「封印再度」/森博嗣

 昨日は東京だったわけで、その行き帰りに読んでました。森博嗣の「封印再度」。例によってミステリなので書くことがありません。以上!

 今回は昔起きた事件の謎がキーポイント。まぁトリックは微妙。理系的というかそれは反則だろ的な。まぁいつも言っているとおり、森博嗣作品はトリックはあまり重要ではないので。今回なら犀川と萌絵の関係が進展するという部分の方が大きいかと。
 あと、タイトルと内容との一致度は少なくとも過去4作を超えています。毎回意味深いタイトルで、特に「すべてがFになる」は興味を引くタイトルかつ理系的?な印象を与える結末なわけですが、今回の“封印再度”あるいは“Who inside”も、なかなか上手いかなと。
 ミステリとして読むというよりは、ストーリーを楽しめばいいんじゃないかなぁ。うん。

エッシャー展

 会社の職務説明会でした。ここで得たことは口外しない誓約書を書かされます。まぁ当たり前ですが。それだけ書くんだから、よほど教えてくれるのかと思ったら、就活のときの説明会とほとんど変わらない感じでした。変わってるのはこっちが全員内定者っていうだけで(汗)。ないよりはまし、ぐらいでしょうか。

 帰りに渋谷で開かれているエッシャー展を見てきました。自発的に展覧会に行くのは初めてだったんですが、ものすごい人だかりでした。当日券を買うのに15分待ちました。中もすごい人で、閉館(あるいは、自分の新幹線の時間)を考えると全部をじっくり見ている暇はなさそうです。気になった絵を中心に1時間ぐらいかけて回ってました。とりあえずは全部見たし。
 エッシャーといえば騙し絵なんですが、その手前で同じ図形で平面を埋め尽くすという手法をとられた絵や版画が沢山ありました。特に「昼と夜」(参照リンク;トップ画像の右側です。)とかいう作品では、平面を単に図形で埋め尽くすのではなく、左右で昼と夜という時間を埋め尽くすことに成功し、それから2次元に空間や時間を表現、埋め尽くすという技に進化して、最後にありえない絵、騙し絵に突入したのだと思うとすごいと感じました。

 幾何学的にも価値があると思われるのか、数学マニアな僕と同じ空気を持ったカップルなんかが沢山いました。かわいい女の子が「これって、ここから広げていくと線対称になるんじゃない?」とか言ってるのは激萌えです。

 渋谷はとにかく人が多かったけど、いい経験でした。

肉じゃが

 部屋の片付けしたり明日のための企業研究とかしてたら、夜になってました。なんとなく肉じゃがを作ってみたくなったので作ってみました。寒い冬の夜は料理に目覚めてしまいます。

 というわけで一人暮らしを始めたときに母親からいただいた本に書いてあった肉じゃがの作り方をみながら作ってみる。簡単でした。でも味付けでちょっと失敗したらやっぱり「我が家の味」みたいなのにはなりませんでした。みりんが多すぎて無駄に甘かった(十分食べられるものでしたが)。
 煮物は味付けが難しいというのは本当で。むしろ味付けを濃くするのは簡単なんだということを改めて実感した。薄味で求める配合に近づけるのは至難の技です。

 でも、自分で作ったご飯は美味しく食べられました。ご馳走様。

「詩的私的ジャック」/森博嗣

 森博嗣の「詩的私的ジャック」。昨日実家から帰ってくる途中に読んでました。それだけでほとんど読みきってしまって最後ちょっとを読んで今日読了。

 ミステリは感想文が書きにくい! 講評や解説なら書けるかもしれないんだろうけど。ここで感動したとか、名言に線引いたりってことがないからだろうなぁ。
 今回はN大学が良く出てきた。他の私立は何処がモデルか知らないけど、星が丘ボウルとか出てくると親近感です。さらに、工学、建築といった森博嗣節が炸裂していて、多分コンクリートとか建築とか勉強している人には垂涎モノだったのではとか思ったりする。僕とは無縁の世界だからよく分からないけど。
 そんな理系的な森博嗣の作品の中には「真理」を問うような部分がよくある。例えば「夢と希望は何処が違うと思う?」ってね。真理を突くというのは、あたかも文学的なもので難解であることが多いが、実は数学や物理は非常に純粋で単純な真理であり、森博嗣の真理の突き方は文学部の人が書く文章にはない、非常に数学的なもののように思える。そういう数学的で文学的な部分を垣間見ると、森博嗣の作品がただのミステリにとどまらない理由に繋がるような気がする。
 ――ああ、ここまで書いたら残りの感想文で書くことなくなっちゃうぞ(汗

 実家からあと2冊持ってきたから、まだまだ森博嗣が続きそうです。いやー、自腹切らなくていいのは非常にうれしいなぁ。

「デスノート(後編)」

 映画版デスノート後編を見てきました。実家から帰ってきたのが遅くて、パスポートの申請(今更かよ)とかやってたらもう大学行く時間でもなかったので。

 で、映画。後編はかなり盛りだくさんです。いくら漫画の第1部だけだといっても、月が捜査本部に潜入してから解決までを2時間ちょっとで完結させるには内容が多すぎます。
 漫画とはかなり違う内容。しかし漫画や小説を映画にしたとき頻繁に見られる改悪ではなく、改善といってもよいかもしれない。ごちゃごちゃしすぎた内容をスリムにブラッシュアップされている。
 結末について書くわけにはいかないけど、この手の作品でハッピーエンドはありえないだろうし、そういうことを考えればこの結末でちょうどよかったぐらいだろう。しかし、最後に××××が××××することで終わるというのは、ちょっと単純すぎた(ルールに則ってない)気がしたので、もっとひねった結末を期待していた僕としては若干満足しきれなかった。万人に通用する、ある程度ひねった結末といえばこれぐらいだろうか。

