進まないけど実験

 いやぁ、進みません実験。一昨日一段落したんだけど。昨日やってあまり進まなくて、今日もいろいろトラブルがあって1つやるのが限界。うむう、恐るべし。

 夜はHP更新。実は大幅にHPが更新されたんだけど、どこか分かる人いるかなぁ? 見た目は分かりませんが(←ヒント)。
 というわけで、一括変換するソフトをつかって一気に更新。イズミの数学も合わせると200近いファイルがあるんだなぁ。まだ書いてない記事ばっかりですが(汗

 あとメールもらいました。実は返信に困ってます。要望には応じたいですが、どのような利用をするのかイマイチ不明瞭なので。あ、でも嬉しいんですよ?

のだめカンタービレ

 今日から後期のゼミが本格的にスタート。また20時ぐらいまでゼミなんですよ(汗

 それはともかくのだめのドラマ1話の放送日。このHPを見ている人は是非check it out!してください。
 のだめの破天荒ぶりが結構表現されていて、その辺は良かった。1話を見て幻滅ってことはなかったので、これから期待したいところ。
 ところで、番組中に流れるBGMのほとんどが(全部だったかもしれないけど、聞き逃した部分とかあるから分かりませんが)クラシックだったというところは注目すべき点です。
 それもピアノ、オーケストラ、声楽のあらゆるジャンルから取られていて、入っていなかったのは雅楽ぐらいじゃなかろうかというほど。こういうのがきっかけでクラシックに興味もつ人が増えたらいいのにね。クラシックもがむしゃらに沢山聞いて、その中から好みのものを見つけるところから始まるわけだし。

「時をかける少女」

 映画版の「時をかける少女」を見てきた。この夏一押しのアニメ映画だったわけですが、見る機会が無くてこんな時期に(汗

 映画版は小説版とはまったく違う内容。タイムリープの能力を手にした少女の物語、という点だけが共通点。
 ところが、映画版は小説版に比べてより深い物語になっていた。タイムリープの能力を使うことで、さまざまなことに気付いていく。少女の成長の記録でもある。スカッとさわやかになる青春映画とはまた違う、なんともいえない気持ちにさせる映画だった。
 主人公真琴のタイムリープの能力のことを唯一知っている“魔女おばさん”は、原作でタイムリープの能力を手にした本人という設定は、原作を読んだ人だけが最後の方のシーンで分かるようになっていたが、だからこそ真琴に的確な、そして意味深い言葉をかけられたのだろうか。

 タイムリープという能力をフルに活かせるように作られた緻密なストーリーもある意味楽しめたかもしれない。生活のあらゆる場面が未来に繋がっている――そんなことを感じさせる映画だった。

 アニメだからとあなどるなかれ、なかなかよい映画でした。

実験2日目

 はい、今日も実験です。今週は4日しかないので急がないといけないのです。あとみんな実験のペースが上がってるのか、実験室を使える日が少ないので、時間はないけど急いで実験。そして取ったデータはすぐさまデータ解析へ。

 夜はDr.コトーが始まりましたね。初回からなかなか重い話でこの先が楽しみです。最近お気に入りな蒼井優も出てるし要チェックですよ?

 今回はコトーとのだめぐらいかなぁ。あ、のだめの新刊も発売や。

うたばん

 うたばん10周年スペシャルが面白かった。やっぱり歌番組の中での独自路線がいいのかも。モー娘。がでてたころはやっぱり10代向けの娯楽番組だと思ってたけど、芯の部分は違うのかも。
 SMAPととんねるずでカラオケ大会――そんな企画で10周年を祝うなんてありえないし。
 まぁ、どう考えてもこのメンバーを読んだら豊富な予算もすぐ尽きるんだろうなぁと思うけど、そこはゲストが少なくても楽しくなるような企画を考えるし、そろってるメンバーが豪華だから面白く出来る。他所では真似できない感じです。
 とはいえこの前のHEY!×3のスペシャルのようなアーティストが沢山出演する歌番組が減ったのも事実で、そういうところは残念にも思う今日この頃。
 どっちの歌番組が増えてほしいかというと、簡単には答えられないなぁ。

アンフェアSP

 アンフェアのスペシャル。普段はバイトのある火曜日だけど、今日はアンフェアのために休んだ!
 ──のではなく、たまたま休みだったんだけど、おかげで見ることができました。ありがとうバイト先。

 というわけで、本編放映時にいろいろ謎を残していた部分を解決しつつ話が進む。雪平が相棒である安藤を失った虚無感から復活するという意味でも大事な話になっているし、ギリギリになって追加されたのではと思うけど、映画への露骨な伏線もファンにとっても嬉しいところ。

 アンフェアはいろんな意味で不思議な話だった。それはTVシリーズのときもそうだったんだけど、今回もうまく繋がってるなぁと感心することの方が多かった。×マーク殺人から、XのあとはYと繋がるなんて思いもしなかったし、たまたまイニシャルYが多かったのも面白いし。
 篠原涼子の破天荒な刑事ぶりも本当に格好良くて、いろんな見所がぎゅっと詰まって面白い番組だ。

