「折れた竜骨」/米澤穂信

米澤穂信さんの「折れた竜骨」を読みました。
中世ヨーロッパを舞台にした、ミステリなんですよね。

実際に魔術や呪いや、そういった類の現象が信じられていた時代に、
「理論」立てて事件を解明するという設定が面白い。

また、世界観もしっかりしていて、
ただのメタファンタジー、あるいはメタミステリとは言わせない作品になっていて、
結末の意外性はあまりないですが、とても面白かったと思います。

放課後シリーズは、実際のところ、あんまりという感じだったんだけど、
この作品はとってもよくて、ファンタジーな世界でもOKな方には、
是非お勧めしたいミステリです。

「エデン」/近藤史恵

「サクリファイス」の続編。

前作は、自転車競技の奥深さと魅力を表現していたように感じたんだけど、
今回はフランスの大会を通じて、
主人公の葛藤が深く語られていたようにも思いました。
1作目で衝撃的に魅力を感じてしまったので、
2作目ではそこまで魅力に
改めて自転車競技は奥が深いなあと感じました。

「シアター!2」/有川浩

「シアター!2」を読了。
シアターフラッグの存続をかけた時間が進むのだが、
今回はお芝居よりも、劇団員一人ひとりにスポットが当てられて有川節が炸裂。
夢に向かって突き進む感じが、いいよねえ!

有川さんの作品が好きな皆さんにはお勧めのシリーズです。

次回作で、いよいよ完結。
それぞれの人間模様はどうなるのか、
そして300万円を返すことができるのか?
終わってしまうのは残念だけど、早く読みたいです。

古いPC

5年使ったノートPCが重過ぎるので、再インストするための作業を始めた。
で、昔のPCをサブPCとして動かし始めたのだが、さすがに10年前のPCは重すぎる(購入2001年4月)。

新しいPCを買うほうが早いという説が。

「白銀ジャック」/東野圭吾

久々の東野作品。
ワインじゃないけど、どちらかといえば軽い感じです。
最近ドラマ化や映画化されている「秘密」や「白夜行」のような濃密な作品ではないので、
読みやすくて映像が思いつきやすい、一般受けしそうな作品。

東野圭吾は、こういう緩急がうまい。
たまにはこういう手軽に読める作品もないとね。

「四十九日のレシピ」/伊吹有喜

テレビドラマ化も決定した「四十九日のレシピ」の原作。

奥さんをなくした夫とその娘。
やっぱり生きているといろんなことがあって、
すべてがうまくいかなかったり、
奥さんを大事にしてあげられなかったかも、と後悔したり。

そこに現れた一人の女の子が、家族を幸せな四十九日に導いていく。
深い話ではないけれど、
読んでいて少しだけ明るくなれる、そんなお話でした。

「シューマンの指」/奥泉光

ミステリなんだけどね、
読んでいてシューマン自身にはまってしまった。

シューマンの魅力が書かれていて、
あえてミステリにしなくても、
シューマンのすごさを書いてくれればいいのでは?とか思ってしまった。

本の感想でなくてごめんなさい(汗

フリーター、家を買う。

今日から仕事。
水曜日でノー残業デーだったのがせめてもの救い。

会議が中心で、実務はあまりなかったので今日はなんとかなったけど、
明日からちゃんと仕事ができるか不安だー(汗

早めに帰宅して、HDDに録り貯めていた「フリーター、家を買う。」をようやく一気に見た。
本当は新春スペシャルで全部見ようと思っていたのに、
すっかり身についてしまったぐうたら生活のせいで見損ねたので、今日見てました。

原作は原作でよかったけど、TVドラマ版もよかった。
成長していく誠二の様子が、本当によく描かれていたし、
恋愛やらサスペンスが多い昨今、家族をきちんと描いた作品が珍しかったのもあるのかもなあ。

主演の二宮さんがインタビューで

「家族の関係性で苦悩したり、感動したりするドラマっていうのは、僕も何回も見てるので、もうそういうのはいいかなと思って。もっと普通に…それが僕らのこの作品の中での家族の普通の装備品なので、それが大変なんだとか、それがすごいことなんだとか、それが感動的なんだとか、あんまり押し売りしないようにはしようと思ってます。

と書いているんだけど、僕もその通りだと思った。

ちょっとぐらい問題を抱えているのはどこの家族も同じ。
悲惨なところだけをクローズアップするのではなく、
普通の家族を、普通の家族として捉える、
そんなところがこのドラマのいいところだと思いました。

有川作品がこうやって高い評価を受けて、なんだか嬉しいね。

父親役、竹中直人はとてもよかった気がする。
竹中直人じゃなかったら、ただの嫌な父親になっちゃうよー。