 そういえばまだ漫画版を最後まで読んでないので、早く読まなければ。

「笑わない数学者」/森博嗣

 今更かよ!? という声も聞こえてきそうだけど、森博嗣を読んでいます。母親が数年前に購読していたもので、いつでも読めると思うと読む機会を失うものです。今回は文庫化3冊目の「笑わない数学者」です。

 三重県が出てきます。地元です。青山高原! なんてことを言っている場合ではありません。でもミステリーだから中身は書けません。ネット上で検索してみると、「トリックが簡単すぎるから面白くない」なんてことを書いてあります。確かに。細かい事はともかく、「多分そうじゃないかなぁ?」ぐらいにはトリックが分かります。でも、それだけじゃない。
 この作品には非常に細かいウラが存在する。トリックなど、どうでもいいのである。
 文庫の最後の15ページ、そこにすべての謎賭けが、著者からの挑戦が書かれている。あの老人は誰なのか。誰が誰なのか。定義と物語の中に書かれた一字一句とを比較する事から答えを導くという、非常に数学的な謎掛けを提示している。その解説は他のHPにいろいろ書かれているのでここで書く必要もあるまい。

 本書の中に出てきた「5つの自然数を選んで円状に並べたとき、その隣り合う数字を任意個数選んで、21までの自然数をすべて作る」というパズルがすぐには解けませんでした。ビリヤードは9までだと思ってた自分が馬鹿だった(汗

「夜のピクニック」/恩田陸

 実家に帰りました。その道すがら読んでいた「夜のピクニック」を読みきったので読書メモ。
 しばらく空いてしまったのはプライベートやら数学の勉強やらが忙しくて、本を読む時間をとれなかったせいです。反省してます。

 恩田陸作品も初体験だったわけですが、この文章はなんだろう。解説にもあったけど、何か特別大きなイベントが起こるわけではなく、歩行祭という行事の中で自然に発生する会話たちと、それによって少しずつ変化する気持ち。その心の描写が読んでいて心地よい。
 高校生の話なので、僕にとっては昔の気持ちを復唱しているような気持ちにもなる。そういえば忍が融に「行き急ぐ必要はない、今を大事にしたらいいんじゃないか」って言っていたっけ。高校生ぐらいのときだよなぁ、こういうことを考えるようになるのは。貴子(か誰か)が言う。「青春してる高校生なんて少ないんじゃないの?」――あれ、僕もこのセリフ言った気がする(汗
 高校生の過ごし方はいろいろで、友達にも地域にも学校にもよるけど、こういう経験をどこかでして大人になったりするのかな。大きな感動や衝撃はないけれど、ほわほわと少しずつ変化する青春もあるよね。そんな物語でした。

のだめ5話

 毎週月曜日はのだめ日記化してます。どうもイズミです。

 今日は千秋がラフマニノフを弾くというところまで。千秋もいよいよ本領発揮、です。シュトレーゼマンはいろんな意味ですごい人です。
 のだめたちSオケのラプソディ・イン・ブルーもいい感じだけどよく考えれば原曲を聞いたことがなかったような。ドラマのエンディングで掻い摘んで聞くことができるけど。

 いやあラフマニノフといえば今まで「難しい」、「スゴイ」というイメージしかなかった。確かに「難しくてスゴイ」んだけど、このごろ名曲だと思うようになった。ピアノやってたらラフマニノフとか弾けたらかっこいいんだろうなぁ(動機が不純
 まぁショパンも弾けませんですけど(汗

のだめ4話

 当初はかなり期待していなかったけど、原作に忠実に、しかもストーリーがより盛り上がるようにストーリーを並び替えたり追加したりして、僕的には大満足のドラマ「のだめカンタービレ」。今日は第4話。

 今回もかなりうまい具合にストーリーが組み合わさっていた。そしてコンマス峰の良さもアピールされるように追加シーンがちらほら。原作と比較しながらも楽しめるようになってます。
 曲が変わったのが大きいポイント。原作ではSオケは初めにベートーベンの7番をやり、それが3番「英雄」に変わるのですが、ドラマ版ではそのまま7番を演奏会でやることに。ドラマの中で補足があったとすれば「表題のない曲を選んだのは、こいつらにぴったりだからか」的なことを言っていたわけで、それはそれでうまく作り直したと思います。

 あっという間の連休が終わり、明日はいきなり本読みゼミの担当……読んでるけど全然わかんねぇよ(汗

そうだ!琵琶湖に行こう。

 友人と琵琶湖に行って来た。ただ琵琶湖を見るというドライブ。ああ、僕は運転してませんよ、ペーパーだから。
 ずっと道案内してました。ちょうど昼に京都を通りそうだから抜け道してみたり。そしたら友人の実家のすぐそばを通ってたらしい。

 湖西をいけるところまで北へ、ってことで。琵琶湖は北に行くほど綺麗になるらしい。ということで、とりあえず南の琵琶湖を見る。
 ……た、確かに汚い(汗

 北へ走る走る。安曇川らへんで休憩して運転を代わったところで車に異変。ギアが入ってなかったのか、車から煙が……
 初めて運転する車は本調子じゃなくても「いつもと違う」とか分からないし(汗
 初めは火を噴いたらどうしようとか言ってたけど、結局大丈夫そうだったので、そこから時間の許す限り北へ行って、並木道が見えたところで今日のドライブの最北端。並木道で写メールしてきたので見てみてください。

 朝まで早慶問題集作ってたから、2時間ぐらいしか寝てなかったから、帰ってきてもう寝まくりです。ふわぁ。