほかにも、図を書き直したというのも時間が掛かった要因です。
次のテキストを作るのは結構大変なので、気を長ーくしてお待ち下さいな。