 ちなみに今回の“Lullaby”の暗号は7×6の暗号表を見た瞬間にピンと来てしまったので、逆にその後のシーンが面白かった。意図的に映し出された音楽の教科書の「この曲で使う音」とかね。

 映画版ではどこがどうつながるのか。かなり楽しみです。

「フラガール」

 映画「フラガール」を見てきた。今日は映画の日なので1,000円入場です。

 タイトルから漠然と“どたばた劇”を想像してたもんだから、中身を見てかなりびっくりした。うわ、超マヂメ……。
 すごくいい映画だった。とにかく感動した。数回泣いた。
今ではあまり考えられないけど、昔はこんなにつらい場面がきっと今よりずっと沢山あったんだろうと思うと、古き良き――とはとてもいえないかもしれないけど――時代を思い返すきっかけになった。
 当時炭鉱が財産だった町が、リゾート施設への転換をせまられるわけですが、現在も実際にそこに立派に存在するっていうのは、当時の人のパワーを感じる。炭鉱に入って仕事をしていた人が、いきなり全然違う仕事になる、だけどそれをやってのけたわけだから。新しいものへの変化を受け入れるのは大変だけど、それをやったパワー、そのパワーを生み出したフラガール達のすごさに感動させられたんだと思う。
 ストーリーも映像も、それにマッチした音楽もとてもいい。どんなに悲しくても、涙を拭いて。フラダンスのすばらしさが120%伝わるそんな映画だったと思う。

 こんなにいい映画なのにうまく伝えられなくてごめんよぅ、是非映画を見てください。感じ方は人それぞれ違うかもしれないけど、いい映画だから。

「UDON」

 UDONを見てきました。初めは「これはどうなの?」みたいな感じで始まるけど、かなりよかった。泣き所笑い所ありで、楽しく見られる映画。その上、うどんが食べたくなるというおまけ付きですから、とっても楽しめます(なんか違う気が)。

 中身は書かないようにしたいから、逆に書くことがないんだけど、本当にユースケ・サンタマリアがぴったり来ていたと思う。本人そのものみたい。
 あと、出演者が本当に豪華。映画のスパイスになっていて、誰が出ているのか探すのも楽しい感じ。

 帰りにうどんを食べて帰りたくなったんだけど、夜遅くて開いてるうどん屋が無かったのが残念。美味しいうどんを食べに讃岐に行くしかないか!

「アキハバラ@DEEP」/石田衣良

 最近何かと話題の「アキハバラ@DEEP」の小説版を読みました。文庫で500ページ越、前にも書いたけど、1冊が分厚いと、良く分からないけど何か損してる気がします。

 予想と違った。秋葉原らしくない。秋葉系はサイバー世界?で戦ってほしかった。物理的攻撃なんかしてほしくなかった。あの状況ではそれしかないんだろうけど、どうせファンタジーならサイバー世界でファンタジーな出来事をおこしてくれてもよかったのに。
 正直言って、僕は石田衣良はあまり好きじゃない。だからって本を読まずに「嫌いだ」と言うのもどうかと思うし、やっぱりIWGPとかは人気だからちゃんと読んでおこうと思う。
 だけど、これに関してはストーリーは面白いしキャラクターにも共感がもてる。裏アキハバラの描写もなんとなく雰囲気は伝わる。だけど、薄っぺらい感じがする。本当に裏アキハバラを研究し尽くしているわけでも、コンピューターに関して詳しいわけでもないのではないか、と穿った見方をしてしまう。
 「あれが石田衣良流なんだ!」と言ってしまえばそうなのかもしれないいけど、荒っぽい文章が目立つのが原因なのだろうか。良く言えば感覚的のように思う。「原子の中の素粒子の中のクォークのひとかけら」(みたいな記述があったと思うけど)とか意味わからんし。

 最終的にファンタジー色が出てしまう本作品を現実的なものの枠内で話していてもしょうがないだろう。ファンタジー作品で、秋葉原という題材を特別視せずに読めば、楽しめる作品だとは思う。けど後半のっぺりし過ぎとも思う。

「時をかける少女」/筒井康隆

 今日も特に書くことがないので、先週土曜日に読み終えた「時をかける少女」の感想。

 ってか短編だったの!? という前置きはさておいて、可もなく不可もなく普通?って感じ。というのも、メディアミックス化されているこの状態で(さらに、作者が筒井康隆ということもあって)、かなり面白いものだと勝手に期待していただけに、普通だったからがっかりしてしまったのかも。
 もともと少年少女向け(ジュブナイル)作品という位置付けだということを考えると、文章はちゃんとしているし、そのころの子供たちの心をちょっとだけくすぐるうまくまとまったストーリーだと思う。ちょっと恋愛感情の導入が急すぎるとは思うけどね。

 これだけ単純かつ面白いものだからこそ、映画化やドラマ化という他人の手によって、さらに成長する物語なのかもしれない。そう考えてみると、この「時をかける少女」の面白さは底知れないもののような気がする。